akubiののほほん日記

のほほんとした日常の一コマを綴っています。

腎盂・尿路造影検査

2007年07月09日 11時30分00秒 | 入院するまで
6月11日 
腎盂・尿路造影検査を受ける日。
でも、準備は前日から始まっていた。
7日の術前検診の日、持ち帰るように指示された薬を、服用しなければならない。

まず検査前日の10日は、朝食後・昼食後・夕食後・寝る前に、ガスコン(腸内のガスを除去する薬)を2錠服用する。
(薬の名前は、私が処方されたものであって、名前はメーカーによって違うと思いますが・・・)
これは、ただ飲むだけだから楽勝だった。

問題は、検査当日の朝 
6時と7時に、テレミンソフト座薬(腸の粘膜を刺激して、大腸の運動を高め、腸内で水分の吸収を抑えて、排便を起こさせる座薬)1個を肛門内に深く」挿入しなければならない。

 肛門に挿入?
 肛門って、どこにあるの?
 おしり洗浄機能が付いているトイレを使ったときに、水が当たるあたり?

 今まで、息子の肛門に座薬を挿入したことはあるが、私のために座薬を使用したことがないので、自分の肛門の位置なんて意識したことがない。

 そのうえ、6時と7時と、時間が指定されているんだもん。
 起きられなかったらどうしよう・・・と、すっかり緊張してしまって、ほとんど寝られなかった。

 6時にトイレに飛び込み、「このあたりかな?」と、思いながら座薬の先をあてがうが、入っていく様子はない。
 「お母さん、どうしたの?」と息子が聞いてくるが、説明のしようがない。
時間だけが過ぎていく。
 みんなスムーズに出来るんだろうか? 
 これが出来ないのは、私だけ?

 なんとなく入ったような気がしたので、ホッとする。

 「挿入後、約10分以上してから排便したくなったら、排便して下さい。」と、
注意書きにあるのだが、いっこうに便意が来ないのも、あり?

 7時、もう一度座薬を入れようと、トイレへ・・・
 肛門のあたりが、なんかヌルヌルしている。
 ひょっとして、お尻のお肉に挟まっていたのが、体温で溶けただけ?

 今度も自信がなかったけど、便意が来たので、まあ良しとしよう。
 
 でも、もう二度と受けたくない検査だ・・・
 と、まだ何も検査を受けていないうちから、思ってしまう。

予約された時間に間に合うように、家を出る。

造影剤を使うから、検査のたびに同意書が必要なんだよねぇ。
今回の項目は、
 ・今までに造影剤を注射して検査を受けたことがある?
 ・アレルギー体質、アレルギー性の病気にかかった経験があるか?
 ・内服薬や注射薬で具合が悪くなったことは?
 ・両親、兄弟にアレルギー疾患はいる?
 ・腎臓の働きが悪いと言われたことは?
 ・心臓病、腎臓病、肝臓病、甲状腺疾患にかかったことは?
 ・妊娠中、授乳中?

後日麻酔科を受診したとき、「内服薬や注射で不愛が悪くなったことは?」と聞かれても、今までは具合が悪くなるようなことがなかっただけで、今回使用する薬などに関しては、わからない。 この質問を受けるたびに不安になる・・・と、本音を伝えた。

 さて、検査の前に、検査着に着替える。
 
 名前を呼ばれ、台の上に横になる・・・かと思ったら、立ったままの状態。

 「今まで、こんな検査をしたことがありますか?」と、質問を受けるが、
 ないです。 バリウムを飲んで胃の検診を受けた経験もないんですよ。
 と言うしかない。

 色々な角度に台を倒し、撮影していく。

 途中、造影剤の注射。
 いつもは、看護師さんが注射だったのだが、今回は研修医?
 若いDrが、こわごわ血管を探っている。
 来た!と思ったと同時に、思わず「痛っ!」って言いそうになるのを、あわてて押さえる。 
 かぁ~と体が暑くなると同時に、口の奥の方にヨードの味を感じる。
 感じつつも、「注射が痛かったことを、言ってあげた方が良いのかなぁ?」とか、「いや、言えば次回プレッシャーを感じるかなぁ?」とか、考えていた。
 一応気を遣っているのに、横から「気分悪くないですか?」と聞いてくる。これはマニュアルなんだろうか?

 検査自体は、されるがままなので、痛くもかゆくもない。

 元の位置に戻って終了。
 やはり30~40分かかっていた。
 
 検査って、時間がかかるのねぇ。







 

 

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