あまぐりころころ

主に漫画やゲーム等の感想や考察を。
時に旅行記等も交えながらの、のんびりのほほんブログ。

“繋がり”を巡る旅。

2019-12-12 12:00:00 | キングダムハーツ

 さてさて、いよいよ配信日と共に最終トレーラーが公開された『キングダムハーツⅢ Re Mind 』!
 今回はその内容についてと、ラストに出てきた「彼」について私が以前から考えていた事をちょっとばかり述べておきたいと思います。
 ちなみに『キングダムハーツ Ⅲ』本編に関するネタバレが含まれていますので、未プレイの方はどうかご注意ください。

 

KINGDOM HEARTS III Re Mind [DLC] Final Trailer

 

 公式によりますと、今回の『Re Mind 』は『Ⅲ』のエンディング後のお話とのこと。
 本編のエンディングは当時かなりの物議をかもしましたからね~。
 私も思いっきり絶叫しましたし。

 なので今回のDLCは本編の補足・補完の役割が大きいでしょうね。
 勿論、それと同じぐらい「次」に向けての序章という役割もあるでしょうけども。

 


 気になるその主な内容はというと、タイトルロゴにある音楽記号[ヴィーデ(コーダ)]の意味の通り、ソラが光の守護者達に起こった出来事を「心の繋がり」を通して追体験していく模様。
 ・・・これはね~・・・。
 今回のトレーラー内にもありましたが・・・
 今年開催されたオーケストラコンサートの感想内でも軽く触れた部分なのですが・・・
 ソラの「繋がる力」が危険な形になってきていませんか?

 「繋がる心が俺の力だ!!」
 これは全ての始まりである『Ⅰ』で掲げられたキングダムハーツの名台詞中の名台詞ですが、初期の頃はこの言葉はソラの信念というか、あくまで考え方の一つにすぎなかったんですよね。
 ですがシリーズを重ねるごとに、この言葉がソラの「能力」に変わってきているという。
 もともとソラはとても感受性が強い子だな・・・とは感じていましたが、それがこの言葉と相まって更に深化しているんですよ。
 実際この言葉が能力になった事で、ソラは通常なら知り得ない事を感じ取ったり、今回のように大切な人を助けることも出来るようにはなりました。
 ただその分。
 他者の心の痛みや闇までソラが受けてしまうという危険性が生じてしまっているんですよね。
 ただでさえソラは、ああ見えて自己犠牲的な子だから尚の事心配で・・・。
 しかも今回は光の守護者達の心を辿るそうですが、光が強ければ強いほど闇もまた深いわけで・・・。
 こりゃあ、めちゃくちゃハードな旅路になりそうです。(><;)

 

 

 では最後に、トレーラーのラストに登場した「彼」ことヨゾラについて私の考えを述べておきます。
 そもそも【トイボックス(トイ・ストーリーのワールド】内でのゲームキャラとして紹介されたのが彼の初登場でした。
 ですが、シークレットムービーで登場したことによって彼が単なるゲームキャラではない事が宣告されます。
 私なりに彼について考えてみたところ・・・

 ふと思い浮かんだことがひとつ。

 それは『Ⅱ』のエンディングです。

 闇の世界の海岸に辿り着き、静かに語り合ったソラとリク。

 あの時、ソラは自分の悩みとしてこうリクに打ち明けていましたよね。

リクのようになりたい、と。

 
 もしかしたらヨゾラは、そんなソラの願いから生まれ出た存在なのではないのでしょうか。
 勿論どんな経緯で生まれたのかについては全く見当が付きませんが、彼がロクサスのように、ソラの心の一部分から独立した存在という可能性は高いと思います。

 


遂に配信日公開!!『キングダムハーツⅢ Re Mind』!!!

2019-12-11 09:30:00 | キングダムハーツ

 今日朝起きてパソコンを覗いたらなんと!
 待望の『キングダムハーツⅢ Re Mind』の配信日&内容が公開されてるじゃありませんか!!
 うお~~~!

 

 

 

State of Play | 2019/12/10 | PlayStation
(13:46~)

 

 

 配信日は来年の1月23日!!
 明日から予約開始!!
 早!!!(ノムテツさんらスタッフの皆さんありがとうございます!!)

 

 し・か・も!!!

 オーケストラコンサートの映像も付いてるってーーー!!!???(※別価格)

 買いますよ!!!買うにきまってるでしょー!!(歓喜) 
 いやマジで、アイドルとかアーティストとかのコンサート映像はDVDとかで販売されているのに、どうしてキングダムハーツのコンサートはあれほど素晴らしいのに販売してくれないのかず~っと残念に思っていたので。(やっぱり著作権云々の問題が厳しいからかな?)
 それに。
 コンサートに行けなくて当時残念な思いをなされたファンの方々も、これで皆さん“繋がる”事が出来ますものね。(^^)

 それにしても今回のPVもまた濃密な内容でしたね~。
 ・・・案の定、私が危惧していた点も入っていましたが・・・。

 今回のPVの内容については、今日お仕事から帰ったら考察記事を書きたいと思います。
 記事をUPするのは多分明日の午前中になるかな?

 


『鬼滅の刃』第185話感想

2019-12-07 23:50:00 | 鬼滅の刃

 いくらショックだったとはいえ、前回はあまりにも更新がギリギリになってしまったなあ~と反省。
 『鬼滅の刃』は漫画としてロジック(論理)系かセンス(感覚)系かのどちらかといえばセンス系と私は考えているので、感想内容もあまり考察を入れず直感優先に書こうと思っています。
 だからこそなるべく早めに記事を書き上げたいのですが・・・。
 師走に入ってしまい、それも難しい今日この頃。
 う~ん、よっぽど休みの日がタイミングよく当たらない限り、当面の間更新は週末になってしまいそうです(無念)。


 それでは今回もちょっとだけ他ジャンプ作品の感想をば。
 【僕たちは勉強ができない】
  予想的中だけど苦笑い。
  でも最後にはうるかも頑張りました!(^^)
  ポケチョコの件が予想外の伏線になっていてビックリ&感心。
  それはとても良かったんだけど・・・
  結局他所から茶々入れられてお流れかい(怒)。
  私こういうのかなり嫌いなんですよ。読んでて凄いストレス。(だからこそ、そんなストレスを一切感じない『ゆらぎ荘』は本当に秀逸☆)

 【夜桜さんちの大作戦】
  これはまた権平先生の好み丸出し(と思われる)なキャラが出て来たなあ~。
  前作の『ポロの留学記』でも同タイプのキャラがいましたものね。
  まあこれは考えようによっては、六美を守ってくれる存在が増えたってことでいいのかな?(太陽の苦労は増えるでしょうが/大苦笑)
  あと、殺香による太陽の魅力語りに六美が同意しているシーンが良かったです。私も分かる。(^^)

 

 

 

 

 週刊少年ジャンプ2020年1号掲載
 第185話 【匂いのない世界】

 

 

 前回で炭治郎がかつてないほどの窮地に陥ったことで、果たしてどんな方法で彼が助かるのか巷で大きな議論になっていましたが・・・
 初っ端からその方法が開示☆

 あ~~~やはり大方が予想なされていた通り、禰豆子の『爆血』による解毒となりましたか。
 まあ、栗うさぎも“公”の考えから禰豆子による解毒の可能性は低いと述べましたが、“私”の考えならばこの手段に至って納得ですけども。(^^)

 た・だ・し。
 禰豆子が炭治郎の元へと向かうということは、鬼舞辻に捕まる危険性が激増するということ。
 鬼舞辻が日の光を克服してしまうという絶望展開になってしまう可能性が高まってしまったということです。
 なので少なくとも誰か一人からは叱責される覚悟をしておくべきでしょう。  


 それにしても炭十郎が禰豆子に語りかけてくるのはこれが初ですね☆
 炭十郎との“繋がり”の描写はこれまでずっと炭治郎のみでしたからね~。
 これを私は父という「男性」としての相互性から炭十郎は炭治郎に、母という「女性」としての相互性から葵枝は禰豆子とのやり取りが多めだったと考えていたのですが・・・、今回の状況を考えれば確かに適役なのは炭十郎です。
 これは個人的なイメージなのですが、母親は「子供をそのまま受け入れ包み込む」のに対し、父親は「子供が“外”へと進むのを促す」存在なので。

 そしてもう一人の“父親”も、禰豆子が炭治郎を助けに向かうのを止めないでくれたというね。(^^)

 

 

 こうして禰豆子は全力疾走で炭治郎の元へと急ぐのですが・・・
 当の炭治郎はというと・・・

 

 

 

 

あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛
 や゛め゛て゛や゛め゛て゛や゛め゛て゛や゛め゛て゛や゛め゛て゛や゛め゛て゛
つ゛ら゛い゛つ゛ら゛い゛つ゛ら゛い゛つ゛ら゛い゛つ゛ら゛い゛つ゛ら゛い゛

 

 

 

 

 涙はホントやめてください。
 辛さを更に追加してくるのはもうマジで勘弁してください。
 見方を変えればまだ炭治郎に息があるということなのですがね。
 でもでもそれでも・・・!!!!!
 ああもう吾峠先生のワニ!!!(精一杯の悪態)
 

 

 

 その一方で柱達は三人掛かりだというのに、鬼舞辻の息つく暇さえ与えない攻撃を前にして炭治郎の元へ駆けつけることさえ叶わず。
 この戦いが始まった頃は一対多数はちょっと不平等なのではとも思ったのですが、そんなの気にする必要なんてありませんでした★

 義勇さんは折れた刀を他の水の呼吸の剣士の刀と交換しようとするものの、それすら出来ません。
 確かに。単行本17巻のおまけページにもあった通り、水の呼吸は最も多くの剣士が使っているので探せばすぐ見つかりそうですものね。
 ただ・・・鬼舞辻と渡り合うためには、やはり義勇さん自身に向けて作られた刀でないといけないと思います。
 そのためにも、早く義勇さんに刀が届いてもらいたいところなのですが・・・。

 

 そんな激しい攻防に晒され続け、遂に柱達は全員鬼舞辻の攻撃を受けてしまうことに!
 うあああこれはヤバい辛い。
 隊士達があれほど犠牲になって庇ってくれたというのに・・・。
 改めて思いますが本当に鬼舞辻の攻撃は厄介極まりないですね。一撃喰らっただけで赤信号が点滅してしまうんだなんて。

 一応幸いなことに、“痣”を発現している者は即死しない模様。
 そっか、だから炭治郎もまだなんとか死んではいないんだね。

 ん?でもそうなると伊黒の場合はどうなるんでしょう?
 包帯で隠れている所にでも既に痣が出ているのでしょうか?

 

 ただでさえ劣勢だったというのに、攻撃を喰らってしまった事で一気にピンチに陥る彼等でしたが・・・そこに助けに現れたのは!!
 悲鳴嶼さん!!(待ってたぞーーー!!)

 そして悲鳴嶼さんに続いて現れたのが不死川!!
 玄弥との別れに直面しても、また立ち上がってくれたことに感謝。
 でも、表情や目には空虚さが・・・。
 果たして彼の空虚は今後埋まるのでしょうか。埋まるとするならば一体誰が埋めてくれるのでしょうか。
 ここはやはりこれまで良くも悪くも縁を重ねてきた水の兄弟弟子コンビ(炭治郎&義勇さん)だと思います。
 義勇さんの炭治郎への思いを見て、自分の玄弥への思いと重ねるんじゃないかな・・・と。
 そして、「弟」を守る事を義勇さんに託すんじゃないかな・・・と。

 それにしても不死川の知能戦法にはビックリ。
 あの瓶の中身は油だけでなく、お酒もあったと思われます。
 一体そんなのどこから・・・と思いましたが、そうか!ここは市街地ですものね!!
 市街地ならば油やお酒は屋内を探せば十分あり得る物ですもの!
 早速周辺環境を活用してくれたことにワクワク♪
 しかもどう見ても不利な場所としか思えなかっただけに、有利な点として活用してくれたことにより一層ワクワクでした♪
 これで時代が時代だったならガソリンをかけるという策もあったのですがねえ~。(←物騒極まりない)

 

 こうしてようやく現在の柱達が集結!
 ここからどう鬼舞辻と渡り合うのか注目です。
 ただ、義勇さんら三名は既に毒攻撃を受けてしまっているため、早急に禰豆子の処置が待たれるところ。
 悲鳴嶼さんのタイムリミットも心配ですし・・・。
 何より、鬼舞辻はいまだに血気術をほとんど使っていないというのがね・・・。
 懸念材料は尽きません。

 

 

 そんな様子を少し離れた場所で見ていた人物が一人。
 それは村田さん!!
 良かった!村田さんも無事に無限城から脱出できていたんですね!
 でも・・・あれ?一緒にいた筈の善逸達がいない?
 外に弾き飛ばされた時に離れ離れになってしまったのでしょうか?

 村田さんもまた、鬼に家族を殺されていた身の上でした。
 憎しみのままに鬼舞辻に特攻しようとしたその時―――

 村田さんの名を大声で呼んだのは義勇さん!!

 ここのシーン、村田さんと同様に私もちょっと感動しました。
 普段は非常に寡黙で人前で叫ぶことなんてほとんど無いような人なのに、これほど直情的に炭治郎の救助を頼むなんて。
 村田さんと義勇さんが同期というのは公式ファンブックで知っていましたが、ちゃんと村田さんの名前を憶えてくれていただなんて。
 場面としては割と雛形的でありながらも、義勇さんのこれまでのキャラクター像を振り返ればこのワンシーンは非常に熱かったです。
 それにしても、やっぱり義勇さんは炭治郎が関わると言葉が足りるようになってくれますね~。
 やっぱり好きです水の兄弟弟子コンビ。(^^)

 そしてすぐに私怨を収め、義勇さんの頼みを聞いてくれた村田さんはやっぱり良い人。
 この人も絶対に最後まで生き残ってもらいたいです。

 

 

 村田さんに励まされながら運ばれる炭治郎。
 その瞼は閉じられ―――
 (眼を閉じてくれたことにほんのちょっぴり安堵。やっぱり白目状態は見てて辛すぎる。)

 

 

 

 

 

 

 炭治郎の眼に映ったのは、一面の青空。

 

 あ、また炭冶郎の過去の回想?

 

 と思いきや。

 

 あれ?なんか違う?

 あれ?額が?

 あれ? あれれ???

 

 この眼は・・・ 炭吉?

 

 

 え~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!
 ここで「記憶の遺伝」再来ですか!!

 今回のサブタイを見た時は、「「透明な世界」の次は「匂いのない世界」?なんかどんどん無機質な世界が登場してきてるな~。」なんて思っていたのですが・・・そういう意味だったとは☆☆☆

 「記憶の遺伝」による過去の追体験は第99話以来ですが・・・

 

 

 実は私、あのシーンすっっっごく印象に残っているんですよ。

 

 

 あの時の炭治郎がね。
 涙を零して目覚めたあのシーンがね。

 なんかもう、すっごく切ないというか!
 すっごく儚いというか!
 すっごい庇護欲駆られたというか!
 すっごい胸キュンというか!(←殴)

 不思議さも相まって、とにかく強く印象付いたんですよね。この「記憶の遺伝」は。
 未だに何度も読み返しているぐらいです。

 しかも今回は、あの時より更に強く炭治郎と炭吉がリンクしている模様。
 これは次回どんな展開になるのかめっちゃくちゃ気になります!!!(><)

 

 

 


 

 

 

 今回の展開に、ネット界ではまた新たな予想や考察が賑わいを見せていますね。
 禰豆子参戦がほぼ確実になったことで、鬼舞辻が日光を克服してしまうのではと危惧する意見が多く見られますが、今回の内容を見て、私としては「それは大丈夫かな」と思えてきました。
 何故なら、親方様が「大丈夫」と仰ってくれていたので。(根拠なき信頼)  
 それに同期組も近くにいるならば、きっと禰豆子を守ってくれるはず。
 特に善逸は普段はあまりにもアレでアレというアレすぎる奴ですが(←)、禰豆子を守ってくれるという点では絶対の信頼がありますから。

 ただ・・・。

 鬼の日光克服という点では、禰豆子の他にもう一つのキーアイテムがあるんですよね。
 それが「青い彼岸花」。
 この懸念材料については、また改めて考察記事にしたいと考えています。

 

 

 そして、炭治郎だけでなく義勇さんら柱達も被毒してしまった事によって、より一層禰豆子の『爆血』に期待が掛かることになったわけですが・・・簡単に安心させてくれないのがこの『鬼滅の刃』という作品の怖いところ。
 なにせ今の禰豆子は「人間に戻る薬」を服用している状態なのですから。
 今までは『爆血』によって血を消費しても眠ることで回復していました。
 ですが、今の状態の禰豆子が『爆血』を多用した場合・・・
 命が危なくなるという可能性も危惧しておいた方がいいかもしれません。

 

 

 そしてもう一つ。
 今回のラストを締めくくった「記憶の遺伝」による過去の追体験についてですが、この追体験で炭治郎は縁壱からヒノカミ神楽の「拾三ノ型」を教わるのではないかという予想も多い模様。
 これについては、私はこう思っています。
 「それはない」と。
 ヒノカミ神楽の「拾三ノ型」についても、「青い彼岸花」と同様に考察記事にして別に書くつもりです。(もったいぶらせてすみません。もっと時間があれば・・・。)
 私が今回の追体験で期待しているのは、どういった経緯で“約束”が交わされたのかが明らかになること。
 以前の追体験では自分の事を後世に伝えようとする炭吉の提案を断っていた縁壱。
 それが何故、自分の耳飾りと技(日の呼吸)を竈門家に継承するに至ったのか。
 そこをぜひ知りたいところです。

 

 


6日かけてようやく動揺が落ち着きました。(『鬼滅の刃』第184話感想)

2019-12-01 23:00:00 | 鬼滅の刃

 その間、ず~っと単行本やらアニメやら他の方々の感想やらを読んで心を落ち着けるのに必死だったという。
 そんなこんなしていたら早くも12月ですよ。
 令和元年ももうすぐ終わってしまいますよ。
 色々と愕然としています栗うさぎです。



 では『鬼滅の刃』の感想へ・・・とその前に、他のジャンプ作品の感想をちょっとだけ。
 【アクタージュ】
  前から中堅漫画として安定した掲載位置でしたが、今回一気に上位にきましたね☆(4位!)
  それだけ注目されてるわけですね今回の章は。
  でもそれも至って納得。
  主人公である景だけではなく、景の周りの人物達もとてもしっかりと掘り下げられているのですから。
  メインキャラだけでなくサブキャラにもしっかりスポットを当ててくれる作品に駄作無し!ですからね!

 【僕たちは勉強ができない】
  うるか頑張って!!(←一番応援しているキャラ)
  ラストの大量のチョコは、誰かが貰った物を成幸が持ち運んでくれていたとかいうオチかなあ。

 【夜桜さん家の大作戦】
  実は今年からの連載開始陣の中で一番好きな作品だったり。
  キャラもいいですし、何気に話の展開で用いられる工夫や仕掛けもロジックがしっかりしてるんですよね。
  今回はセンターカラーということで嬉しさ増し増し♪このまま支持されてほしいものです。
  内容の方も、もうホント・・・。(^m^)
  太陽が「花に罪は無いし可哀想」と考えてくれていたのは大変好感度が高かったです。(動植物を労われる人に悪い人はいない!!/自論)
  不審者カップル達がもれなく微笑ましかったのも最高でしたが・・・
  一番微笑ましいカップルは主人公達ですよね。(^^)(^^)(^^)

 

 

 

 ・・・ふう。

 

 

 

 ・・・それでは・・・いきましょうか。

 

 

 

 

 

 

 週刊少年ジャンプ2019年52号掲載
 第184話 【戦線離脱】

 

 

 サブタイを読んだ瞬間から、いや~~~~~な予感はしていました。
 だって今一番危ない状況にいるのは・・・。

 

 

 愈史郎のお陰で地上に出られた炭治郎達。
 ですが。
 出た先はなんと、一般人の住む市街地ど真ん中!!
 うっわこれはまずい!
 鬼舞辻にとっては人質&回復に事欠かない環境です。
 この状況は遊郭編と似ていますね。
 この作品は戦闘場所もしっかりと舞台装置として活用してくれている分、今回の場面状況が鬼殺隊にとってどう働くのか気になります。(どう見ても不利としか思えませんが・・・)

 そして気になる日の出の時刻まではというと・・・
 残り1時間半!!
 うっわ長い!!
 人気テレビ番組の『逃●中』を見てるといつも感じる事なのですが、切実であればあるほどタイムリミットまでの残り時間が例え一分間であろうが、数秒間であろうが体感的にめっちゃくちゃ長いんですよね・・・。

 

 案の定鬼舞辻は第二形態に変化。
 鞭状の触手を背中から生やし、より一層激しい攻撃を繰り出してくるように。
 最終的にはどんな姿に変わり果てるんでしょうねコイツ。
 少なくとも必ず一回はグロ化に一票。

 そして・・・あ~やっぱり鬼舞辻の再生速度は一瞬レベルでしたか。
 こうなってくると今現在戦闘中の柱達は分が悪い。武器の形状的に。
 武器に爆発の付加効果を持つ宇髄さんか、質量のある悲鳴嶼さんならばほんの少しは有利なのでしょうが・・・。
 あ、不死川の技も結構有効かも。攻撃範囲広そうですから。
 そんな肝心のお二方は今一体どうしているのやら・・・。
 お願いだから早く来て~!(><)

 

 

 攻撃直後の隙を突かれ、柱達は鬼舞辻の攻撃を受けそうになるものの・・・。

 うああああああああああああああああああああああああああ!!!

 生き残りの隊士達が身を挺して柱達を守ったという!!
 前回の感想で、愈史郎の力になるべく「自分を喰え」と発言した名も無き隊士くんがいました。
 あの隊士くんと今回の彼らの気概はまさに同じです。
 ですが、それがまさかこれほど辛い形に繋がるなんて・・・。
 蜜璃さんの悲痛な叫びと完全シンクロですよ。
 
 あの時褒めた私は馬鹿だったのでしょうか。
 命を大事にしろと怒るべきだったのでしょうか。
 でも彼らの壮絶な覚悟を思うと、もはや何も言えず・・・。(><。)

 

 それにしても、鬼殺隊の隊士達がこれほどの気概で頑張ってくれたとなると、鬼殺隊に関わる他の陣営も気になってきました。
 これからの展開で「隠」の方々や刀鍛冶の人々の活躍もあると考えてよさそうですね。
 「隠」の人達は一般市民の避難誘導に奮闘してくれるのでしょうか。
 刀鍛冶側の活躍として期待するのは勿論、今現在折れてしまっている義勇さんの刀の交換。
 でも・・・・・・・・・・鋼鐵塚がやってきたらどうしよう(汗)。
 この人鱗滝さんとも顔見知りだったし、義勇さんの刀の担当だったとしてもおかしくはないんですよね。
 私情で言わせてもらえば、あまり登場して欲しくはないかも。
 だって、義勇さんコロされそうだもん(滝汗)。

 

 

 己の命と引き換えに、柱達だけでなく炭治郎も守ってくれた隊士達。(><。。。)
 仲間の遺体を抱き、激しく動悸づく炭治郎。
 この一コマだけで炭治郎の心情が余すことなく伝わるのが見事。
 こういう風に極めて短いシーンの中で伝えたいことを全て伝える手法が、吾峠先生は極めてお上手だと思います。

 

 隊士達に続き、自分も続いて鬼舞辻に立ち向かおうとする炭治郎。

 ですが。

 突然苦しみだし・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぎっ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぎゃあああああああああああ

あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

!!!!!!!!!!


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 いやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだ
 やめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめて
 つらいつらいつらいつらいつらいつらいつらいつらいつらいつらいつらいつらいつらいつらいつらいつらいつらいつらいつらいつらいつらいつらいつらいつらいつらい

 

 

 

 

 

 もはや二度見出来ません。

 浅草の事件でもモブ女性が同種の被害を受けていましたが、それとは比べ物にならないぐらいショックです。

 あああ

 あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛

 あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛○△□あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛XYZあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛#%@・・・!!!!!

 

 

 

 

 

 (・・・6日かけてなんとか動揺を鎮静・・・)

 

 

 

 
 

 

 これは炭治郎の更なるジャンプアップのための踏込み(ダウン)に違いない。
 そうに違いない。
 ただそのダウンがあまりにもどギツすぎやしませんかね吾峠先生???
 吾峠先生の容赦の無さは重々承知の上ですが、さすがにこれには心が追いつけませんでした。

 

 

 信じませんよ。
 炭治郎が死んだなんて。
 鬼舞辻の言葉なんて。
 信じてたまるか。

 

 

 そういうわけでして、これから炭治郎がどう復活するのかを私なりに考えてみたいと思います。

 可能性①
 禰豆子の『爆血』による解毒。
 まずこれが救済手段として真っ先に挙がるものでしょうね。
 炭治郎のピンチのほとんどに駆け付け、いつも彼を助けてくれた禰豆子。
 最近出番が全く無いことから考えても、そろそろ登場してもおかしくありません。
 で・す・が。
 禰豆子は今現在人間に戻る薬を服用し、伏せっている状態。
 しかも日の出を鬼舞辻を倒す最後の希望として鬼殺隊全員が一丸となって頑張っている中、今禰豆子が鬼舞辻の前に姿を見せたりしたらそれこそ仲間達の頑張りが水の泡になってしまいます。
 吾峠先生のスジの通った考え方には本当に信頼を置いているので、個人的にこの可能性はかなり低いと思っています。

 可能性②
 愈史郎による処置
 愈史郎は珠世さんが開発した血鬼止めを持っている筈なので、それを使えば助かる可能性はありそう。
 でも今回の場合は血鬼術とはまた違うからなあ~。
 こうして考えると、やはり珠世さんやしのぶさんといった医療に長けた人がいないというのは厳しい。(個人的には珠世さんが死んだとはどうしても思えませんが)
 それに鳴女を操っていた愈史郎が、一体どこにはじき出されたのかもまだ分かりません。
 もし彼が近くにいなかったら・・・。
 その場合、炭治郎を運ぶ必要性が生じてきます。今回の「戦線離脱」というサブタイからしてもその可能性は高そうですね。
 ですが柱達は鬼舞辻の足止めをしなければなりません。
 柱達の実力には及ばずとも一般隊士達よりは鬼舞辻と渡り合える可能性を持った剣士達、そんな「浮いた駒」が炭治郎を助けようと奮起してくれるかもしれません。
 そんな剣士達といえば、当然。
 善逸・伊之助・カナヲら同期組!!(+村田さん!)
 禰豆子の次に炭治郎との絆が強い彼らなら。
 この炭治郎のかつてないピンチに、きっと必死になって彼を助けようとしてくれることでしょう!!


 そして。
 可能性③

 個人的には、これが一番可能性が高いと考えています。

 私、以前からずっと気になっていた点があるんですよ。
 それは。
 遊郭編の第95話。

 あの時、妓夫太郎によって炭治郎は毒を喰らわされました。
 ですが。
 『円斬旋回』の暴発後に目覚めた炭治郎は動けていました。生きていました。
 毒が消えていました。
 このシーンはほとんどの読者の方が「禰豆子が爆血で炭治郎を治した」と捉えておられると思います。伊之助や宇髄さんに施したのと同じように。
 でも。

 もしそうでなかったとしたら?
 禰豆子が炭治郎を助けたのは『円斬旋回』の暴発からだけで、爆血による解毒は施していなかったとしたら?
 炭治郎が己自身の力で解毒できていたとしたら?

 解毒したのは炭治郎か。禰豆子か。
 あの時のシーンはどちらとも取れる描かれ方になっているんですよ。
 まあこれは深読みのしすぎかもしれませんが・・・
 物語が着々と最終決戦へと向かっている今、そろそろ炭治郎の“謎”に触れてもおかしくないので。

 

 

 

 

 

 

 ・・・とまあ、動揺から落ち着くために色々と考えてはみましたが・・・

 

 

 

 

 


 

 

 理屈なんてどうだっていいんです。

 ただ

 

炭治郎に助かって欲しい。

 

 

 それだけです。