こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

[箇条書き]

2017-08-25 05:00:00 | こくご日記
はじめまして。2018年、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。よろしくお願いいたします。

「こくご食堂」本日調理する食材は、[箇条書き]です。

作文を書く時に必ずすることがあります。それは箇条書きです。このブログを書くときも、箇条書きをします。例えば、昨日のブログ「国語の文章」を書くときの箇条書は以下の通りです。

国語の文章
 プラナリア
 説明文と物語文
 音読
 幼児教室、英語検定受験

これで、この箇条書きの順番を頭で入れ替えて、文章を作っていきます。短い文章はこれでいいですが、長い作文となると、この箇条書きを情報カードやメモに書きうつし、順番をどうするか検討します。実際にカードや紙を動かしながら文章を頭に浮かべると、スラスラ書けるようになります。

中学生の女児の宿題が読書感想文だということで、
「箇条書きで書きたいことを書いてみて。」
というと、長い文章を書きだしました。
「箇条書きってわかる?」
と聞くと分からないようでした。全ての生徒がどうではないと思いますが、箇条書で要点だけ書く習慣がないのです。箇条書が書けるという前提で話しをしているのが問題でした。

箇条書きができないということは、話しを短くまとめる力が弱いということです。まとめる力をつけるには、相手に何かを伝えることです。それも、端的に分かりやすく。少し勇気がある方は、町で見知らぬ人に道を尋ねてみてください。本当に分かりやすく短い文章で教えてくださる方がいます。そういう方の説明を参考にするといいです。

説明文では余計な文章をそぎ落としていくと、作者の言いたいことがわかります。すると、そのそぎおとされた文章はたった2行か3行です。長い文章から、箇条書を見つけるのが説明文の読解になります。それが要約になります。「こくご」の力をつけるには、箇条書き、練習する必要があります。