得三での
加藤いづみさんのライブ2018
「加藤いづみ feat. 高橋研「sing a song for you 〜春〜」
第2部…
第2部のスタートは
高橋研さんの弾き語りから…
「2部の頭は、お前が歌えと言われてるものですから…名古屋は、とても好きな街で、とりわけ食べ物に関しては、加藤いづみが、味噌煮込みうどんが大好きでして…彼女と一緒に行動しているスタッフの伊藤というものがおるんですけど、彼も、一緒に、もう5回くらい名古屋に来てるんですけど…味噌煮込みうどん以外食べたことがありません!!…笑…手羽先も、ひつまぶしも食べてみたいし…と申しておりました…笑…考えてみたら、名古屋は、夜には東京に帰る街になってまして…実は、大阪~名古屋という流れがいけない…名古屋~大阪という流れだと、名古屋に泊まって、「味仙」に行ったりできる訳ですけど…次回はそのような流れにしたいと思います…笑…味噌煮込みうどんばっかり…かわいそうだなあ…笑」
「加藤いづみをプロデュースする前にプロデュースしていた川村カオリというアーティストがいます…2009年に亡くなってしまったんですけど…彼女がCDデビューして、今年が30周年になるらしく、30周年のイベントがなにかできたらいいなって話をしているところなんです…なにかできたらいいな…そのときは、みなさんも参加できるところは参加していただけたらいいなと思います…そんな川村カオリさんにかいた曲を…」
「嘘つきのロッカー」
研さんの一挙一動…
…じわっと心に伝わってくる研さんの歌声によって…
…広がる心象風景…
きらびやかな都会の中に…蠢く孤独感…
そんなことを感じながら…
研さんの描く世界観に惹きこまれる…
不思議と思い浮かぶのは…
都会では…けしてない…
研さんと旅した
武生の街並み…
松阪の街並み…
豊橋の街並みなど…
そうなのよ…
それぞれの街で…
唄った研さんの「嘘つきのロッカー」の…ことが…
不思議と…心に浮かんできて…
研さんの私にとってはドストライクのハスキーな歌声が沁みる!沁みる!!
「昨年は、比較的私は好調でありまして…28年ぶりにオリジナルアルバムを作ってみました…「BIG END」という…28年の血と汗と涙となまけ心が詰まったアルバムになっていますので、ぜひ、お手にとってみていただければありがたい」
…と語って
「帰れない街」
研さんの笑顔とは対照的な
実に切ない唄
背景にあるのは
原発、大震災…
しゃがれた…かすれた
ハスキーな歌声で…
心象風景が…はっきりと浮かび上がり
果てしなく切ない…
歌い終わって加藤いづみさんを呼び込む…
いづみさん:よかったですね!!研さん!!カオリちゃんの歌もすごくいいな…「帰れない街」も、東北出身の研さんだからこその説得力というか…
研さん:娘の話くらい長ーく褒めてくれないかな…笑
そこを
「高橋研!!」
…と一言でまとめるいづみさん!!…笑
いづみさん:さっき、休憩のとき、「おめえ話が長いんだよ!」「ハイ、すみませんでした!でも、みんな笑ってくれたからいいよね!」と前向きな二人でした!研さんは、28年ぶりにアルバムを…
研さん:あなたはデビュー何年でしたか?
いづみさん:27年…
研さん:あなたにほとんどエネルギーをとられてますから…笑…(自分の)アルバムが作れずに、味噌煮込みうどんばかり食べさせられて…
いづみさん:私の名古屋好きは、みなさん、ご存知だと思うんですけど…なんだろう?人でもモノでも、好きなものに理由はないんですよね!どうして、私はこんなにも味噌煮込みうどんが好きなのかわからない!!でも、ライブ前に食べると、ステージ上で喉がカラカラになる!…それを数日前からずっと悩んでいました…だけど、止められず、駅の地下に行ってみたら、15分くらい並べば食べられる様子だったので…
研さん:伊藤くんが、たまには「矢場とん」食べたいなって!
いづみさん:いいんですよ!行っていただいて…笑…私をひとりにしていただいて…
研さん:いや、召使いのように、従って食べないと…
いづみさん:私が一つだけ偉かったことは、汁をほとんど残しました…笑…プロとして、これを飲んでしまったら、私はこのステージに負けてしまう…笑…食べた時点でちょっと負けてしまってますけど…笑…帰りにしろよ!って声も聞こえてきそうなんですけど…でも、大好きな街にきて、大好きなものを食べるのは…
また…話が長いです…笑
このサゲ??に笑いながら研さん
「次の歌はあるシンガーの(わざとらしい…笑)結婚式のために作った歌…」
「一月の花嫁」
ミディアムテンポのこの歌
鍵盤ハーモニカの演奏で彩を添える加藤いづみさん!!
歌うのは研さん!!
…思い出すのは昨夏の吉祥寺の「BIG END」レコ発ライブ
腰痛で動けなくて…仁王立ちで歌ってた
研さんのバンドライブのことが思い出される!!
腰痛で…
動けなくて
仁王立ちだったんですけど…
それでも研さん…かっこよかったんだよね!!
3番は…加藤いづみさんもハモる!!
明るく楽しい気分になれる
ある面、研さんの人柄そのものがストレートに表現されてる歌って言えるかも…
ここで…
研さんは…いったんステージそでに退場し
加藤いづみさんは…ピアノに移動…
ここからは
加藤いづみさんのピアノ弾き語りのコーナー
歌う前のMC
「昨日は、大阪だったんですけど…ステージにいたとき、不思議な気分だった…というのは、1曲目から、私、足が下についてるのかなと思えるような不思議な感覚になって…というのは、フツーに歌ってるんだけど、口が全然違う言葉を言ってるような箇所が数か所あって…それは「星」を「月」と言ってみたりとか「ふたり」を「私」と言ってみたりとか、そういうレベルなんですけど…でも、それって、歌いなれてる私にしてみれば、一瞬にして違和感というか、なにこれ?みたいな…そんな不思議なことがいっぱい起きて、ある意味忘れられないライブになったりしたんですけど、だから、今日、めちゃめちゃ怖くて、私、名古屋、どうなっちゃうんだろうと思ってたけど、めちゃめちゃ楽しいです!!大丈夫でした!!そうそう、ツアーが始まる前に、よく見る夢があって、それは、知らない曲が突然始まるとか…それを歌ってる夢が、怖くて、それに、昨日は近かったかも…
さて、「言葉」というのは、その言葉どおりに、気持ちが伝わることもあったり、言葉以下に伝わることもあったり、言葉がなくても100パーセント気持ちが伝わることもあったりと、不思議な…便利なようで不便なものだな…と…思ったりします…この曲は、「僕等がいた」というアニメで使ってもらってた曲で、映画にもなったのかな…そのストーリーの中では、主人公の女の子が好きだった彼が、突然自分の前から姿を消してしまう…自分が好きな大切な人が突然自分の前からいなくなったら、それを自分だったらどれくらい待てるのだろうか?そんなことがあったとき、自分はどんな自分でいられるのかな…私も、この原作を読みながら、凄く考えて…そんなことはあってほしくないんだけど、でも、生きている中で、もしそんなことがあったら、自分はどんな想いで相手のこと待てるのかな…そういう気持ちを綴った曲…」
「言葉」
実に温かく…
そして懐かしさも感じる
メロディーライン!
♪切なくて もどかしくて
夕焼けが二人を包んでいく
こみあげるこの想い 心が痛いよ~
このサビが心に沁みる!沁みる!!
加藤いづみさんの透き通ったボーカルが
得三のハコの隅々まで…
そしてみなさんの心に染み入っていく感じがして
歌声に…歌詞に…メロディーに身を任せていると
もう…心から感動が湧きあがってくる…
ここで…高橋研さんがステージに戻って
「コインパーキング」
しっとりと歌いあげるいづみさん!!
情景が浮かび上がる…
ホットなラブストーリー
結末は…失恋…っぽいけど
短編小説を読み上げたような
温かさに包まれる…
この季節にぴったりな1曲…
いづみさん
「大好きな人となら、寒い中コインパーキングに向かうのは苦じゃないよね?この歌を歌うと、胸がキュンキュンするんですけど…でも歌の一番最後「あの、冬のコインパーキング」…ああ、この二人、別れちゃったんだな、みたいなことを想うと…研さんって、こういう曲を作るの、天才ですよね!」
研さん
「別れないと気が済まない!!」
(客席、吹きだすほど…大爆笑)
いづみさん:私は、自分がどこに車を停めたのかわからなくなる人なんで、コインパーキングを、こんなキュンキュンな気持ちで探したことはないです…
研さん:キュンキュン…なんですか?
いづみさん:だって、缶珈琲もらってポケットに入れて、それがぬるくなるまで一緒にいて…
研さん:むちゃむちゃ寒い時に、飲みたくはないのに、缶珈琲買って、ポケットに入れて、温まりたいってあるでしょ!!
(うん!私は、これ!あるある!です!!)
いづみさん
「パーキングに停めてる車に乗って、パーキングをでるまでの時間…って、好きじゃないですか??なんだろ??わかります???」
研さん:全然わかんない!!!
いづみさん:笑…じゃあ、いいです!!…笑…私は、好きです!!…笑…私のアイフォンのカメラロール、駐車場の数字だらけ…「2-A」とか…絶対撮っておかないと、停めた場所わかんなくなる!そんな写真ばかり…
(この感じ、私にはよくわかる…なんせ、方向音痴なので…私も、駐車場で、どこに停めたか写真撮ります!!笑)
いづみさん
「デビューして27年、凄いなって自分でも思います…本当にいろんな曲があります…で、デビューアルバムを聴くと、歌い方も含めて、かわいかったなって思ったり…今、こんな歌い方忘れてるなって思ったり…頷いている方がこの辺りにいるんですけど…笑…たまに聴いて、初心を思い出したりとか…中には、この曲を今歌うと、ちょっと恥ずかしいなって思える曲も正直あります…27年、月日が経ってるから、当たり前と言えば当たり前なんですけど…なんかその曲を歌うとそのころに戻れる…みなさんもそうだと思います…高校生の時に聴いていたこの曲が聞こえてきたら、学生の頃の自分に戻っちゃうとか…その時の自分に戻って、誰かに会いたくなったりとか…「音楽、歌」ってそういう醍醐味があると思います…次の曲は、デビューアルバムから、昔の私にタイムトリップ?スリップ?トリップ?スリップ??…的な…」
さて、加藤いづみさんが歌おうとした
そのとき
高橋研さん…唐突に
「その服かわいいね…」
いづみさん:ビスチェ…貸しますよ!!…笑
研さん:そういう趣味はまったくない!
いづみさん:珍しいな、研さん、服を褒めるなんて…(ビスチェを指さして)ここに初めて反応したよ!
研さん一言…
「歌えや!」…笑
「もう少しお金持ちなら 」
誰しもが願う…「もう少しお金持ちなら 」…笑
サビのパートを
3つのパートに分けて…
要は、みなさんで大合唱の図!!
私が…「もう少しお金持ちなら 」…
加藤いづみさん、高橋研さんのライブに行きまくります!!!…笑
ついでに、温泉も…
夜はホテルの部屋呑みじゃなくて
小洒落た土地の居酒屋で…笑
お金も欲しいけど…
暇も欲しい!!!
「毎日がEXAMINATION」
自然発生する手拍子!
もうそれはそれは楽しくて
お客さんとの見事なほどの一体感
サビは研さんがハモる!!
歌い終わって
いづみさん
「「もう少しお金持ちなら 」照れながら歌ってくれて嬉しかったです!そのとき、照明さんのおかげもあって、みんなの顔がよくみえました!今日は、凄い!!時間があっという間のように感じますね…」
研さん一言
「いいえ!」
(客席大爆笑!)
いづみさん
「長かった??私の話が??…笑…研さんと二人だけのライブだと、本当にギター1本なんで、しっかり言葉を届けなきゃと、初心に還れるライブです!今日は名古屋で歌えてうれしかった…ありがとう」
…と感謝の言葉を添えて
本編ラストは
「好きになって、よかった」
加藤いづみさんの唄声が
実に切なく…心に滲みる!滲みる!
どっぷり浸っていた
「加藤いづみワールド」に
浸るどころか…沈み込んで
心から陶酔!!
思わず…息を呑んで
演奏中固まって凝視しちゃうほど…
心から酔いしれる…
優しい研さんのギターで
ステキな切ない唄声が…
よりクローズアップされる感じ…
その余韻を引きずったまま…
怒涛のアンコールへと…
加藤いづみさんのライブ2018
「加藤いづみ feat. 高橋研「sing a song for you 〜春〜」
第2部…
第2部のスタートは
高橋研さんの弾き語りから…
「2部の頭は、お前が歌えと言われてるものですから…名古屋は、とても好きな街で、とりわけ食べ物に関しては、加藤いづみが、味噌煮込みうどんが大好きでして…彼女と一緒に行動しているスタッフの伊藤というものがおるんですけど、彼も、一緒に、もう5回くらい名古屋に来てるんですけど…味噌煮込みうどん以外食べたことがありません!!…笑…手羽先も、ひつまぶしも食べてみたいし…と申しておりました…笑…考えてみたら、名古屋は、夜には東京に帰る街になってまして…実は、大阪~名古屋という流れがいけない…名古屋~大阪という流れだと、名古屋に泊まって、「味仙」に行ったりできる訳ですけど…次回はそのような流れにしたいと思います…笑…味噌煮込みうどんばっかり…かわいそうだなあ…笑」
「加藤いづみをプロデュースする前にプロデュースしていた川村カオリというアーティストがいます…2009年に亡くなってしまったんですけど…彼女がCDデビューして、今年が30周年になるらしく、30周年のイベントがなにかできたらいいなって話をしているところなんです…なにかできたらいいな…そのときは、みなさんも参加できるところは参加していただけたらいいなと思います…そんな川村カオリさんにかいた曲を…」
「嘘つきのロッカー」
研さんの一挙一動…
…じわっと心に伝わってくる研さんの歌声によって…
…広がる心象風景…
きらびやかな都会の中に…蠢く孤独感…
そんなことを感じながら…
研さんの描く世界観に惹きこまれる…
不思議と思い浮かぶのは…
都会では…けしてない…
研さんと旅した
武生の街並み…
松阪の街並み…
豊橋の街並みなど…
そうなのよ…
それぞれの街で…
唄った研さんの「嘘つきのロッカー」の…ことが…
不思議と…心に浮かんできて…
研さんの私にとってはドストライクのハスキーな歌声が沁みる!沁みる!!
「昨年は、比較的私は好調でありまして…28年ぶりにオリジナルアルバムを作ってみました…「BIG END」という…28年の血と汗と涙となまけ心が詰まったアルバムになっていますので、ぜひ、お手にとってみていただければありがたい」
…と語って
「帰れない街」
研さんの笑顔とは対照的な
実に切ない唄
背景にあるのは
原発、大震災…
しゃがれた…かすれた
ハスキーな歌声で…
心象風景が…はっきりと浮かび上がり
果てしなく切ない…
歌い終わって加藤いづみさんを呼び込む…
いづみさん:よかったですね!!研さん!!カオリちゃんの歌もすごくいいな…「帰れない街」も、東北出身の研さんだからこその説得力というか…
研さん:娘の話くらい長ーく褒めてくれないかな…笑
そこを
「高橋研!!」
…と一言でまとめるいづみさん!!…笑
いづみさん:さっき、休憩のとき、「おめえ話が長いんだよ!」「ハイ、すみませんでした!でも、みんな笑ってくれたからいいよね!」と前向きな二人でした!研さんは、28年ぶりにアルバムを…
研さん:あなたはデビュー何年でしたか?
いづみさん:27年…
研さん:あなたにほとんどエネルギーをとられてますから…笑…(自分の)アルバムが作れずに、味噌煮込みうどんばかり食べさせられて…
いづみさん:私の名古屋好きは、みなさん、ご存知だと思うんですけど…なんだろう?人でもモノでも、好きなものに理由はないんですよね!どうして、私はこんなにも味噌煮込みうどんが好きなのかわからない!!でも、ライブ前に食べると、ステージ上で喉がカラカラになる!…それを数日前からずっと悩んでいました…だけど、止められず、駅の地下に行ってみたら、15分くらい並べば食べられる様子だったので…
研さん:伊藤くんが、たまには「矢場とん」食べたいなって!
いづみさん:いいんですよ!行っていただいて…笑…私をひとりにしていただいて…
研さん:いや、召使いのように、従って食べないと…
いづみさん:私が一つだけ偉かったことは、汁をほとんど残しました…笑…プロとして、これを飲んでしまったら、私はこのステージに負けてしまう…笑…食べた時点でちょっと負けてしまってますけど…笑…帰りにしろよ!って声も聞こえてきそうなんですけど…でも、大好きな街にきて、大好きなものを食べるのは…
また…話が長いです…笑
このサゲ??に笑いながら研さん
「次の歌はあるシンガーの(わざとらしい…笑)結婚式のために作った歌…」
「一月の花嫁」
ミディアムテンポのこの歌
鍵盤ハーモニカの演奏で彩を添える加藤いづみさん!!
歌うのは研さん!!
…思い出すのは昨夏の吉祥寺の「BIG END」レコ発ライブ
腰痛で動けなくて…仁王立ちで歌ってた
研さんのバンドライブのことが思い出される!!
腰痛で…
動けなくて
仁王立ちだったんですけど…
それでも研さん…かっこよかったんだよね!!
3番は…加藤いづみさんもハモる!!
明るく楽しい気分になれる
ある面、研さんの人柄そのものがストレートに表現されてる歌って言えるかも…
ここで…
研さんは…いったんステージそでに退場し
加藤いづみさんは…ピアノに移動…
ここからは
加藤いづみさんのピアノ弾き語りのコーナー
歌う前のMC
「昨日は、大阪だったんですけど…ステージにいたとき、不思議な気分だった…というのは、1曲目から、私、足が下についてるのかなと思えるような不思議な感覚になって…というのは、フツーに歌ってるんだけど、口が全然違う言葉を言ってるような箇所が数か所あって…それは「星」を「月」と言ってみたりとか「ふたり」を「私」と言ってみたりとか、そういうレベルなんですけど…でも、それって、歌いなれてる私にしてみれば、一瞬にして違和感というか、なにこれ?みたいな…そんな不思議なことがいっぱい起きて、ある意味忘れられないライブになったりしたんですけど、だから、今日、めちゃめちゃ怖くて、私、名古屋、どうなっちゃうんだろうと思ってたけど、めちゃめちゃ楽しいです!!大丈夫でした!!そうそう、ツアーが始まる前に、よく見る夢があって、それは、知らない曲が突然始まるとか…それを歌ってる夢が、怖くて、それに、昨日は近かったかも…
さて、「言葉」というのは、その言葉どおりに、気持ちが伝わることもあったり、言葉以下に伝わることもあったり、言葉がなくても100パーセント気持ちが伝わることもあったりと、不思議な…便利なようで不便なものだな…と…思ったりします…この曲は、「僕等がいた」というアニメで使ってもらってた曲で、映画にもなったのかな…そのストーリーの中では、主人公の女の子が好きだった彼が、突然自分の前から姿を消してしまう…自分が好きな大切な人が突然自分の前からいなくなったら、それを自分だったらどれくらい待てるのだろうか?そんなことがあったとき、自分はどんな自分でいられるのかな…私も、この原作を読みながら、凄く考えて…そんなことはあってほしくないんだけど、でも、生きている中で、もしそんなことがあったら、自分はどんな想いで相手のこと待てるのかな…そういう気持ちを綴った曲…」
「言葉」
実に温かく…
そして懐かしさも感じる
メロディーライン!
♪切なくて もどかしくて
夕焼けが二人を包んでいく
こみあげるこの想い 心が痛いよ~
このサビが心に沁みる!沁みる!!
加藤いづみさんの透き通ったボーカルが
得三のハコの隅々まで…
そしてみなさんの心に染み入っていく感じがして
歌声に…歌詞に…メロディーに身を任せていると
もう…心から感動が湧きあがってくる…
ここで…高橋研さんがステージに戻って
「コインパーキング」
しっとりと歌いあげるいづみさん!!
情景が浮かび上がる…
ホットなラブストーリー
結末は…失恋…っぽいけど
短編小説を読み上げたような
温かさに包まれる…
この季節にぴったりな1曲…
いづみさん
「大好きな人となら、寒い中コインパーキングに向かうのは苦じゃないよね?この歌を歌うと、胸がキュンキュンするんですけど…でも歌の一番最後「あの、冬のコインパーキング」…ああ、この二人、別れちゃったんだな、みたいなことを想うと…研さんって、こういう曲を作るの、天才ですよね!」
研さん
「別れないと気が済まない!!」
(客席、吹きだすほど…大爆笑)
いづみさん:私は、自分がどこに車を停めたのかわからなくなる人なんで、コインパーキングを、こんなキュンキュンな気持ちで探したことはないです…
研さん:キュンキュン…なんですか?
いづみさん:だって、缶珈琲もらってポケットに入れて、それがぬるくなるまで一緒にいて…
研さん:むちゃむちゃ寒い時に、飲みたくはないのに、缶珈琲買って、ポケットに入れて、温まりたいってあるでしょ!!
(うん!私は、これ!あるある!です!!)
いづみさん
「パーキングに停めてる車に乗って、パーキングをでるまでの時間…って、好きじゃないですか??なんだろ??わかります???」
研さん:全然わかんない!!!
いづみさん:笑…じゃあ、いいです!!…笑…私は、好きです!!…笑…私のアイフォンのカメラロール、駐車場の数字だらけ…「2-A」とか…絶対撮っておかないと、停めた場所わかんなくなる!そんな写真ばかり…
(この感じ、私にはよくわかる…なんせ、方向音痴なので…私も、駐車場で、どこに停めたか写真撮ります!!笑)
いづみさん
「デビューして27年、凄いなって自分でも思います…本当にいろんな曲があります…で、デビューアルバムを聴くと、歌い方も含めて、かわいかったなって思ったり…今、こんな歌い方忘れてるなって思ったり…頷いている方がこの辺りにいるんですけど…笑…たまに聴いて、初心を思い出したりとか…中には、この曲を今歌うと、ちょっと恥ずかしいなって思える曲も正直あります…27年、月日が経ってるから、当たり前と言えば当たり前なんですけど…なんかその曲を歌うとそのころに戻れる…みなさんもそうだと思います…高校生の時に聴いていたこの曲が聞こえてきたら、学生の頃の自分に戻っちゃうとか…その時の自分に戻って、誰かに会いたくなったりとか…「音楽、歌」ってそういう醍醐味があると思います…次の曲は、デビューアルバムから、昔の私にタイムトリップ?スリップ?トリップ?スリップ??…的な…」
さて、加藤いづみさんが歌おうとした
そのとき
高橋研さん…唐突に
「その服かわいいね…」
いづみさん:ビスチェ…貸しますよ!!…笑
研さん:そういう趣味はまったくない!
いづみさん:珍しいな、研さん、服を褒めるなんて…(ビスチェを指さして)ここに初めて反応したよ!
研さん一言…
「歌えや!」…笑
「もう少しお金持ちなら 」
誰しもが願う…「もう少しお金持ちなら 」…笑
サビのパートを
3つのパートに分けて…
要は、みなさんで大合唱の図!!
私が…「もう少しお金持ちなら 」…
加藤いづみさん、高橋研さんのライブに行きまくります!!!…笑
ついでに、温泉も…
夜はホテルの部屋呑みじゃなくて
小洒落た土地の居酒屋で…笑
お金も欲しいけど…
暇も欲しい!!!
「毎日がEXAMINATION」
自然発生する手拍子!
もうそれはそれは楽しくて
お客さんとの見事なほどの一体感
サビは研さんがハモる!!
歌い終わって
いづみさん
「「もう少しお金持ちなら 」照れながら歌ってくれて嬉しかったです!そのとき、照明さんのおかげもあって、みんなの顔がよくみえました!今日は、凄い!!時間があっという間のように感じますね…」
研さん一言
「いいえ!」
(客席大爆笑!)
いづみさん
「長かった??私の話が??…笑…研さんと二人だけのライブだと、本当にギター1本なんで、しっかり言葉を届けなきゃと、初心に還れるライブです!今日は名古屋で歌えてうれしかった…ありがとう」
…と感謝の言葉を添えて
本編ラストは
「好きになって、よかった」
加藤いづみさんの唄声が
実に切なく…心に滲みる!滲みる!
どっぷり浸っていた
「加藤いづみワールド」に
浸るどころか…沈み込んで
心から陶酔!!
思わず…息を呑んで
演奏中固まって凝視しちゃうほど…
心から酔いしれる…
優しい研さんのギターで
ステキな切ない唄声が…
よりクローズアップされる感じ…
その余韻を引きずったまま…
怒涛のアンコールへと…
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