前回の続き…
吉浜の「人形小路」の散策記の続きをば、早速…
続いては
「人形小路八番館」&伝承工房へと
まず、中に入って目に留まるのが
総竹造り臥龍
おたけびが、聞こえてきそう!
「たけ」で、できているたけ…もとい…だけにね!
「人形小路」のハコモノの中は、こんな感じで
つい、杉田玄白と、呟きたくなる
解体新書
おたけびが聞こえてきそう
「たけ」でできているたけ…もとい…だけにね!???
もっと、解体すると…
高浜の祭礼「おまんと祭り」の
吉浜竹細工人形
「おまんと」ですよ!「おまんと」!
エロいこと、想像しないように!
えっ?バッドマン?
それは、「おっ、マント」
ちなみに、「人形小路八番館」には、誰も「おらんと」
愛知県指定無形資産文化財である
吉浜細工人形の由来
このような木の実や
貝殻が、衣装などに使われているようで
諸葛亮孔明
着物には、ご覧のように貝殻が散りばめられていて
井伊直弼には、
ジミにシジミが…
いや、ジミなんてことはありません
衣装の模様の素晴らしさに、シミジミと感動すら感じます!
井伊直弼の衣装、井伊ね!(いいね)
そんな井伊直弼の
江戸城桜田門外の変
をテーマに、大々的に、展示されていたこともあったようで
他にも、「真田丸」
さらには、「おんな城主、直虎」
そして
訪ねたときは、
2023NHK大河「どうする家康」より
関ヶ原の戦い
大樹寺のときの元康(家康)よりも、うんと貫禄がでていますな
横には本多忠勝
なぜか、のぼり旗は、石田三成の軍紋ですけど
そして榊原康政
もう、東軍が勝った感が溢れていますなあ
これで、乱世は、とうぐん(東軍)…
もとい
…とうぶん(当分)安泰じゃ!!
私は、とうぶん(糖分)取り過ぎで、健康診断、ハラハラじゃ!
続いては、宝満寺へと
浄土宗のお寺で
山号は金剛山
この山門の左右、塀で繋がっているんですが、左右どちらにも、小部屋が設けられていまして
この柵の奥には
お地蔵さまがおられまして
この奥にも、お地蔵さま
山門の反対側の小部屋には、観音さまが
手水鉢は枯れていたので、持参している手指消毒液でシュッシュ!
これで、法然さまも安心でしょう??
ご本尊は、阿弥陀如来さま
合掌!
それにしても「ほうまんじ」
若い女性が、こぞって参拝しにやってきそうな??
あ、それは「豊満寺」…苦笑
ご本尊さまは、この厨子の中にいらっしゃるのでしょう
さて、その宝満寺の境内に
「人形小路七番館」がありまして
これが、そのハコモノの中
「棒しばり」
歌舞伎、あるいは、狂言の演目
留守にすると、いつも酒を盗み呑みする部下である太郎冠者(シテ)と次郎冠者(アド)に困った大名である主人は、勝手に酒を飲まないように、次郎冠者を棒縛りにし、太郎冠者を後ろ手に縛ってでかけるものの、二人は自由のきかない身を動かしてお互いに酒を呑ませ合う…
戻ってきた主人はそれをみて、叱って大騒ぎといったストーリー
その場面が、吉浜細工人形にて再現
酒を差しだしているのが
次郎冠者
呑もうとしているのが太郎冠者
さらには
高浜ですが
お隣りの市の知立のカキツバタの咲く日本庭園も…
ここでは模様替えをしない限り???
年中、カキツバタがみられちゃう!!
お城も…描かれていまして
どこのお城か分かんないけど…
続いては
小径を歩いて
「人形小路六番館」へと
この地域の
保育園のゆるキャラでしょうか
どれも二頭身以上に顔がでかい!!
おそらく…吉浜に住んでる幼児には
お馴染みのゆるキャラだ??と思われる…どれも二頭身、いや、顔の方がでかい!
そして
人形小路ラストのハコモノが境内にある
柳池院へと
ここは吉浜善光寺でもあるようで
天台宗のお寺
山号は霊鷲山
平安時代、藤原一族である熱田神宮大宮司藤原秀範の妻で源頼朝の祖母が眼病を患い、ご本尊である大日如来さまに三七の願をかけたところ、満願の日に無事眼病平癒となった…これを機にお御堂を建て大日如来像を移し、光明寺と名付けたそう
江戸前期、徳川四代将軍、家綱公家臣の大平左衛門が重い眼病を罹い、こちらの大日如来さまに祈願したところ、またまた、治癒したそうな
これを機に、光明寺は再建されたものの、江戸後期には寂れていたが、明治25年に岡崎市の天台宗寺院一山柳池院が天台宗が全くない碧海地方に移転し、柳池院となり
令和2年、無住寺院に現住職が入寺した際の悲願として、世界遺産信州善光寺傘下の寺院「吉浜善光寺」として公式登録されたよう
5月上旬休日に行われる「秘仏本尊御開帳」「秘仏善光寺如来御開帳」には参拝客で賑わうんだとか
この案内板の下にあった
誰も気づきそうもない百度石
山門をくぐった、目立たないところに
交通安全観音さま
ではでは、本堂にて
合掌!!
ご本尊は大日如来さま
境内、樹木の根元には
良縁地蔵さま
そして、割と大きめの
等身大?といいたくなる
コンクリート製の観音さま
小ぢんまりとした
稲荷社?も
奥にもう一つ
お堂がありまして
ここにおられるのが
勝運地蔵尊
願うことは、ただ一つ
万馬券を獲らせておくれよ!!
お堂の裏には、ぽつんと
石仏が
うん、こんなふうに、単騎はなれた
人気薄の逃げ馬が
仏だけに、仏っとばせー!
あ、つい、願いが熱くなっちゃいました
さて、柳池院の境内にある
「人形小路五番館」へと
吉浜細工人形由来の解説板
そして
ラストの吉浜細工人形は
「御陣乗太鼓」
「御陣乗太鼓」は、およそ450年前、今の輪島市名舟町の住民が、太鼓の音で上杉謙信の軍勢を追い払ったことが由来とされる伝統芸能
2024年元旦に発生した、能登半島地震
復興を願ってのこの作品
鬼や亡霊の面に海藻の髪を振り乱しながら太鼓を打ち鳴らす奇襲を仕掛け、上杉軍を追い払ったとか
国会議員、某県知事などに扮した
鬼や亡霊が追い払われるよう
税金が、裏金ではなく、困っている国民に廻るよう願って
以上でぐるっと「人形小路」を一周
みて廻って楽しい!楽しい!
紫式部にも、徳川家康にも、藤井聡太さんにも
ドラえもんにも出会えたし
ウォーキングで健康にもよろし
さらには、ひょっとしたら「よしはまこまち」のような素敵な女性にも出会えるかも?
まあ、私が歩いたときは、誰も歩いてなかったけどね!
歩けば心がおどーる(躍る)
はい、人形だけにね!
PS
「人形小路」の途中
「吉浜ふれあいプラザ」という
休憩できるスペースがありまして
そこにあった顔ハメパネルが
「ドラえもん」じゃなくって
「キザえもん」
「タイムふろしき」???で360年の時を超え
吉浜に帰ってきたようで
海辺の街だからといって
「どざえもん」じゃなくてよかった…笑
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