「悼む人」2015年
原作は読んでいました…。
静人の行為は奇異に見えるだろう。
新聞欄でメモを取りその場所へ赴く。
そんななかある女性と出逢う。
静人の行為をずっと見守っていくことに。
女性自身痛みを抱えつつ生きている。
自分の中でその罪を贖えないようだ。
静人の家族たちもいろいろあったりする。
彼だけは静かに自分を戒めるようでもある。
突き動かされ…その思いに従うさま。
誰しもまねのできることではないだろう。
付き従っていた女性も自身の出来事を悼む…。
静人自身が最後に悼む姿は印象的である。
原作読了後の感想は…。
いつか悼む日々は終わるのだろうと…。
けれど…終わりはないのかもしれないなぁって。
旅を続けることは終えるかもしれないけれど。
何かしらの悼むということは彼自身の中で。
終わることはない…そんなふうに感じたかもしれない。