akubiののほほん日記

のほほんとした日常の一コマを綴っています。

日本の風習?

2009年04月01日 21時32分19秒 | 雑記
近畿地方中部のお天気は、
私が住んでいるところでは、午前・午後・夕方と、雨が降りました。
北部では、の予報でした。
少々寒い4月の始まりでした。

昨日、お世話になった方が亡くなったので、本日弔問してきました。
そこで、出てきた言葉、「湯灌(ゆかん)」
亡くなった方の体を清めることで、昔は入浴させていた・・・と言う程度に解釈していたんですが、違うんですねぇ。
本当に、入浴するんだ!ってことを、今日初めて知りました。
いい年しているのに・・・恥ずかしい。
言い訳すると、今まで身内の死に何度か立ち会ってますが、だれも入浴なんてしていないんだもの。
義理の伯父が亡くなったときは、4歳だから立ち会っていないと思います。
祖母の死は、9歳。 納棺の時に立ち会っていて、着物を着せてもらっている記憶はあるんですが・・・
祖父の時は、お湯で体を拭いているのを見ました。
父の時は、病院でアルコールで清めてもらったのみ。
ダンナの祖母の時も、同様。

湯灌とは、キチンと言うと、「湯灌の儀」
赤ちゃんがこの世(現世)に生まれた時、産湯に入れる様に、亡くなられた方の現世での汚れを心身共に洗い清め、来世に生まれ変わる様にという願いを込められた大切な儀式だそうです。

確かにお世話になった方は、約4ヶ月お風呂に入っていない。
だから、最後にお風呂に入れてあげたい・・・そう言う気持ちもあるでしょうね。
なんか、心安らぐ風習かも知れないなと思いました。

私は他人なので、湯灌には立ち会っていないので、詳しくは解りませんが、訪問介護の入浴サービスのような車が来ていました。
湯船のようなものも運び込まれていました。
ネットで調べてみると、湯船に水を張って、お湯を足していき(逆さ水)、ご遺体に浸かってもらい、洗髪などをするそうです。
肌は露出することがないとか。
足元から、遺族がお湯を掛ける・・・やっぱり儀式ですね。

生と死・・・少し考えた一日でした。



コメント (2)
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