★神々と男たち
信仰に身をゆだね、抗うこともなくその教えを貫く……。
死が迫っている中でも讃美歌を捧げ、行いを続ける。
生きることは尊い、ただ委ねるだけの生き方が良しと言えない。
それでも、いまあるべき姿と現実はあまりに大きな隔たりがある。
犠牲となることで終焉するのだ。
ラストの雪景色と彼らの運命が物悲しい……。
晩餐となる場面で、ある曲が流れるのだけれど。
運命を受け入れようとする彼らの心情が重なって、
見ているこちら側の感情を揺さぶる。
実話をもとにしている。
見終わった後の解説で、演じた俳優の面々がその人物に似ているそうだ。
わたしは、詳細を全く知らないので、「そうなんだぁ」と……。
紙面の解説を見て、録画するのだけれど。
見ようかなぁっていう、自分なりのタイミングで見ます!
そうしないと、せっかくの鑑賞が台無しになるから……。