先月末に、モノは試しということで「パソコンメガネ」なるものを買ってみました。
ブログ更新等のため色々とパソコンに向かう時間も多いので、負担軽減の一つの手かな、と思い・・・。
かなり安価な品だったのですが、これが結構掛けた時と掛けない時の差がハッキリ☆
パソコンからって、こんなにもブルーライトが出ていたんだ~(驚)。
これで更新作業も大幅にアップ・・・してませんねスミマセン。
アニメの方の『ソーマ』は今丁度「商店街復興編(唐揚げ編)」をやっていますね。
その事についての附田先生のツイッターに爆笑。
一色先輩の“伝説”がまた増えた・・・(笑)。
今週号の「ソーマ」はというと・・・。
・・・・・・・・・・え~っと・・・・・・・・・・。
この湧き上がる複雑な感情はどうすれば???
嬉しいやら面白いやらムカつくやらで超複雑です、ハイ。
料理の方は期待通り驚きの品でした!!(予想は大外れでしたけど/苦笑)
なるほど、これは第127話で提起された課題にこれ以上ないくらいドンピシャですね!!
というわけで、いってみましょう!
週刊少年ジャンプ2015年34号掲載。
掲載順第1位
第127話 【月光のささやき】
おお~~~!!
久し振りに掲載順1位です!!
この回は第123話【辛さを恐れず】ですね。
うん、超納得。
あの回はひっさしぶりに創真の凶器な料理が大暴れでしたからね~。(爆&爆)
良くも悪くも創真はカオスな料理を作ってナンボですよね、ほんと。
勿論それだけでなく、各キャラそれぞれの“らしい”言動に対する創真のボケ&ツッコミも満載で本当に楽しい話でしたもの♪
さてさて、ほとんどの模擬店が店じまいした夜間に、屋台を移動させて何やら動いている創真。
今夜は恵も一緒に同行のようです。
ただの目撃者で終わるかと思っていたら、がっちり貞塚は創真と交流。
大分前の事ですが、覚えておいででしょうか?
第52話感想での私の独り言を。
・・・・・・・・・・。
やっちまった!!!!!
やっちゃった!!
いいんですか附田先生!?
どーなってもわたしゃ知りませんからね!!(←そこまで言う)
話題に出ていた「キビアック」とはどういうものかというと・・・。
イヌイットやエスキモーといった北極圏の民族に伝わる、伝統的な発酵食品。
海鳥をアザラシの中に詰め込んで、二ヶ月~数年間地中に埋めて作られる。
現地では誕生日やクリスマスなど、祝宴の席でよく出される。
ちなみに食べ方はというと、総排出口に口をつけて液状になった内臓を啜るとのこと。肉は勿論、歯で頭蓋骨を割って中身の脳みそも食する。
これもまた、「シュールストレミング」や「くさや」と同様に世界の異臭料理として有名。
・・・・・な、なんか眩暈が・・・(滝汗)。
それと「シュールストレミング」については、既に第51話感想で説明したので割合。
スタジエールで新戸と親しくなった創真に対して貞塚がどう思うかちょっと心配でしたが、意外とすぐ許してもらえて一安心。
やっぱり、非常に特殊な料理スタイルだけに理解者が全くいなかったであろう貞塚にとって、自分の考えに賛同してくれた創真は友情的好意を抱ける存在になってくれた模様です。(^^)
それは喜ばしい事なんだけど。
ナレーター:出会ってはいけない二人が出会った瞬間である
(^^;;;A)ナニモイエネエ
創真が夜な夜な屋台を引いて行なっていた事は、無料試食。
直接お客の反応や意見を見聞きすることで、新メニューの考案もしていたのでした。
お客の声から前日に生み出されたメニュー。それが『なんちゃって担仔麺』!
謎の麺料理の正体は担担麺ではなく、担仔麺でしたか!
残念!!一文字違い!!(←)
でも「担仔麺」なんて料理、知らないし。(っていうか、よく創真知ってたね)
貞塚は「秋の選抜」で東南アジアの麺料理をベースにした『漆黒のラクサカレー』を作っただけあって、すぐに思いついていました。
郁魅も『トンポーロウカレー丼』を作った経験を基に創真にアドバイスをしていましたし、きちんと各キャラクターが過去の料理経験を活かしていますね。
これは上手い役回りです。
胡椒餅の材料を担仔麺に再利用という予想はほぼ当たり。やったぜ☆
担仔麺は「食巧不食飽(シーチィアオブーシーバオ)」を念頭に作られた料理とのこと。
これは冒頭でも述べた、アンケート1位を獲得した回である第123話で語られていた
四川人ブーパーラーとか
湖南人ラーブーパーとか
貴州人ピーポーパー(←ん゛?)
を反映していますね。
そしてこの「食巧不食飽」はまさに、毎日食べても飽きない味を基本にしている「定食屋の味」と同じ理念。
なるほど・・・!いたく納得です!!
勿論担仔麺だけでなく、胡椒餅もお土産にもどうぞ、とアピール。
相変わらず良いお兄ちゃんな創真くん。(^^)
相変わらず良いお嫁さん(笑)な恵ちゃん。(^^)
二人の屋台をお客さんが取り囲んでくれている風景が、もはや将来の「ゆきひら」の風景にしか見えません。(⌒▽⌒)
お客が集まってくれたのは嬉しいけど、無料だから意味無し・・・、と残念がる恵。
・・・そうかな?(^^)
この反響は、大きな波紋になると思いますよ♪
そうして実際にお客の反応を見た創真と恵は、自分達の品に足りないものを考えます。
そうやって出した現状突破のヒントは「味の強いイメージ」と「辛味から客の興味を引き剥がせるようなインパクト」。
創真と恵が共に試行錯誤している一方、同じく赤字脱出を図る汐見ゼミの方はというと。
相変わらずアリスがワンマン主張してました(呆)。
ホントに反省してないなコイツ。
あ~・・・、アリスが言ってる「バスサーキュレーター」と「スチームコンベクションオーブン」はどういうものかというとですね。
どちらも無駄にゴツイ加熱機器です。(←)
私からすればんなもん使わず普通に煮焼きしろと言いたい。
というわけで、アリスの提案する料理は所要時間・経費・・手間と全てが問題外。
そんなアリスにツッコみまくる葉山は、遂にというかやはりというか辛辣発言を。
相変わらず葉山の発言は、間違ってはいないものの言い方が悪いよなあ・・・。(-"-)
そんな葉山の辛辣発言に黒木場はどうしたかというと、「表面上だけでいいから機嫌を取れ」とアドバイス。
アリスを支持はしないのね。やっぱり(苦笑)
これがもしえりな&新戸の場合だったら、新戸は激昂して薙刀振り回しそう。(←アンタ新戸をなんだと思ってんのさ)
でも、アリスは拗ねてしまうのでは・・・と心配したら、素直に聞き入れるという態度を☆
これは意外。
でも考えてみれば、「相手(客)の事を考えた料理」というのは彼女が創真との勝負で学んだことですものね。(^^)
そうして先程の提案を取り下げ、改めて客が心から楽しめる料理を考え始めるアリス。
そんなアリスに目を丸くする葉山。
一方、表情は見えないものの、笑んでいるような雰囲気を感じる黒木場。
ここが敗北を知っているかいないかという違いですね。
胡椒餅&担仔麺を配り終え、貞塚とも別れて帰路に就く創真と恵。
ヒントは見出したものの、具体的な料理案は依然として浮かびません。
そんな折、話題はえりなから「絶対に勝てない」と評されてしまった「ゆきひら」の麻婆豆腐に。
えりなのその酷評に、城一郎が作ったメニューなのに・・・とショックを受ける恵。
ですが、創真は・・・。
・・・そうだよね、創真。
「ゆきひら」のメニューは・・・。
父親が作ったものではなく、母親から受け継がれてきたものでしょうから・・・。
この時の創真、優しい表情ながらも少し寂しそうで、見てて切なくなってしまいました。(><。)
その時、雲間から現れる満月。
それを見上げた創真は、何かが思い浮かんだ模様。
そして恵に協力を頼みます。
「ゆきひら」の新しい麻婆豆腐で、久我の本丸を討つために。
良いですね良いですね!この言い方!!
「商店街復興編(唐揚げ編)」でもイメージされていた、創真の知将っぷりが思い出されてワクワクです!(>▽<)
遂に禁断の出会いが果たされてしまいました。
果たしてこの料理漫画の明日はどこに向かってしまうのでしょう・・・。(おいおい)
でも、予想通りとはいえ意気投合して会話を弾ませる二人のやり取りは見てて嬉しかったです。(^^)
料理への考え方に共感し合っただけでなく、創真の発想にも感心してくれていた貞塚。
そして胡椒餅を気に入った様子でモグモグ食べてくれる様子には愛嬌も。
強烈にヤバい人物ながらも料理人として確かな信念を持つ貞塚は個人的に嫌いではありませんでしたが、今回の姿を通して更に好感を抱けました。
ゲテモノ料理を愛する者同士である創真と貞塚。
そんな二人が生み出す“相乗効果”はかーなーりキケンにしか思えません・・・ギャグ的に考えれば。
真面目に考えれば、この出会いは実はかなり興味深いものだと考えています。
今回創真と恵が考えていた、現状を打破するための「イメージのしやすさ」と「インパクト」のある料理。
そのカットを見ながら、私は「うしろ!うしろ!」と思っていました(笑)。
だって。
「イメージのしやすさ」も、「インパクト」も、貞塚の料理は両方満たしているから。
もっとも、貞塚の料理の「イメージのしやすさ」は“意外性”という効果も兼ねていますが。(絶対不味そうなのに美味しい、というね/苦笑)
「秋の選抜」での出品は異形のイメージが強烈すぎましたが、カレーに「くさや」という意外すぎる食材を用い、しかも美味しく工夫されていることは、冷静に考えればかなり凄いことだと思います。
クセの強い食材を使いこなすということは、相当の技術を要することですからね。
型に嵌らない発想や、大抵の人が敬遠するような分野に挑み確かな“価値”を生み出す貞塚は、創真の料理にかなり良い刺激を与えてくれるものと思っています。(^^)
そういうわけで、折角出会えたわけですし何かアドバイスを貰いたいところなのですが、今回は残念ながら仲良くなっただけで終わりそう?
月饗祭が始まってしまった今第三者からアドバイスを貰う事は、久我との勝負が公平にならなくなってしまうからでしょうか・・・?
そんな創真と貞塚との“縁の誕生”の一方で描かれていた、アリス&葉山&黒木場のちょっとした“仲の深まり”。
タクミも彼らと同じ「目抜き通りエリア」で出店と知った際、「これはタクミチームと葉山&黒木場(&アリス)チームの対決実現か!?」と期待したものの、アリスチームがまさかの底辺スタートだったことに苦笑いさせられた私。
ですが、これは分からなくなってきましたね!
意外なところで見ることが出来た、アリスの“成長”。
良くも悪くも「変化なしのキャラ」というイメージが強かった分、ここのアリスの姿は意外ながらも大きく好感が抱けました。
アリスもまた、敗北から学ぼうとする姿勢を持つ人物だったとは。
こういう柔軟な素直さもアリスの魅力ですよね~。ほんとどこぞの従姉妹にも見習ってもらいたい。
やっぱりこの作品のキャラは、“敗北”を味わうことによってグンと魅力がアップすると思います。
ここから絶対アリス達は大挽回してくるに違いありません。
実際アリスは最新機材など使わなくとも、充分インパクトのある楽しい料理を作れますから。
「地獄の合宿」で彼女が作った『3つの形状の卵プレート』がそれを何より証明してくれています。(^^)
果たして「目抜き通りエリア」の最終結果はどうなるのか。それも俄然楽しみになってきました♪
私としては、タクミに引き続き頑張ってもらいたいところですがね。
そして、気になっていた「創真の夜間の行動の謎」がやっと判明。
個人的予想としてはてっきり申請をまた別に出していて、もうひとつの場所で営業していると思っていたのでしたが、無料で配布していたとは。
確かに考えてみれば、中華研の店の前での売り上げでなければ久我との正真正銘の勝負結果とは言えませんものね。
想像以上に創真は正攻法でした。
私も創真ファンとしてまだまだだな。
場所を移動していたのは「中華研の傍では見えなかったものが見えてくるかもしれない」と考えたから。
この考えは、創真が実家の「ゆきひら」を離れたことによって、色々な事に気付いたことを反映しているのでしょうね。
確かに立ち位置を変えて、視点を変えて物事を見直してみるというのは大切ですよね。
実際私も、この作品からそれを教えられましたもの。
予想通りとなってくれた、胡椒餅の具と皮の再利用。
これは多分、「地獄の合宿」の朝食ビュッフェ課題で大量の卵を無駄にしてしまったことの反省を踏まえているのでしょう。
あの事を忘れないでいてくれたとは・・・。(^^)
あの時も生産者の方々に対する創真の誠実さにいたく感心させられました。
犯した失敗をきちんと反省し、それだけに留まらず次の経験にしっかり活かす。
創真のこういう姿勢が凄く尊敬させられるのと同時に、見習いたいと心から思わされるところです。
そして創真は、麺作りを初披露☆
手打ち麺という派手なパフォーマンスを取ることで客引きに。
これもまた、朝食ビュッフェ課題でのライブパフォーマンスを活かしたやり方ですよね。
う~~~ん、こうして見ると今回は至るところでこれまでの経験が活かされているな~~~(感心)。
もう一つの謎だった、「新たに追加された麺料理」は担仔麺でした。
いつも大胆なまでに真正面から相手の土俵に挑んできた創真。
そんな彼の姿勢を考えると、胡椒餅というチョイスはらしくないな~と思っていましたが、材料はそのままでありながらの形態変化とは・・・!
これは面白いですね。
担仔麺・・・。
・・・子が担う麺、か・・・。
スタジエール編の“親子丼”といい、非常に深読み出来る品です。
父親との思い出の品を更に自分流にクオリティアップさせた「胡椒餅」。
そしてお客の要望を取り入れた、“子が担う麺”とも読める「担仔麺」。
ということは。
今回ラストで創真が思い浮かんだ品も、“親子”のイメージによるものでしょうね、きっと。
そう考えると、現状打破の鍵になるであろう「新メニュー」はどんな品なのか。
「月」と「親子」から私が思い浮かんだのは・・・月餅。
「はあ!!??」と思われることでしょうね。
私もそう思うもの(爆)。
でも、念のためにと調べてみたところ、これが非常に興味深い事ばかりだったんですよ。
中国の伝統的なお菓子であり、現地では中秋の名月時に食べられる行事食。
月に見立てた丸く平たい形状で、皮に包まれている餡は小豆餡やクルミが入った物が一般的だが、果物や挽肉が入っている物もあるなど、多種多様。
丸い形は満月だけでなく家庭の円卓も意味しており、家族への強い思いを表した縁起物である。
・・・ね?
少なくとも次の新メニューもまた、胡椒餅で用いた肉ダネが用いられるかと。
「秋の選抜」での美作戦(準決勝)でもそうでしたが、白味噌を活かしたデミグラスソースという“土台”をしっかり強化させたうえで、多種多様な牛肉のガルニチュールという型破り的かつ自由な発想を乗せてきた創真。
盤石な“土台”があるからこそ成り立つ“自由な構成”。
あの時と同様に、創真は準備期間をフルに費やして肉ダネを極上レベルにまでクオリティアップさせたこともありますし、今回の対決の品は全て肉ダネを用いた品になることでしょう、きっと。
創真がガイドブックで宣言していた「誰も見たことのない中華」。
胡椒餅も担仔麺も(日本では)珍しい品ではありますが、誰も見たことのない中華ではありません。
ですがいよいよ、その宣言通りの品が生まれる予感!!
しかも、久我の看板料理である「麻婆豆腐」をアレンジさせて!!
うん!相手の得意料理に真正面から挑む、こういうやり方こそがやっぱり創真らしいですよ!!(>▽<)
そして。
これまで点在的に、かつ潜在的に描かれてきた布石がまた、ここにも置かれそうですね。
・・・母親の。
なにやら今回の章は、普段以上に過去の経験が活かされまくっていて、考えれば考える程驚かされるといった感じ。
キャラクターだけでなく、ストーリー的にも過去の料理経験のオールスター的なものになりそう・・・!
やっぱり今回の章は何気に豪華です。
そんな豪華版だからこそ、今回のパートナーが恵になってくれたのは意味深いと思います、やはり。
共に考え、恵の考えに賛同しつつ更に考えを上乗せする創真。
ここのシーンは丁度先週の創真とえりなのシーンと対照的なものでした。
対照描写が印象的に描かれている創真とえりな。
それとは違い、創真と恵の場合は二人の視線が同じという並行描写が多いんですよね。
こういった描写がそのまま互いの関係性を示唆しているから、この漫画は面白くて堪りません♪
“相反”している創真とえりな。
“並行”している創真と恵。
彼らが“交じり合う”のはいつになるのでしょうかね?(^^)