「MIU404」#2
犯人じゃないかもしれない…。
そんな推測もあったりしたけれど。
確定的になるじゃない。
彼の父親に対する嫌悪感は最悪状態のまま。
トラウマというものは大人になっても影を落とす。
相手の行動や言動がきっかけとなり…。
あの瞬間の心理状態に支配されていく。
逃走のために夫婦の車に同乗するじゃない。
その夫婦にも夫婦なりの過去があり…。
逃走している彼の言い分を「信じる」…と。
それぞれが「過去」に捉われて生きてきた。
彼の慟哭…親子間の亀裂…埋めることはできない。
それでも伊吹の彼に語りかける言葉…。
しみじみと噛みしめなくちゃいけない。
ふと思う…ああゆう状況下で。
瞬時に伊吹のように言葉を発することができるって。
人柄がにじみ出るよなぁって…思ったわぁ。
伊吹も伊吹なりに過去のあれこれがあったりぃ。
志摩のあれこれを知り伊吹はどんな反応をするのだろう。