小山卓治さんの風来坊上飯田店でのライブ…
会場は…なっ!なんと!!お座敷ライブ!!!…
さらに、お客さんには、ワンドリンク、ワン手羽先付き…という、フツーには想像しがたい空間でのライブ…
…小山さんの背中には、和服の女性が生ビール持ってほほ笑んでいます…
(あっ、ポスターのことですよ…笑…)
お座敷なので…
お客さんはあぐらか…あるいは…体育座り!!??(笑)
小山さんも磯部舞子(ベチコ)さんも当然靴を脱いでのステージですっ…笑…
小山さんの手羽先お座敷ライブ!!
…それはそれは、もう超満員……カメラマンの渡辺さんも場所を決めてしまうと、一歩もその場所から動けません…笑…
手羽先片手に、小山さんのライブを見る…
なんて幸せなんでしょう!!
名古屋でなくては…そして安藤店長の企画なしでは…こんなライブ、絶対に実現できないでしょう??
お座敷なので…
一見すると…宴会!!???…みんなで呑んだくれて和気あいあいで手拍子なんぞして
大合唱の…そんなふうに勝手に想像されちゃう…感もなきにしもあらず…でしょうが…
この日の
小山卓治さん!!
当然、宴会などでお茶を濁すつもりは毛頭ありません!!
それどころか…
この夜の小山卓治さん!!
見事なまでの直球勝負でしたぁ!!
めちゃよかった!!最高の…そうだな、四日市で、鎌田ひろゆきさんの前に唄って挑戦状を叩きつけた??ような小山さんのライブに似た印象…
ソウルのこもった歌声に…シャウトに…
痺れました!!
感動もの…でありました!!
おそらく…
TAKAさんも、古くからのファンの方も…この夜のライブを…小山さんのシャウトを聴いてたら…大満足だったに違いない…!!
そしてバイオリンのベチコさんとの絡み…
これがアレンジも絶妙でして…
バイオリンをフューチャーして…小山さんの温かみは当然残しながらも…
さらに、小山卓治さんの研ぎ澄まされたソウルが絶妙なバランスで絡みあい…
あなどるなかれ
お座敷ライブ!!
…でアリマス!!
最前列には…
おそらく??小山卓治さんのライブ初体験の女子中高校生のキッズたち…
…が固唾をのんで、小山さんの作りだす世界に、食い入るように引きずり込まれているのが…
…それはそれは、よく感じられます!!
ライブは…ベチコさんと
「夢の島」からスタート!!
そして「PADADAICE ALLEY」へと続く…
みなさんの…このお座敷というこの空間を楽しんでいる雰囲気が
小山さんにも伝わっているのか…お客さんとの関係が、ライブスタートから、めちゃいい感じで出来上がっています…
ベチコさんとの前半のラストは
「種の歌」
…小山さんの優しさ、温かさが全面にフューチャーされて、バイオリンのアレンジも当然よくて…
…優しい歌声がお座敷いっぱいに広がっていましたぁ…
…いや、お座敷だけじゃなくて厨房にもね…笑…
そして、小山さんのソロコーナー…
そこで見せてくれたのが
弾き語りの
「カーニバル」
もう一言で言えば
「圧巻」!!!
バンド演奏のときうのようなノリを大切にしてるアレンジではなくて…
それがそれは、思い切りアレンジを変えて…
…情感たっぷりに歌い上げる…そんな「カーニバル」
少なくとも名古屋では、このアレンジの「カーニバル」…
…初披露ですっ!…
そこには研ぎ澄まされた鋭利な刃物のような感じもあり…
温かみも感じられ…
まさに、今の50代の小山さんだからこそ表現できる
等身大の「カーニバル」!!
ホント痺れた!!!
オレも最前列で、体育座りして(笑)じっくり耳を傾けていたい…と思っちゃいましたぁ…
この「カーニバル」…
…当初のセトリには入っていませんでした…
セトリには佐野元春さんのカバーなどが組み込まれていたのですが…
演奏しませんでしたし…
あとで…セトリの変更のことを小山さんに訊くと…
「キッズにも伝わりやすい選曲にした方がいいと思って…」
ソロコーナーでは
セトリにこだわらずに…その場のお客さんの雰囲気を感じ取って…
…での…この…
「カーニバル」…凄すぎます!!
若い時のバンドサウンドじゃなくて…
今の小山さんだからこそ表現できる…
そんな「カーニバル」でした!!
最高でした!!大満足ですっ!!
そして、再度ベチコさん登場!!
ここで…またオレやられちゃうのです…
「前夜」
…この曲のアレンジもめちゃよくて…
…今まで、ベチコさんのバイオリンをフューチャーすると、温かみのある演奏になるアレンジになることが多かったと思うんですが…
今回は、そればかりじゃないんですよ!!
ギラギラした小山さんの表現する世界を、絶妙なバランスで、バイオリンでサポートしてるんですよ!!
もう痺れっぱなし!!
…もちろんアレンジの素晴らしさもありますでしょうが…
…なおかつベチコさんのバイオリンが、とことん小山さんの歌の世界が前面に引き立つようにといった…そんな演奏で…
ベチコさんとのコンビ…
めちゃめちゃ…進化してますね…
そして
「ひまわり」
これも、よかった!!!
ホント痺れた!!!
オレも最前列で、体育座りして(笑)じっくり耳を傾けていたい…と思っちゃいましたぁ…
客席との見事な一体感!!
そしてなによりも風来坊で…演奏することを…
何よりも楽しんでる小山さん、ベチコさんの様子が良く感じられました!!
ラストは…
「最終電車」「傷天」
さらに…アンコールへと…
もう、それはそれは…小山さん、めちゃ気合いが入ってましたよ!!
ビンビン伝わってきました!!
小山さんが…
なんと、弦を…演奏中切っちゃっていましたからね…笑…
盛り上がった雰囲気を継続しつつ、ギターを持ち替えた姿もカッコよかったですよ!!
野畑さんがもし見てたら…
すぐ気付いたと思いますよ…
…小山さんの表情が最初から最後まで紅潮しっぱなしだったって!!!
そんな最高の…風来坊の夜でした!!
最後に…
追加の写真を…
ほら…お客さん…体育座り!!(笑)でしょ!!
店長の安藤さん…
こんな隙間から覗き見を!!(笑)
…ちなみに…オレも…ここから覗き見を…笑…
そして…
最後に…もう1枚…
リハ後の食事で、お腹いっぱい!!…なんだけど…
渡辺さんに名古屋を感じてもらおうと…
その後、ライブ前にみんなでコメダ珈琲へ…
渡辺さん、シロノワールを初体験!!
お腹いっぱい!!…であるはずなのに??…
みんなに薦められて…
…ほぼ…ほぼ…???…笑…
完食!!!
…この写真…渡辺さんの後ろで…
いじわるそうに??ほほ笑む小山卓治さんにもご注目を!!!(笑)
会場は…なっ!なんと!!お座敷ライブ!!!…
さらに、お客さんには、ワンドリンク、ワン手羽先付き…という、フツーには想像しがたい空間でのライブ…
…小山さんの背中には、和服の女性が生ビール持ってほほ笑んでいます…
(あっ、ポスターのことですよ…笑…)
お座敷なので…
お客さんはあぐらか…あるいは…体育座り!!??(笑)
小山さんも磯部舞子(ベチコ)さんも当然靴を脱いでのステージですっ…笑…
小山さんの手羽先お座敷ライブ!!
…それはそれは、もう超満員……カメラマンの渡辺さんも場所を決めてしまうと、一歩もその場所から動けません…笑…
手羽先片手に、小山さんのライブを見る…
なんて幸せなんでしょう!!
名古屋でなくては…そして安藤店長の企画なしでは…こんなライブ、絶対に実現できないでしょう??
お座敷なので…
一見すると…宴会!!???…みんなで呑んだくれて和気あいあいで手拍子なんぞして
大合唱の…そんなふうに勝手に想像されちゃう…感もなきにしもあらず…でしょうが…
この日の
小山卓治さん!!
当然、宴会などでお茶を濁すつもりは毛頭ありません!!
それどころか…
この夜の小山卓治さん!!
見事なまでの直球勝負でしたぁ!!
めちゃよかった!!最高の…そうだな、四日市で、鎌田ひろゆきさんの前に唄って挑戦状を叩きつけた??ような小山さんのライブに似た印象…
ソウルのこもった歌声に…シャウトに…
痺れました!!
感動もの…でありました!!
おそらく…
TAKAさんも、古くからのファンの方も…この夜のライブを…小山さんのシャウトを聴いてたら…大満足だったに違いない…!!
そしてバイオリンのベチコさんとの絡み…
これがアレンジも絶妙でして…
バイオリンをフューチャーして…小山さんの温かみは当然残しながらも…
さらに、小山卓治さんの研ぎ澄まされたソウルが絶妙なバランスで絡みあい…
あなどるなかれ
お座敷ライブ!!
…でアリマス!!
最前列には…
おそらく??小山卓治さんのライブ初体験の女子中高校生のキッズたち…
…が固唾をのんで、小山さんの作りだす世界に、食い入るように引きずり込まれているのが…
…それはそれは、よく感じられます!!
ライブは…ベチコさんと
「夢の島」からスタート!!
そして「PADADAICE ALLEY」へと続く…
みなさんの…このお座敷というこの空間を楽しんでいる雰囲気が
小山さんにも伝わっているのか…お客さんとの関係が、ライブスタートから、めちゃいい感じで出来上がっています…
ベチコさんとの前半のラストは
「種の歌」
…小山さんの優しさ、温かさが全面にフューチャーされて、バイオリンのアレンジも当然よくて…
…優しい歌声がお座敷いっぱいに広がっていましたぁ…
…いや、お座敷だけじゃなくて厨房にもね…笑…
そして、小山さんのソロコーナー…
そこで見せてくれたのが
弾き語りの
「カーニバル」
もう一言で言えば
「圧巻」!!!
バンド演奏のときうのようなノリを大切にしてるアレンジではなくて…
それがそれは、思い切りアレンジを変えて…
…情感たっぷりに歌い上げる…そんな「カーニバル」
少なくとも名古屋では、このアレンジの「カーニバル」…
…初披露ですっ!…
そこには研ぎ澄まされた鋭利な刃物のような感じもあり…
温かみも感じられ…
まさに、今の50代の小山さんだからこそ表現できる
等身大の「カーニバル」!!
ホント痺れた!!!
オレも最前列で、体育座りして(笑)じっくり耳を傾けていたい…と思っちゃいましたぁ…
この「カーニバル」…
…当初のセトリには入っていませんでした…
セトリには佐野元春さんのカバーなどが組み込まれていたのですが…
演奏しませんでしたし…
あとで…セトリの変更のことを小山さんに訊くと…
「キッズにも伝わりやすい選曲にした方がいいと思って…」
ソロコーナーでは
セトリにこだわらずに…その場のお客さんの雰囲気を感じ取って…
…での…この…
「カーニバル」…凄すぎます!!
若い時のバンドサウンドじゃなくて…
今の小山さんだからこそ表現できる…
そんな「カーニバル」でした!!
最高でした!!大満足ですっ!!
そして、再度ベチコさん登場!!
ここで…またオレやられちゃうのです…
「前夜」
…この曲のアレンジもめちゃよくて…
…今まで、ベチコさんのバイオリンをフューチャーすると、温かみのある演奏になるアレンジになることが多かったと思うんですが…
今回は、そればかりじゃないんですよ!!
ギラギラした小山さんの表現する世界を、絶妙なバランスで、バイオリンでサポートしてるんですよ!!
もう痺れっぱなし!!
…もちろんアレンジの素晴らしさもありますでしょうが…
…なおかつベチコさんのバイオリンが、とことん小山さんの歌の世界が前面に引き立つようにといった…そんな演奏で…
ベチコさんとのコンビ…
めちゃめちゃ…進化してますね…
そして
「ひまわり」
これも、よかった!!!
ホント痺れた!!!
オレも最前列で、体育座りして(笑)じっくり耳を傾けていたい…と思っちゃいましたぁ…
客席との見事な一体感!!
そしてなによりも風来坊で…演奏することを…
何よりも楽しんでる小山さん、ベチコさんの様子が良く感じられました!!
ラストは…
「最終電車」「傷天」
さらに…アンコールへと…
もう、それはそれは…小山さん、めちゃ気合いが入ってましたよ!!
ビンビン伝わってきました!!
小山さんが…
なんと、弦を…演奏中切っちゃっていましたからね…笑…
盛り上がった雰囲気を継続しつつ、ギターを持ち替えた姿もカッコよかったですよ!!
野畑さんがもし見てたら…
すぐ気付いたと思いますよ…
…小山さんの表情が最初から最後まで紅潮しっぱなしだったって!!!
そんな最高の…風来坊の夜でした!!
最後に…
追加の写真を…
ほら…お客さん…体育座り!!(笑)でしょ!!
店長の安藤さん…
こんな隙間から覗き見を!!(笑)
…ちなみに…オレも…ここから覗き見を…笑…
そして…
最後に…もう1枚…
リハ後の食事で、お腹いっぱい!!…なんだけど…
渡辺さんに名古屋を感じてもらおうと…
その後、ライブ前にみんなでコメダ珈琲へ…
渡辺さん、シロノワールを初体験!!
お腹いっぱい!!…であるはずなのに??…
みんなに薦められて…
…ほぼ…ほぼ…???…笑…
完食!!!
…この写真…渡辺さんの後ろで…
いじわるそうに??ほほ笑む小山卓治さんにもご注目を!!!(笑)
1曲目、小山さんのアコギとべチ子さんとのバイオリンのツインスタイルで『傷天』からスタート!おっ、ここ最近ではラストやアンコールでやる曲から始まるのか?!と思いながら、二曲目の『バラアレ』で、すでに小山さんの顔が紅潮しているのに気付きました(笑)。そしてボーカルとアコギ、バイオリンの音が、すごく聴きやすいバランスになってきました。この会場のPAは日によってすごくバラツキがあるのですが、この日のエンジニアの方は、一曲目で、ステージ上の二人の特性(楽器、声、メロディーライン、歌詞の世界)を把握して客席に最大限に届きやすくするプロの仕事をしていると思いました。お客さんも曲の間は静かに聴いて曲が終わると、心がこもった拍手をしていました。しかも、男のファンの比率が断然高いです(笑)。スタート時点からいい空気が流れています。
3曲目で、ギブソンのDOVEに持ち変えて『ブラインドラブ』東京のライヴ以外でDOVEを弾くのは珍しいんじゃないかな。この辺からも小山さんの気概が伝わってきます。『汚れたバスケットシューズ』♪朝から大阪に向かうために 僕は新幹線に乗っているところ♪の歌詞にちなんで、よく大阪で歌われる曲です。そして『青空とダイアモンド』この辺りから、僕自身、かなり入り込んでおり、曲中の世界に、僕自身の心象風景を重ね始めています。この曲には「君」という代名詞が出てきます。僕にとって、この「君」には女性の姿が重なります。♪君はよくこう行ったね ダイヤモンドを回って あなたが帰るホームに私はいる♪や♪白いパラソルの下で君が僕に手を振って笑っている とても遠く とても遠く♪ここまでの「君」は、子供時代の自分のお母さんの姿が重なります。それ以降の歌詞の♪凍えそうな街角に 僕はただ立ち尽くして 君の熱い胸のこと考えてる♪は、大人になってから出会い、恋人となった別の女性の姿が重なってきます。ここまで入り込むのは、今年観た小山さんのライヴでは初めての事です。べチ子さんのバイオリンとコーラスが、このせつない曲の世界を素敵に拡げています。
そして『種の歌』のMCでこの曲のイメージビデオで、英語、フランス語、スペイン語、韓国語等に訳して、歌詞を伝える様にしているので、色んな人に聴いて欲しいというMCがあり、よし、そろそろ、エリオットマーフィーのフランス人のファンの人達にネットを通してPRしようかな、聴いてもらったら、どんなリアクションがくるかなあと考えている内にツインスタイルのコーナーが終わり、ソロコーナーに突入です。
ここからが、さらに長文になります(苦笑)。
名古屋では、ダンスキッズの事を考えて外されたカバー曲の披露です。大阪は、佐野元春氏の曲ではなく、幻のGSグループPYG(ピッグ)の『花・太陽・雨』です。そうです!沢田研二ファンのTAKAさんならご存じかと思いますが、タイガース解散後のジュリーとテンプターズ解散後のショーケンの二人が在籍したスーパーグループのファーストシングルで、超名曲です!実は、僕、この曲が大好きで、スマイリーと一緒のライヴのカバーコーナーで、近い内にリクエストしようかなと考えていた曲なんです!なんと、リクエストする前に歌ってくれるとは!やはり30年もファンをやっていると、以心伝心でしょうか(^_^;)
しかし、この曲はキーの高いコーラスの部分もあり、たった一人で歌うのは、すごく難しい曲なんですよ。それにトライするなんて、なんてチャレンジャー!10月のカバーナイトに向けての小山さんの気迫が伝わってきました。
そして新アレンジ『カーニバル』は、DOSさんの意見に大、大、大同感です!アルバムアレンジのスプリングスティーン風の疾走感アレンジが20代の若気の至りとするなら、この日のアレンジは、黒人のブルース(哀歌)やソウルに共通する、黒っぽい感じがあり、55才を目前にした、現在の小山さんにしか出来ないアレンジと歌い方でした。とても渋くて、シビレました。好きです!この手のアレンジ!そういえば。今回は歌わなかったけど『NO GOOD!』のアコギの時は、アレンジが大幅に変わりホンキートンク風の渋いアレンジに数年前から変わっています。他の古い曲もこんな感じて、今の小山卓治に似合うようにリアレンジをして甦らせて欲しいです。
続いて『ONCE』、スマイリーのSAX抜きでこの曲をやるとは!意表をつかれましたが、この曲がアルバム『夢の島』に収録される前のミーティングアクロスのツアーではソロで歌っていたので原点に戻った様でした。僕もその当時の20代後半に戻り、その頃に付き合っていた女性の事を思い出したりして、完全にトランス状態でした(^_^;)
べチ子さんを呼び戻し、『前夜』『ひまわり』『Rock'Roll's Over』いままでの人生の中で経験した事柄、出会った人たち、もう二度と会えない人たちとの心象風景が、頭の中に浮かんでは消え、浮かんでは消えていきます。
オーラスの『夢の島』『最終電車』で、ロック調の曲で気持ちが高ぶります。昨年の12月にべチ子さんとのユニットを初めて観た際は、小山さんの繊細な曲にはバイオリンは合うが、ロックっぽい曲には無理があるかなと少し思ったのですが、今回はそんな事は微塵もなく、ロックっぽい曲にもバッチリ合っていました。DOSさんが言うようにべチ子さん、本当に進化しています。ツインスタイルの先輩マーシーも、うかうかしていられないほどの進化振りです!(余談ですが、僕はマーシーとのツインスタイルはエリオットマーフィーとオリヴィエデュランドのデュオ、べチ子さんとの編成はジョンメレンキャンプが、ロンサムジュビリーというアルバム以降、女性のフィドル奏者を加えてライヴをやっているシーンを想像してしまいます。ここら辺の話しを、高橋研さんとしたら盛り上がるだろうなあ、うーん、研さんと話しがしたい!)
話しがそれて失礼しましたm(_ _)m。アンコールは『ジャングルジム』今までは過去の想い出ばかりを重ねていましたが、この曲には自分の小学六年生の息子の姿が重なります。すでに反抗期が始まりつつあり、これから中学、高校と大人の階段を登っていき、自分達からはどんどん離れていく息子が、どんな心象風景を自身の胸に焼き付けていくのだろうかと考えていました。
そして『祈り』アイリッシュ風のこの曲のためにバイオリンは存在すると言っても過言ではない程、べチ子さんの奏でる音はマッチしています。ここからは、僕自身が現在の心象風景を重ねる番です。今、仕事で大きなプロジェクトを抱えており、自分の部門だけでなく他部門の意見も調整しながら、目標に向かって行かなければならないのですが、部門が違えば、意見や利害も一致しないので、非常に苦労している最中です。心体共にとってもハードな状態です。そんな時に♪僕が僕であるため 守りたいものがある どんなにつらい時でも切なく輝きたい♪、♪誇りを失くした時 人は死を待つだけ 夢は試されるもの ひたむきな時ほど 叫び続けているNO 願い続けているYES 幸せをつかむには 無傷じゃいられない♪のフレーズか現在の自分の姿に重なり、これからの、ささやかな支えになりました。
そして二回目のアンコール『夢の国へ』を卓治のソロで歌った後、ファンの暖かい拍手につつまれてライヴは終了しました。
30年もファンを続けていると望むモノがどんどん高くなり、しかも何十回も聴いている曲だと、なかなか入り込めなくなるのですが、今回はセットリストに工夫があり、小山さんのギターやボーカルにも、うたを伝えたいという気概や気迫のこもったライヴでした。僕自身は、とてもハードな精神状態でしたが、久し振りに、曲に入り込めて、過去だけでなく現在の心象風景を重ねられたライヴでした。
DOSさんのレポの様に、最後のオチはありませんが、ライヴの時に感じた、カタチには残らないものが伝われば幸いです。
野畑