あまぐりころころ

主に漫画やゲーム等の感想や考察を。
時に旅行記等も交えながらの、のんびりのほほんブログ。

6日かけてようやく動揺が落ち着きました。(『鬼滅の刃』第184話感想)

2019-12-01 23:00:00 | 鬼滅の刃

 その間、ず~っと単行本やらアニメやら他の方々の感想やらを読んで心を落ち着けるのに必死だったという。
 そんなこんなしていたら早くも12月ですよ。
 令和元年ももうすぐ終わってしまいますよ。
 色々と愕然としています栗うさぎです。



 では『鬼滅の刃』の感想へ・・・とその前に、他のジャンプ作品の感想をちょっとだけ。
 【アクタージュ】
  前から中堅漫画として安定した掲載位置でしたが、今回一気に上位にきましたね☆(4位!)
  それだけ注目されてるわけですね今回の章は。
  でもそれも至って納得。
  主人公である景だけではなく、景の周りの人物達もとてもしっかりと掘り下げられているのですから。
  メインキャラだけでなくサブキャラにもしっかりスポットを当ててくれる作品に駄作無し!ですからね!

 【僕たちは勉強ができない】
  うるか頑張って!!(←一番応援しているキャラ)
  ラストの大量のチョコは、誰かが貰った物を成幸が持ち運んでくれていたとかいうオチかなあ。

 【夜桜さん家の大作戦】
  実は今年からの連載開始陣の中で一番好きな作品だったり。
  キャラもいいですし、何気に話の展開で用いられる工夫や仕掛けもロジックがしっかりしてるんですよね。
  今回はセンターカラーということで嬉しさ増し増し♪このまま支持されてほしいものです。
  内容の方も、もうホント・・・。(^m^)
  太陽が「花に罪は無いし可哀想」と考えてくれていたのは大変好感度が高かったです。(動植物を労われる人に悪い人はいない!!/自論)
  不審者カップル達がもれなく微笑ましかったのも最高でしたが・・・
  一番微笑ましいカップルは主人公達ですよね。(^^)(^^)(^^)

 

 

 

 ・・・ふう。

 

 

 

 ・・・それでは・・・いきましょうか。

 

 

 

 

 

 

 週刊少年ジャンプ2019年52号掲載
 第184話 【戦線離脱】

 

 

 サブタイを読んだ瞬間から、いや~~~~~な予感はしていました。
 だって今一番危ない状況にいるのは・・・。

 

 

 愈史郎のお陰で地上に出られた炭治郎達。
 ですが。
 出た先はなんと、一般人の住む市街地ど真ん中!!
 うっわこれはまずい!
 鬼舞辻にとっては人質&回復に事欠かない環境です。
 この状況は遊郭編と似ていますね。
 この作品は戦闘場所もしっかりと舞台装置として活用してくれている分、今回の場面状況が鬼殺隊にとってどう働くのか気になります。(どう見ても不利としか思えませんが・・・)

 そして気になる日の出の時刻まではというと・・・
 残り1時間半!!
 うっわ長い!!
 人気テレビ番組の『逃●中』を見てるといつも感じる事なのですが、切実であればあるほどタイムリミットまでの残り時間が例え一分間であろうが、数秒間であろうが体感的にめっちゃくちゃ長いんですよね・・・。

 

 案の定鬼舞辻は第二形態に変化。
 鞭状の触手を背中から生やし、より一層激しい攻撃を繰り出してくるように。
 最終的にはどんな姿に変わり果てるんでしょうねコイツ。
 少なくとも必ず一回はグロ化に一票。

 そして・・・あ~やっぱり鬼舞辻の再生速度は一瞬レベルでしたか。
 こうなってくると今現在戦闘中の柱達は分が悪い。武器の形状的に。
 武器に爆発の付加効果を持つ宇髄さんか、質量のある悲鳴嶼さんならばほんの少しは有利なのでしょうが・・・。
 あ、不死川の技も結構有効かも。攻撃範囲広そうですから。
 そんな肝心のお二方は今一体どうしているのやら・・・。
 お願いだから早く来て~!(><)

 

 

 攻撃直後の隙を突かれ、柱達は鬼舞辻の攻撃を受けそうになるものの・・・。

 うああああああああああああああああああああああああああ!!!

 生き残りの隊士達が身を挺して柱達を守ったという!!
 前回の感想で、愈史郎の力になるべく「自分を喰え」と発言した名も無き隊士くんがいました。
 あの隊士くんと今回の彼らの気概はまさに同じです。
 ですが、それがまさかこれほど辛い形に繋がるなんて・・・。
 蜜璃さんの悲痛な叫びと完全シンクロですよ。
 
 あの時褒めた私は馬鹿だったのでしょうか。
 命を大事にしろと怒るべきだったのでしょうか。
 でも彼らの壮絶な覚悟を思うと、もはや何も言えず・・・。(><。)

 

 それにしても、鬼殺隊の隊士達がこれほどの気概で頑張ってくれたとなると、鬼殺隊に関わる他の陣営も気になってきました。
 これからの展開で「隠」の方々や刀鍛冶の人々の活躍もあると考えてよさそうですね。
 「隠」の人達は一般市民の避難誘導に奮闘してくれるのでしょうか。
 刀鍛冶側の活躍として期待するのは勿論、今現在折れてしまっている義勇さんの刀の交換。
 でも・・・・・・・・・・鋼鐵塚がやってきたらどうしよう(汗)。
 この人鱗滝さんとも顔見知りだったし、義勇さんの刀の担当だったとしてもおかしくはないんですよね。
 私情で言わせてもらえば、あまり登場して欲しくはないかも。
 だって、義勇さんコロされそうだもん(滝汗)。

 

 

 己の命と引き換えに、柱達だけでなく炭治郎も守ってくれた隊士達。(><。。。)
 仲間の遺体を抱き、激しく動悸づく炭治郎。
 この一コマだけで炭治郎の心情が余すことなく伝わるのが見事。
 こういう風に極めて短いシーンの中で伝えたいことを全て伝える手法が、吾峠先生は極めてお上手だと思います。

 

 隊士達に続き、自分も続いて鬼舞辻に立ち向かおうとする炭治郎。

 ですが。

 突然苦しみだし・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぎっ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぎゃあああああああああああ

あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

!!!!!!!!!!


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 いやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだ
 やめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめて
 つらいつらいつらいつらいつらいつらいつらいつらいつらいつらいつらいつらいつらいつらいつらいつらいつらいつらいつらいつらいつらいつらいつらいつらいつらい

 

 

 

 

 

 もはや二度見出来ません。

 浅草の事件でもモブ女性が同種の被害を受けていましたが、それとは比べ物にならないぐらいショックです。

 あああ

 あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛

 あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛○△□あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛XYZあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛#%@・・・!!!!!

 

 

 

 

 

 (・・・6日かけてなんとか動揺を鎮静・・・)

 

 

 

 
 

 

 これは炭治郎の更なるジャンプアップのための踏込み(ダウン)に違いない。
 そうに違いない。
 ただそのダウンがあまりにもどギツすぎやしませんかね吾峠先生???
 吾峠先生の容赦の無さは重々承知の上ですが、さすがにこれには心が追いつけませんでした。

 

 

 信じませんよ。
 炭治郎が死んだなんて。
 鬼舞辻の言葉なんて。
 信じてたまるか。

 

 

 そういうわけでして、これから炭治郎がどう復活するのかを私なりに考えてみたいと思います。

 可能性①
 禰豆子の『爆血』による解毒。
 まずこれが救済手段として真っ先に挙がるものでしょうね。
 炭治郎のピンチのほとんどに駆け付け、いつも彼を助けてくれた禰豆子。
 最近出番が全く無いことから考えても、そろそろ登場してもおかしくありません。
 で・す・が。
 禰豆子は今現在人間に戻る薬を服用し、伏せっている状態。
 しかも日の出を鬼舞辻を倒す最後の希望として鬼殺隊全員が一丸となって頑張っている中、今禰豆子が鬼舞辻の前に姿を見せたりしたらそれこそ仲間達の頑張りが水の泡になってしまいます。
 吾峠先生のスジの通った考え方には本当に信頼を置いているので、個人的にこの可能性はかなり低いと思っています。

 可能性②
 愈史郎による処置
 愈史郎は珠世さんが開発した血鬼止めを持っている筈なので、それを使えば助かる可能性はありそう。
 でも今回の場合は血鬼術とはまた違うからなあ~。
 こうして考えると、やはり珠世さんやしのぶさんといった医療に長けた人がいないというのは厳しい。(個人的には珠世さんが死んだとはどうしても思えませんが)
 それに鳴女を操っていた愈史郎が、一体どこにはじき出されたのかもまだ分かりません。
 もし彼が近くにいなかったら・・・。
 その場合、炭治郎を運ぶ必要性が生じてきます。今回の「戦線離脱」というサブタイからしてもその可能性は高そうですね。
 ですが柱達は鬼舞辻の足止めをしなければなりません。
 柱達の実力には及ばずとも一般隊士達よりは鬼舞辻と渡り合える可能性を持った剣士達、そんな「浮いた駒」が炭治郎を助けようと奮起してくれるかもしれません。
 そんな剣士達といえば、当然。
 善逸・伊之助・カナヲら同期組!!(+村田さん!)
 禰豆子の次に炭治郎との絆が強い彼らなら。
 この炭治郎のかつてないピンチに、きっと必死になって彼を助けようとしてくれることでしょう!!


 そして。
 可能性③

 個人的には、これが一番可能性が高いと考えています。

 私、以前からずっと気になっていた点があるんですよ。
 それは。
 遊郭編の第95話。

 あの時、妓夫太郎によって炭治郎は毒を喰らわされました。
 ですが。
 『円斬旋回』の暴発後に目覚めた炭治郎は動けていました。生きていました。
 毒が消えていました。
 このシーンはほとんどの読者の方が「禰豆子が爆血で炭治郎を治した」と捉えておられると思います。伊之助や宇髄さんに施したのと同じように。
 でも。

 もしそうでなかったとしたら?
 禰豆子が炭治郎を助けたのは『円斬旋回』の暴発からだけで、爆血による解毒は施していなかったとしたら?
 炭治郎が己自身の力で解毒できていたとしたら?

 解毒したのは炭治郎か。禰豆子か。
 あの時のシーンはどちらとも取れる描かれ方になっているんですよ。
 まあこれは深読みのしすぎかもしれませんが・・・
 物語が着々と最終決戦へと向かっている今、そろそろ炭治郎の“謎”に触れてもおかしくないので。

 

 

 

 

 

 

 ・・・とまあ、動揺から落ち着くために色々と考えてはみましたが・・・

 

 

 

 

 


 

 

 理屈なんてどうだっていいんです。

 ただ

 

炭治郎に助かって欲しい。

 

 

 それだけです。


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