新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

コーフンしたくて???…白鳥古墳と白鳥山法持寺と…

2023-07-02 05:27:18 | 歴史史跡

この歳になると…ときめくことなんてまったくなくて…

物事に「コーフン」するなんてことは全くなくて…

でも、このまま枯れていくなんて、とんでもない!!

 

もう一度「コーフン」するようなときめきを求めて…

白鳥コーフン」…に行く…

いや、コーフンしたくて行ったんじゃなくて、本音はウォーキングがしたくてね!!新型コロナウイルス感染症蔓延で「マンボー」が発出されたせいで、家でゴロゴロしてたら、私の「シボー」(脂肪)がトンデモないことに

お腹廻りの緊急事態宣言が発出されてから、ずーと解除できないでいるのよ…

 

ということでウォーキングがてら、お腹廻りの緊急事態宣言を何とかしたいと願いながら、コーフンをもとめてコフンへと

行ったのは春のとき…

季節がら「コフン」…もとい…「カフン」(花粉)に気をつけながら

 

地下鉄の神宮西駅の近くに


白鳥古墳
古墳だけに…コーフン???…笑…してきますなぁ!!
…笑


駅の出口の一本入った路地をまっすぐ歩けば

白鳥山法持寺

 




その奥に…

白鳥古墳がありまする…

 

実は白鳥山法持寺にも白鳥古墳にくるのも2回目でして

まあ、なんとなくここにきたな…これをみたなという思い出は、残っています…


白鳥山法持寺は

曹洞宗のお寺で、弘法大師さまが自刻の地蔵菩薩像を本尊として小堂を建立したのに始まるとされ

御本尊は釈迦牟尼仏


白鳥御陵(日本武尊の稜)を鎮守とし…
御陵の宝物を護持する寺であったとのこと…


戦国時代…
織田信長が桶狭間合戦に向かう途中、当寺へも立寄り、必勝を祈願したといい伝えられており…
承応年間に現在の寺号の法持寺と改称されたとのこと…

昔は城のようであったと「尾張名所図会」の絵

 

立派な山門

両脇に金剛力士像が

覗き込むと目ヂカラ半端ない

 

こちらは、なんかめちゃ驚いてビビってますなあ…



当寺は東海道を往還する文人が多く足を留めているようで…

歴史を感じる松尾芭蕉の句碑が…アリマス…








でも…
松尾芭蕉の句碑よりも…
ウンとウンと…インパクトがあるのが…


かわいらしい…
実にかわいらしい…
第五十五代横綱北の湖…



横綱北の湖

なんか…小学生の頃だったかな…
記憶にあるぞ…

めちゃめちゃ強くて…
強すぎて…
当時の人気力士…貴ノ花が簡単にやられちゃうほど
強いから

「憎らしいほど強い横綱」

…と呼ばれていたような…


私も…
小学生の頃…好きじゃなかったような…
…って、相撲自体にそもそも興味がなかったんですけど…苦笑

相撲みてると…
塩投げて…見合って…
なかなか始まんないから…
…で…始まっても…目を離した瞬間に…投げられて終わっちゃったりと…
…なんか…みてると必ず眠くなる…そんなスポーツでして…
スミマセン!
相撲については…あまり語れません!!

相撲取りで知っているのは…

天龍源一郎
北尾


…って
みんなプロレスラーばかりじゃん!!


話を戻そうっと…

「うん ほんまに横綱になったんや 母ちゃん」






…こんな…
温かい親子愛の感じられる石碑や…



「どんなにつらくても何と云はれようと相撲をとるのは心 自分が駄目だと思ったら とれるものではない」

…の…

「憎らしいほど強い横綱」とのまわりの声に、ひるむことなく
これを逆風にして立ち向かうような…横綱としての決意の感じられる石碑など…






江戸の文人
松尾芭蕉が…完全に霞んじゃってイマス…

 

ちなみにこちらの石碑も霞んじゃっています…

それは、ここを詣ったときに作ったらしい山岡荘八さんの句の石碑ですが…

霞んじゃってます…

 



北の湖関連では
他にも…

引退したときに発したと思われる言葉も石碑に

さらには

「撫で石」

 




三保ヶ関部屋ではこの石を抱き上げながら足腰を鍛えたようであり…

この石を撫でると強くなるとか…

はい…

肉離れ!尿路結石
肋骨骨折!細菌性大腸炎
…と散々なので…

身体が強くなるよう…
とことん!とことん!
撫でさせていただきました!

さらには山門の裏には

「すりこぎ」

力士はこの棒にぶつかって稽古するようで…



さらには

三保ヶ関部屋の「土俵」の跡を示す石碑も…

これには驚きましたな「どひょー!!」って…汗


さてさて…
この日は…別に
横綱北の湖のことについて知ろう…
触れようと思って
ここを訪ねたわけではなくて…

たまたま

かわいらしい…
実にかわいらしい…
第五十五代横綱北の湖…
…が目に留まっただけでありまして

本来の目的は…
ここの裏手にある緑の丘…
白鳥古墳に…コーフン…したから…笑

…でありまして…

次に進もう!!
…笑…

次にすすもう

次にす相撲


あっ、ここに気付いてくれたかな??…笑
大爆笑のところ???だけど…

さて、手水舎で手を浄めようとしたら…きっと新型コロナウイルス感染症のせいで…

しかたがないので…持参の手指消毒液でシュッシュ

これで、少なくとも私の手に、ここにくるまでにどこかでへばりついていたかも知れない新型コロナウイルスは、絶滅したに違いない…

 



ではでは、本堂にて合掌

 

 

 

御本尊の釈迦牟尼仏さまに手を合わせて…

 

 



さてさて…その後は境内をぐるっと散策をば…

 

読むのに骨が折れますが白鳥山法持寺の由緒書きの石碑

こちらは「心の大師」さまがいらっしゃる弘法堂

裏手が白鳥古墳

 

こちらが「心の大師」さま

その左右には

仏様が濃厚接触!

 

こちらは水子地蔵様でしょうか

 

その「心の大師」の由緒がかかれた看板

昭和の初めに、大師信仰の厚かった目の不自由な老人が本四国に参詣したいという願望で巡拝に出かけました…
しかし、転んでは起きの繰り返しが続き最後の札所では雨に濡れた数多い石段に足をとられ倒れてしまいました…
しばらく意識がありませんでしたが気がついてみると、草履が破れ血が出ているのが見えました…
そこで、はっと「目が見える」と大喜びし、八十八札所の巡拝は老人の真心が通じたたまものと感激し、信仰の有り難さを感じとりました…
そのため、報恩感謝の心の力によって大師像を自ら彫り、白鳥山に献納安置されました…とのエピソードが

でも、この由緒書きは

こちらのお地蔵様のような祠の横に貼られていて

ひょっとしたら。こちらが「心の大師」さまかも知れないな

この祠の左にはお地蔵様が濃厚接触

歴史を感じるこのお地蔵様がリーダーでしょうか…

 

三代目助高屋高助の墓碑

江戸後期に活躍した歌舞伎役者だったようで

こちらは、水子地蔵

一番切なくなる地蔵様…ペアで幼子のまま地蔵の姿でおられて、ちょっと切ないですな…合掌…

 



白鳥山法持寺を後にして…
ぐるっと緑の丘を廻ってみることに…

そこが

白鳥古墳…

白鳥御陵と刻まれている石碑




前方後円墳であるようで…
でも…実際は
前方部と後円部の東部分が削り取られて原形が損われているとのこと…


まあ…
そもそも
前方後円墳といっても、そりゃあ航空写真でみれば…はっきり分かるけど
歩いて廻れば…おそらく損なわれていることすら
確認できない訳で…

おおっと…説明看板がありました!



古くからこの古墳は日本武尊(ヤマトタケル)の御陵との説があり
日本武尊が白鳥となって熱田の宮に飛び来たり降り立った地であるところから
白鳥御陵と名付けられた…とのこと





残念ながら、柵があって古墳の中に足を踏み入れることはできません!

覗くだけ…笑

 


日本武尊が白鳥となった???

別に化けた訳ではなく
亡くなった後、ヤマトタケルの魂が白鳥となって飛んでいった…
…といった感じのよう…
まあ…神話ですし…
実際は…この白鳥古墳が日本武尊の御陵であるかも怪しい訳でして…

でも…この古代に馳せるロマン…
大切にしたいですなぁ…

ちなみに…
近くに

同じ前方後円墳の

断夫山古墳


…がありまして


こちらは、削られることなく…
その形を残しているようで…



ヤマトタケルへの思いを抱き再婚せずに亡くなった宮簀媛(みやずひめ)の御陵
断夫山古墳という説もある…この古墳



なんでも
断夫山は夫を断つ山という意味でその名前がついたとか…???



この女性の宮簀媛(みやずひめ)の方の古墳の方が
白鳥古墳よりもウンと大きいことから…

昔から

「女性の方がウンと強かったんだろうな…」

…と勝手に古代のロマンに想いを馳せた…


以上…
古墳にコーフンした…笑
今回のお出掛け日記でした…

憎らしいほど強かった
北の湖よりも…
きっと女性の方が強かったに違いない???…


…ああ、休日、ゴロゴロしてTVを観てるだけなのに…
家内から、娘から注がれる冷たい視線…

私を含めた男性陣の諸君
負けるな!負けるな!
こんなときは…

「ドスコイ!!!」

…じゃなかった…汗

「ドンマイ!!!」…苦笑

 

「うっちゃる」…笑…チャンスがあるかもしれないから

「徳俵」で踏ん張るぞー!!!???

 

 

PS…ちなみに、白鳥古墳をみたからと言って

「コーフン」するようなときめきは一切なかったことを最後に記しておく