「ぶしょう」のような気持ちで…「ぶしょう」のような気持ちで…「ぶしょう」のような気持ちで…
岡崎市の光ヶ丘交差点の近くを歩いてみる…
この市街地のほんの一角に
「小豆坂古戦場」の石碑が
なんでも戦いで、血小豆色に染まったことから、この地名がついたとか…
「小豆坂の戦い」は、2度あって
1度目は、織田信秀率いる織田軍と今川義元率いる今川軍との戦い
それまで、三河国を統一していた松平清康(家康の祖父)は「森山崩れ」という事件で家臣に殺され、後継者の松平広忠は、今川義元の力を借りて当主となったため、それ以後松平家は「今川家の家臣」となり勢力を失っていたとき…
そこに臨んだのが織田信秀(信長の父)
三河国に攻め入り、松平家の重要拠点だった安祥城を落城…岡崎城も…といったときに
この松平家を救うために今川軍の大軍が対抗
岡崎城に近い、ここ小豆坂で戦いがおきたようで…
その時は、「小豆坂七本槍」と呼ばれる7人の活躍により、織田軍は勝利したとのこと
その結果、三河に織田家の力が及ぶようになると
まずは刈谷城にいる松平家の家臣であった水野信元が織田家に寝返ることに…於大の方の兄なのにも関わらず…
この寝返りにより、松平広忠は今川義元への忠誠を示すため、於大の方と離婚、於大の方は実家の水野家に戻ることに…
水野家に裏切られた松平広忠は、今川家への忠誠をさらに示すため、息子の竹千代(後の徳川家康)を人質として送るよう計らった…
しかし、ここでまたまた裏切りが…
竹千代を今川義元に送る職務だった戸田康光が、裏切って竹千代ごと織田家に寝返る…
こうして、勢力をさらに伸ばした織田信秀による三河国への侵攻
それが、第2回目の「小豆坂の戦い」
織田信秀は、長男の織田信広を先鋒とし、4000の兵…
一方の松平軍は今川家の太原雪斎が援軍に駆け付け、10000の兵…
この戦いでは、はじめ今川勢は坂の頂上付近に布陣していたために優勢であったが、織田信広軍も劣勢を悟って無理をせずに本隊と合流して勢いを盛り返し、織田方の奮戦によって松平隊が崩され、次第に今川方の敗色が濃くなりつつあった…
ところがこの時、伏兵となっていた今川方の部隊が攻勢に転じ、織田本軍に横槍を入れたことで織田勢は総崩れ、再び矢作川を渡って安祥城まで敗走し、
松平、今川軍の勝利となった戦い…
そんな「小豆坂の戦い」
その「小豆坂古戦場」の石碑の横には、鎧を立てかけた松の石碑
松がみあたらないなあと思ってたら、近くの場所にあった石碑だけ、この場所に移動させたようで…
刀や鎧を洗ったといわれる
「血洗池跡」の石碑
これも、ここに「血洗池」があったという訳ではなくて、宅地開発の折に、石碑だけここに集められたものらしい…
1542年…今から約500年前には、ここを武将、武士たちが走りまわっていたのね!
と、想像もできない戦国時代に想いを馳せながら、私も「ぶしょう」のような気持ちでぶらぶらと名鉄美合駅に向かって歩く…
武士と武士とが見あっていたから…「美合」(みあい)、あるいは戦いで絡み合いしてたから、「みあい」という地名なんだろうか…
と、なんの根拠もない妄想を描きながら…
私も「ぶしょう」のような気持ちで
私も「ぶしょう」のような気持ちで
私も「ぶしょう」のような気持ちで
徒歩でとほとほと…この1本道を歩く…武将や武士は走りまわっていただろうけど…
さてさて、走り回ってもいないのに…とほとほ徒歩で歩いているだけなのに…空くのがお腹…
「腹が減っては戦はできぬ???」
ということで立ち寄ったのが
「珈琲家牧歌美合店」
この看板も味わいがあるー!!
これは、道路沿いからみたお店の外観…
ドミー美合店の駐車場の敷地内にあって
こちらが正面
入り口には、店長の日記…
つい、読んじゃいますなあ…
入口に使用済のコーヒー豆が置かれていて
持ち帰り自由とのこと
使用済みのコーヒー豆は消臭剤に使えると謳っているから
人気のようで、もうあまり残ってませんなあ…
木の温もりを感じる店内…なかなかいい雰囲気で…
さてさて、私は「ぶしょう」のような気持ちで…と先ほどから、綴ってますけど「ぶしょう」といっても「武将」ではなく「不精」なので…
ここで、雑誌や新聞を読みながら…ダラダラと
で、注文したのは、メニューにお薦めとあった
「ロコモコセット」
セットにはミネストローネ 具だくさんのスープ、野菜がたっぷり入っていて、めちゃ美味しい!!
さらには、セットでついてきた瓶に入った
プリンがたっぷりん!!
あ、たっぷりんではないけど…笑…
珈琲は
牧歌アマレロ・ブレンド
独特の香りのする惹かれる味
苦味、酸味は少なめで珈琲らしくない…でも惹かれる珈琲でした…
そしてメインのロコモコ
肉厚で美味しくて
その横の温泉卵の…黄身が実にイイ感じのとろみ加減で…
ふと、心に浮かんだ歌は
加山雄三さんの「君といつまでも」
「幸せだなァ 牧歌(ぼかあ)、黄身といる時が一番幸せなんだ
牧歌、死ぬまで黄身を離さないぞ、いいだろ」
オチは、武将だったら、腹切り自害ものの酷さでしょうか…汗
ああ、私…「武将」じゃなくて「不精」でよかった…笑
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます