こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

[手紙]

2017-08-23 05:00:00 | こくご日記
はじめまして。2018年、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。よろしくお願いいたします。

「こくご食堂」本日調理する食材は、[手紙]です。

初めて手紙を書いた相手は従姉でした。私より1歳年上の従姉とは、夏休みになると毎日一緒に遊んでいました。離れ離れになると、文通が始まりました。学校のことなどを書いていたと記憶しています。住所も宛名も書いたので、今でも住所を暗記しています。

それから小学校高学年になると、年賀状を書きました。住所が近所なので都道府県は省略して書いていました。

中学生になると、レポート用紙などに手紙を書いて、可愛く折り込んで手紙を書き、休み時間になると友達に持っていきました。友達とは休み時間も放課後も話をするのに、なぜ手紙の交換をしていたのか不明ですが。この手紙は、「勉強わからない」、「親に頭にきた」など今でいうツイッターのような内容だったと思います。この中学の友達と交換していた手紙、まだ存在していました。小学生から携帯電話をもって、メールやブログなどのツールを使いこなす中学生の生徒が、手紙をたくさん筆箱に入れていました。昔同様、折り紙のように綺麗に折り込んでいます。少し感動しました。時代が変わっても、変わらないヤング文化はあるのです。男子生徒にはあまり縁のないこのミニ手紙。文章を書くということは、「こくご」の力を養うのにとても重要です。文書に書くことで、自分の考えがまとまることもあります。文章に怒りをぶつけると、その怒りが収まることもあります。自筆で書く文字には、気持ちも現れます。丁寧に書いてあれば気持ちが落ち着いている時で、雑な文字を書いているときは気持ちも荒れています。

メールの時代に逆らって、手紙を書いていた時期もありました。その時は、無地の便せんと封筒で、切手の使い方で遊びました。便せんと封筒の色と、切手の絵柄は手紙を送る相手に合わせました。ほんわかした友人には、ピンクの便せん封筒で切手は可愛らしいシールの犬のもの。和風のものが好きな友人には浮世絵。花が好きな友達には、季節の植物の切手。


▲ 記念切手(抽象画)



▲ 記念切手(ファンシー)



美術展に行ったときはハガキも購入しておきます。すぐに思いを伝えたいときはハガキもいいです。


▲ 絵葉書


ただ、現在は切手の料金が変更になり、この2円切手を貼らなければいけなくなってしまい、それがこの切手の絵とあわなくなり、手紙を書くことから遠ざかってしまいました。また新料金の記念切手をそろえようかと思います。


▲ この切手と絵柄が合わない