新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

宇治茶の老舗…宇治茶の歴史がわかる!わかる!!…宇治・上林記念館に行く!!

2019-09-13 07:00:07 | B級スポット
♪宇治茶のチャチャチャ
宇治茶のチャチャチャ
チャチャチャ宇治茶のチャチャチャ~





宇治といえば
やっぱ
めちゃめちゃ美味しい
「宇治茶」ですよね…


宇治茶工房
福寿園…宇治資料館で
宇治茶の製造工程等は理解できたけど



やはりせっかくのこの機会
伝統ある宇治茶の歴史に触れておかないと…


…と思って
寄ったのが




宇治橋西詰交差点から南西へ200メートルほど
宇治橋通商店街の中にある
歴史を感じる長屋門が待ち構えている



これが

「宇治・上林記念館」














上林春松家(かんばやししゅんしょうけ)の長屋門を利用した
お茶の資料館




「上林春松本店」は、永禄年間の創業以来450年間の歴史を誇る老舗でありまして



ここにこれば…
宇治茶を製造する
「上林春松本店」の宇治茶にまつわる
品々から


伝わってくる歴史…



秀吉・利休にまつわる書状や茶道具
製茶道具などなど
宇治茶の伝統を肌で感じることができちゃうんです…













ツボを眺めてみる…


私の人生をも感じさせる…



そう…
人生振り返ると…いろんなところで
「ドツボ」に陥っていたような…





私が…いないか??
念のため???壺の中を覗いてみました…笑




御茶壺道中で使われた駕籠







と…
ルソンなどの古色の茶壺









御茶壺道中とは、
童謡の「ずいずいずっころばし」
♪茶壷に追われてトッピンシャン、抜けたらドンドコショ~


と…うたわれている世界観


将軍家で使用されるお茶を宇治から取り寄せる際に行われた行列のこと


御茶壺道中は「大名行列といえども道をあけて遅滞なく通すこと」とされ
めちゃめちゃ権威のあるものだったようで
紀伊、尾張、水戸をはじめとする大名行列も御茶壷道中には道を譲らなければならなかったといわれているほど…


まさに
♪茶壷に追われてトッピンシャン~
だったんですな…



♪ヌケタラドンドコショ


お茶壺道中が通り過ぎたら
ドンドコショ~

やれやれ…といった気持ちだったんでしょうな…



この方
上林竹庵さん!













ある時、利休さんがこの上林竹庵さんを訪ねてきたそうな


お茶を一服と、点てはじめたのですが、
上林竹庵さん
緊張のあまり手が震えて茶杓を落としたりと上手に出来なかったそうな

それを見て弟子たちが大笑いした…らしい…
でも利休さんは

上林竹庵さんのことを
当代随一のお茶の名手なり…と

どうしてなのか?と弟子たちが尋ねると


人をもてなすその気持ちが
お点前の第一である…

上林竹庵のお点前にはその気持ちが
よく伝わってきた…と

そのように…利休さんが褒めたという話が
ここにかかれていました…





「宇治・上林記念館」

入場料たったの200円で
宇治茶の歴史を
心底感じることができる…感じることのできた
素敵なハコモノ…でして…


もう…これで
私も「宇治茶」について20秒ほど???
はアツく語れる!!




でも
そもそも

私って、宇治茶の歴史等に興味をもってたっけ???




実は…宇治茶をたしなむのは好きだけど…
宇治茶をいただくのは好きだけど…



別に…宇治茶の歴史に
興味をもったことなんて…
宇治茶の歴史に
想いを馳せたことなんて
人生…今まで一度もないけど…




実は私が訪ねた
この日の宇治は…



ウジアラビアのように
クソ暑く…

ウジアラビアのように
クソ暑く…

宇治アラビアのように
クソ暑く…苦笑


そんな中で
みつけた
「宇治・上林記念館」というハコモノ




きっと…館内は冷房が効いてて
涼しいに違いない…

たったの入場料200円で
涼で癒される…

サウジアラビアのようなクソ暑さから
解放されるに違いないと思って館内に入れば






冷房の効いた部屋など
まったくなくて…


コーナーの片隅に
あったのが…これ…





喉元を扇風機に最接近させながら…
宇治橋通商店街を行き交う人たちよりは
私の方がウンと涼しいな…と
クソ暑くてバテテいる自分を励ましながら







じっと…じっと…
扇風機の前に佇んでいた私だったのでした…