akubiののほほん日記

のほほんとした日常の一コマを綴っています。

術前検診 その2

2007年07月10日 11時09分40秒 | 入院するまで
6月14日

朝、すこし出血しているかな?と言う程度だったのが、
スーパーでトイレに行ったとき、「生理?」っていう感じになってきた。
受診日で良かった!と思った。

1時50分頃、婦人科外来の受付に、
「akubiです。 戻ってきました。」とお気楽に声をかけ、
中待合いへ行きかけると、受付の人が、
「akubiさん、もどってこられました。」と、電話をかけている。

??? なんだろう?
中待合いへいくと、片手の指では数えられないくらいの人が座っている。
今日は、術前検診だから・・・
えっ! これ、みんな手術を受ける人?と、驚く。
2時になり、一番に名前を呼ばれる。
ひょっとして、麻酔科の後来たときに、私の受付が済んでいたので、
私待ちだった?

診察室にいたのは、初めまして~と言う先生。
今までの検査結果を見て、やはり開業医の先生の所でやった細胞診でしか、
ガン細胞が見つからないという。

こうなると、あの「大丈夫なの?」と思った女医さんに、
「よくガン細胞を取って下さいました。」と、感謝しなくてはいけない。
だって、見つかっていなければ、そのまま放置し、手遅れになっていたかも知れないんだもん。(ま、定期的に検査するだろうから、放置と言う言葉は、あてはまらないと思うが)

akubi: 入院は・・・6月26日と言われているけど、手術まで何をするんですか?
Dr : 病棟の説明とか~ でも検査全部終わっているし、じゃあ27日にしようか? お部屋は・・・皆さんと一緒で良いよね。
akubi: はい。 
Dr : 6人部屋になります。
    (と言いながら、パソコンに向かい、食事のオーダーも入れていく。)

akubi: 今朝から出血が始まったんですが、ほったらかしていても良いですか?
Dr : それでいいですよ。

  ま、手術で子宮・卵巣を取るって決まっているから、特に治療をしないだろうと思って聞いたんだけどね。
  もし、これが生理だとしたら・・・
  11歳の夏から、はや38年 子供を産んだ1年あまりを引いた37年、
  ほとんど毎月お付き合いしていた生理も、これで最後か~
  邪魔くさいな~と思っていたけど、最後だと思うと、ちょっぴり寂しい。
  でも、大半の人が、後から閉経を意識するのと違って、最後を実感できるのは、ありがたいことなのかな。
  子どもを1人、産むことも出来たし・・・
  私の子宮・卵管・卵巣よ、 お疲れ様 そしてありがとう。

その後、廊下で看護師さんから
 「婦人科手術を受けられる方へ」というチラシをもらう。
  開腹手術に必要な物は・・・
  ・前開きの寝衣 3枚 (長いもの)
   いわゆる浴衣(作務衣)タイプのもの。
   特に術後しばらくは、病院から要求される。
   私の場合は、荷物を減らしたいので、入院中すべて病院で借りるつもりでいた。
  ・生理ナプキン 1袋 (術後使用)
  ・バスタオル 2~3枚 (ベッドに敷く)
  ・タオル 3枚 (体ふき用)
  ・腹帯(ふくたい) 3枚
    初め、腹帯(はらおび)と読んでしまった。
    ”はらおび”なら、家にあると思う反面、グルグルまかないといけないのに、術後傷とか見るのに不便と違うの?と、不思議な気持ちでいた。
    ”ふくたい”とは、木綿で出来ているのは同じ。 私が購入したのは、前に3本の紐の部分があり、ここを結んで使用しました。
  ・T字帯(いわゆる”ふんどし”) 1枚
  ・清浄綿 1箱
  ・吸い飲み(曲がるストローでも可)
  
 このうち、ここの病院の医療品売店で、腹帯、T字帯、生理ナプキン、清浄綿、吸い飲みを購入することが出来ると説明を受ける。

そして、その後、入院予約の受付で、手続をする。

入院当日必要な、
 ・入院誓約書・入院保証書(保証人が必要)
 ・病衣借用書
 ・入院費支払責任者 (生計が別の保証人が必要)
 ・確認事項 (入院名簿に載せるかなど個人情報に関すること)
 ・健康保険限度額適用認定証に関する案内
 ・入院案内パンフレット

 等の書類をもらう。

 健康保険限度額適用認定証とは・・・
 平成19年4月1日から、医療機関での窓口負担を軽減するため、70歳未満の被保険者及び被扶養者の方についても事前に加入している健康保険の保険者の認定を受けることにより、同一の月にそれぞれ一の医療機関での入院療養等を受けた場合においては、所得区分に応じ、現行の高齢受給者と同様に、窓口での一部負担金等の支払いを高額療養費の自己負担限度額までとすることが出来るようになりました。 今まで一旦立替払いをしてから申請して返還を求めていた高額療養費を、医療機関が代理請求・受領します。
 認定証を提出出来ない場合、限度額の適用を受けることは出来ません。
 退院時従来通り一旦立て替え払いをし、後日現金給付での支給(約3ヶ月後)を受けることになります。

 私の場合、ダンナの扶養家族だけど、適用できるのかな?と思い、会社に聞いてもらいましたが、何の問題もなく、認定証が交付できると言うことで、申請用紙をもらってきてくれました。

 ここに来て、やっと「私は入院するんだ」という実感を持ちました。

 




    


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麻酔科外来

2007年07月10日 10時27分14秒 | 入院するまで
6月14日

今日は、①麻酔科外来 ②採血 ③婦人科外来
と、予定が組まれている。
「最後の婦人科外来の予約時間が、午後2時からだし、
麻酔科外来は、そんなに混んでいないので、早くから来なくてもいいよ」と、
看護師さんからアドバイスを受けていたが、本当かなぁ?と信じない私。
10時に、初診受付に行く。
今回は、治療のために麻酔科を受診するのではなく、術前検診なので、
初診申込用紙は記入する必要がなく、初診受付で、麻酔科受診の用紙と質問表を診せるだけで良かった。

その後、麻酔科外来へ行く。
受付前の待合いには、人・人・人・・・
やっぱり、すいているっていうのは、間違いだよねぇ?と思ったが、
私が待つように言われたのは、別の部屋。
じゃあ、この人達は、ペインクリニックを待っている人?

血圧を測った後、待っている間、「読んでいて下さい。」と言って、
「麻酔を受けられる患者さんへ」という、パンフレットを渡される。
 ・麻酔とは何か?
 ・麻酔科医の仕事は何?
 ・麻酔の種類
 ・麻酔の流れと諸注意
 などが、Q&A形式で書かれていた。
待つ部屋でも、手術前日からの流れがドラマ形式で作成されたビデオが流されていた。
 また、「麻酔のしおりー麻酔を受けられる方とご家族のためのてびきー」(社団法人 日本麻酔科学会 発行)という冊子も置かれていて、
 ・麻酔とは・
 ・麻酔科医の役割
 ・麻酔方法の種類
 ・麻酔の流れ
 ・麻酔の合併症
 ・麻酔の危険性
 ・緊急時の医療行為について
などが、書かれてあった。

 合併症には、
  気管にチューブを入れることから、歯が欠けたり、抜けたりする。
  ノドの痛みや、かすれ声
  肺炎(誤嚥性肺炎)・・・防止のため、手術前には絶食、絶水をするので、
きちんと守れば、そんなに心配しなくても良いだろう。
  当然使用薬剤によるアレルギー反応もあるかも知れない。

  危険性を読むと、少々怖くなってくる反面、ここで初めて手術を受けるのって、大変なことなんだと、やっと実感した。

 一応麻酔科がからむことは・・・
  1手術決定
     麻酔に必要な検査
     各種の血液検査、心電図検査、レントゲン検査等

  2麻酔科術前検査(麻酔科専門医の麻酔科外来受診)
     麻酔説明書の配布
     麻酔説明
     
  3手術前日までに 麻酔科担当医の術前回診
     麻酔の説明 麻酔同意書の提出

  4手術当日の、術前処置
 
  5術後の回診

ここまで頭にたたき込んでいたら、名前を呼ばれた。

そこにいたのは、麻酔科の教授だった。
やはり、麻酔の決定とかは教授なんだろうか?

 検査結果に問題がなかったので、
 麻酔方法は、全身麻酔と硬膜外麻酔を行う。
 麻酔上の処置は、気管挿入を行う。

と説明を受けた。

そして大学病院ゆえ、
「個人情報を厳重に保護した上で、麻酔施行中に得られた情報を教育・研究へ使わせていただくことがあります。」となっているが、同意できない場合は、2本線で削除してくださいとある。 でも、大学病院へやってきて、堂々と拒否する神経って? ちょっと風変わりな性格の持ち主である私だが、大学病院での治療を受ける決心をした以上、研究材料になることは仕方がない・・・と思っている。

でも・・・これで麻酔科外来は、終わってしまった。
受診の後、産婦人科の受付に渡して下さいと言って、書類を渡された。
なんかしらないけど、渡せばいいのね・・・と、お気楽に受け取る。

産婦人科外来へ行く途中に、採血室があるので、寄っていくことにした。

そして、産婦人科が依頼の受け付けに、「麻酔科から渡すように言われた。」と言って、書類を手渡す。 
私は、それだけのことだと思っていたのだが、この時点でお昼からの外来の受付も済んでいたとは、まったく考えもしなかった。

時刻は、11時すぎ。
外来まで3時間もある。

電車で2駅離れたところにあるスーパーに行って、時間つぶしでもするか。
そう思って、会計を済ませる。
「まだ、外来ありますよね?」と聞かれたが、
3時間あるので、院外に出るので、この分だけ先に会計を済ませたいと伝え、
お金を支払った。

そして、な~んにも考えずに、1時半頃までスーパーのゲームコーナーで、遊んで時間をつぶしたのだった。



  


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第1回目 貯血

2007年07月09日 21時07分47秒 | 入院するまで
6月13日

第1回目の貯血をする日。
指定された時間に、産婦人科の外来に行き、診察券を出す。
「akubiさん、今日は?」
あれ? 予定に入っていないのかな?
貯血に来たんですけど・・・・と言うと、どこかに電話をかけている。
話、通じたかなぁ。

待合室で座っていると、白衣の男性2名が登場。
どうやら、この先生方が私の貯血に付き合ってくれるらしい。
で、場所はどこ?と思っていたら、
「さあ、行きましょうか。」と言われる。
ふ~ん、ここじゃないのね。

渡り廊下でつながっている別の棟のエレベーターに乗って5階へ。
降りて再び渡り廊下で、別の棟。
やはり広い!
着いた先は、「輸血部」という所だった。

今回医大病院へ来る31年前、1度だけこの病院へ来たことがある。
それは、大学のサークルのOBのお母様が心臓の手術を受けられるのに、
同じ血液型の血が必要だから、協力して欲しいという申し出があったからだ。
お母様は、A型。
日本人に一番多い血液型だし、今のように感染症が問題になっている時期ではない。 だから十分あるだろう・・・と思うのだが、
心臓の手術のため? 単にA型と言うだけじゃなく、もっと細かい型まで一致していることが必要だった。
サークルのA型の人間が、全員その型を調べるために、この病院へ来ることになった、と言うわけ。
その時は、なんか蛍光灯はついているんだけど、うすぐら~い廊下を歩いた、と言う記憶。
今までこの病院に来ても、同じ景色に出会っていない。
でも、今いる場所は、輸血部なので、ここだったんだろうか?と、思い出に浸る私。

そんな思いを知るはずもない先生方、「どうぞこちらへ・・・」と、部屋の中に案内する。
どうやら、ここで血を採るらしい。
でも、献血と一緒だよね~と、お気楽に考える私。

ところで、2人いる先生方、1人は研修医、と言うことは片割れは指導医?
指導医らしき先生は、貯血の経験があるらしく、研修医君に説明している。
この研修医君によると、小児科と産婦人科の研修は、必須らしい。
そして、それは2年になってかららしい。
でも、産婦人科の研修期間は、1ヶ月・・・
形だけのような気がする。
でも色々な科を経験できる精度も良いなぁ。
私の知識では、5~6年で病棟実習を経験しただけで、卒業後入局する診療科を決めると言うものだから・・・

輸血部の看護師さんが、「血を採っている間、ビデオをつけましょうか?」と行ってくれるが、丁重に断る。
だって、血が出ていくところを見る方が、おもしろいもん!

さて、貯血開始。
パックに色々と書き込み、患者本人が署名する。
400ml用のパックに付いている針は、結構太い針。
ま、布団針って感じ。
2年目というだけあって、針を刺すのも堂々としている。
からかえなくて残念・・・と、思っていたら、
なかなか血が出ていかない。

体はでかいのに、血管は細い・・・のかもしれない。
Dr : 血管に針があたって、出にくいのかもしれません.
akubi: それって、布団圧縮パックを使うとき、掃除機の先がパックにくっついたら、上手く空気が吸い出せないってコトと同じ?
と、質問したんだけど、男性である先生方には、私のたとえがイメージできなかったみたい。

200ml程度とれたところで、指導医らしき先生が、
「エアーが入った!」と言って、あわてて機械を止める。

エアーがはいるって、大変なこと?
素人の私には、わかんない。
ともかく幸い200mlとれたので、残りは手を変え、200mlパックを使うことになった。

200mlパックに付いている針は、素人目にもさっきのより細い。
血管に余裕があるのか、あっ!という間に終わった。
な~んだ。

気分が悪くならないか・・・10分座ったままで様子を見る。

何の問題もなかったので歩いて、産婦人科外来へ戻る。
そこでも、座って待つ。

やはり10分ほど待ったとき、看護師さんが、大丈夫でした?と聞いてきた。
「はい、400mlは、献血の経験があるから、楽勝・楽勝」と答える。

まあ、明日採血をしたら、貧血になっているか、はっきりするだろう。
ともかく、今日はほうれん草とかを食べようと!





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循環器内科 受診

2007年07月09日 12時44分46秒 | 入院するまで
6月12日
 循環器内科 受診の日。

 それに先だって、8日紹介状を書いてもらうため、かかりつけの先生の所へ行く。
 受付で、「今度入院することになったので、その期間の管理のため、循環器内科を受診したいので、紹介状を書いて欲しい。」と、産婦人科の先生からの手紙を差し出す。
 それで、す~と書いてくれるのか?と思ったら、診察室へ通された。
  Dr : 今回は大変なことで・・・
      (私が癌であることを知っているのか?知りたい様子。やはり告知はまだ一般的じゃないのかも)
  akubi:  ま、初期って聞いてますから・・・
  Dr :  (癌と聞いても良いと思ったんだろう。)
      いつ、どうしてわかったの?
akubi:  2月に婦人科の先生のところで、癌検診を受けて。
      (と、今までの成り行きを説明する。)

  Dr :  とにかく元気で帰っておいでよ。絶対にだよ。
 akubi:  ありがとうございます。
       (でも、そんなに重く言わなくても・・・・)

 今回の紹介状は、封をした状態でもらったので、何が書いてあるのかは不明。

さて、12日当日
内科は、一日仕事の覚悟で出かけた。
9時少し前、初診受付へ行く。
診療科が変わると、1からなのが不便。

その後、内科の受付へ。
受付と診察室が離れているので、案内をしてくれる。
しかし、待合いには、人・人・人・・・
空いている座席がない。
「席がないので、申し訳ないんですが、立ってお待ち下さい。」
はぁ?
私は元気なので、立って待っていられるが、ここに来る人って、病人じゃないの?
事務は事務だけやっていればいいって、もんじゃないだろ?
席がないって思ったら、パイプ椅子を用意したらいいやん!

私がこんな事を思っているとも知らず、
「予診から呼ばれますので、しばらくお待ち下さい。」と言い残し、事務の人は去っていった。

どれくらい、この状態で待つのかなぁ~、と思っていたら、
看護師さん達がパイプ椅子を運んできてくれた。
なんか違うような気がするが、ありがたく座る。

周りを見ると、結構若い子どももいる。
健康診断で、ひっかかったんだろうか?
息子だって、今は元気だけど、将来はわからないよなぁと、思いながら見ていた。

疲れてきた11時を大きく過ぎた頃、予診室じゃない部屋から呼ばれる。
予診室から呼ばれる物だと思っていたし、名字だけだったので、初めは私だと思わなかった。
でも次はフルネーム・・・
やはり、私だ。
「はい!」と、あわてて立ち上がり、診察室へ。

予想外なので、すぐに対応できない。
どうやら、診察目的がはっきりしているので、いきなり高血圧が専門の先生へ回ったようだ。(あくまでも私の想像)
色々と問診・・・
さすが~~
餅屋は餅屋!
今まで聞かれたことがないような質問も出てくる。
先日とった胸部レントゲンや、MRの画像も用意されている。
このあたりは、さすが総合病院!って感心した。

より詳しい心肺機能の術前検診と言うことで、
心エコー、負荷をつけての心電図を取ることになった。

はぁ~~~ まだ終わらないのか。

まず、心電図から。
今回は、検査着に着替えた。

前回受けた技師さんだったので、お互いに驚く。
落ち着いている状態で、まず心電図を取る。
そのあと、横に置いてある3段くらいの階段の上がり降りを、
3分間(たぶん)に36回のペースで行う。
最初のうちは、楽勝・楽勝と思っていたのだが、
同じ向きで回っていると、目が回ってきた。
「大丈夫ですか?」と聞かれるので、
目が回ってきたと答えると、「回る向きを変えたら、マシかも知れませんよ。」と言われるが、すっかり動きができあがってしまっているのを、今変えると脳が混乱すると絶対的な自信を持っている私。 黙々と同じ動きをすることにした。

終わり次第、すぐ横になって、運動直後の心電図、しばらく安静にした後の心電図を取る。
運動後、すぐに横になるのって、めちゃくちゃしんどい。
肩で息をする。
クールダウンの重要性を、こんなところで認識した。

検査着のまま、心エコー(超音波検査)をやっているコーナーへ移動。
終了後、こちらで着替えるので、着ていた服を持って移動。
たまたま、大きめのバッグだったのが幸いした。

心エコーは混んでいて、30分待ち。
それだけ、需要が多いのねぇ。
私があったのは、女性の技師さんだった。
心臓=胸のあたり、なので配慮なんだろうか?

心臓だから、上向きに寝るのかと思ったら、まず横になるように言われた。
その後、上向きになった。

終了後、着替え、画像をもらうため通路で待つ。
お昼をとっくに回っているので、お腹がすいてきた。
それに、何時終わるんだろう?
息子が帰ってくるまでに、帰られるかしら?

1時半過ぎ、画像を入れた袋を持って、循環器内科へ戻る。
待合いには、まだ人が・・・
午前の残り? 午後からの人?
診察室から声がするので、待っていると、看護師さんが顔を出したので、画像を渡す。
しばらくして呼ばれたので、中へはいる。

高血圧だが、薬で管理しているので、心臓周辺の血管には問題がない。
不整脈があるが、問題がない程度。
手術を受けるのに、何も問題がないですよと言われ、ホッとする。

念のため、血液検査を受け、入院後結果を聞きに行くことになった。

会計を済ませ、時計を見たら、2時半だった。

息子が6時間授業の日でよかった・・・










 
 

 
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腎盂・尿路造影検査

2007年07月09日 11時30分00秒 | 入院するまで
6月11日 
腎盂・尿路造影検査を受ける日。
でも、準備は前日から始まっていた。
7日の術前検診の日、持ち帰るように指示された薬を、服用しなければならない。

まず検査前日の10日は、朝食後・昼食後・夕食後・寝る前に、ガスコン(腸内のガスを除去する薬)を2錠服用する。
(薬の名前は、私が処方されたものであって、名前はメーカーによって違うと思いますが・・・)
これは、ただ飲むだけだから楽勝だった。

問題は、検査当日の朝 
6時と7時に、テレミンソフト座薬(腸の粘膜を刺激して、大腸の運動を高め、腸内で水分の吸収を抑えて、排便を起こさせる座薬)1個を肛門内に深く」挿入しなければならない。

 肛門に挿入?
 肛門って、どこにあるの?
 おしり洗浄機能が付いているトイレを使ったときに、水が当たるあたり?

 今まで、息子の肛門に座薬を挿入したことはあるが、私のために座薬を使用したことがないので、自分の肛門の位置なんて意識したことがない。

 そのうえ、6時と7時と、時間が指定されているんだもん。
 起きられなかったらどうしよう・・・と、すっかり緊張してしまって、ほとんど寝られなかった。

 6時にトイレに飛び込み、「このあたりかな?」と、思いながら座薬の先をあてがうが、入っていく様子はない。
 「お母さん、どうしたの?」と息子が聞いてくるが、説明のしようがない。
時間だけが過ぎていく。
 みんなスムーズに出来るんだろうか? 
 これが出来ないのは、私だけ?

 なんとなく入ったような気がしたので、ホッとする。

 「挿入後、約10分以上してから排便したくなったら、排便して下さい。」と、
注意書きにあるのだが、いっこうに便意が来ないのも、あり?

 7時、もう一度座薬を入れようと、トイレへ・・・
 肛門のあたりが、なんかヌルヌルしている。
 ひょっとして、お尻のお肉に挟まっていたのが、体温で溶けただけ?

 今度も自信がなかったけど、便意が来たので、まあ良しとしよう。
 
 でも、もう二度と受けたくない検査だ・・・
 と、まだ何も検査を受けていないうちから、思ってしまう。

予約された時間に間に合うように、家を出る。

造影剤を使うから、検査のたびに同意書が必要なんだよねぇ。
今回の項目は、
 ・今までに造影剤を注射して検査を受けたことがある?
 ・アレルギー体質、アレルギー性の病気にかかった経験があるか?
 ・内服薬や注射薬で具合が悪くなったことは?
 ・両親、兄弟にアレルギー疾患はいる?
 ・腎臓の働きが悪いと言われたことは?
 ・心臓病、腎臓病、肝臓病、甲状腺疾患にかかったことは?
 ・妊娠中、授乳中?

後日麻酔科を受診したとき、「内服薬や注射で不愛が悪くなったことは?」と聞かれても、今までは具合が悪くなるようなことがなかっただけで、今回使用する薬などに関しては、わからない。 この質問を受けるたびに不安になる・・・と、本音を伝えた。

 さて、検査の前に、検査着に着替える。
 
 名前を呼ばれ、台の上に横になる・・・かと思ったら、立ったままの状態。

 「今まで、こんな検査をしたことがありますか?」と、質問を受けるが、
 ないです。 バリウムを飲んで胃の検診を受けた経験もないんですよ。
 と言うしかない。

 色々な角度に台を倒し、撮影していく。

 途中、造影剤の注射。
 いつもは、看護師さんが注射だったのだが、今回は研修医?
 若いDrが、こわごわ血管を探っている。
 来た!と思ったと同時に、思わず「痛っ!」って言いそうになるのを、あわてて押さえる。 
 かぁ~と体が暑くなると同時に、口の奥の方にヨードの味を感じる。
 感じつつも、「注射が痛かったことを、言ってあげた方が良いのかなぁ?」とか、「いや、言えば次回プレッシャーを感じるかなぁ?」とか、考えていた。
 一応気を遣っているのに、横から「気分悪くないですか?」と聞いてくる。これはマニュアルなんだろうか?

 検査自体は、されるがままなので、痛くもかゆくもない。

 元の位置に戻って終了。
 やはり30~40分かかっていた。
 
 検査って、時間がかかるのねぇ。







 

 
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