はじめまして。2018年、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。よろしくお願いいたします。
「こくご食堂」本日調理する食材は、[読書]です。
こくご専門の先生になると言っているのに、読書を本格的に始めたのは大学受験の時の塾の先生がきっかけでした。塾の先生から、生徒それぞれに合った小説を読む課題が出ました。一番初めの課題本は、遠藤周作の「海と毒薬」でした。塾には同学年の生徒は3名のみで、珍しく3名全員で読みなさいと言われました。1945年九州大学付属病院で行われた、アメリカ人捕虜の生体解剖事件を題材にしており、対象的な登場人物二名が登場します。勝呂と戸田。読み終えた受験生3名は、「お前は、戸田だ。」「私は勝呂だな。」と語りあったのを覚えています。
大学生になり、通勤時間が片道二時間半でした。起きている時間の大半が乗車時間で、これを読書タイムとしました。この時は本当にいろいろな本を読みました。自分のセレクトだと偏るので、身近な人に「好きな本」を聞いて、興味を持つ、持たないに関係なく読むことにしていました。ある時、アルバイトの同僚に、根掘り葉掘り好きな本を聞いていて読んでいたら、「俺のこと好きなの?」と勘違いされました。その同僚からは、「シドニーシェルダン」「落合信彦」という私の読書ワールドにない分野の作家を紹介されて刺激がありました。
結婚してから本の好きな隣人がおり、その方からは、三浦綾子の「氷点」を勧められました。この作家も私とは無縁だったので、しばらく三浦綾子の小説を読みました。表面だけみると、お昼の連続ドラマのようにオドロオドロシイのですが、テーマは「人を許せるか」という深いものでした。
起業セミナーでご一緒だった方の中に、「読書会」を主宰している方がおり、一回参加しました。その方はビジネス書を紹介されダニエル・ピンク、大前研一「モチベーション3.0」、偶然居合わせた共通の知人の方は、坂口安吾「堕落論」を紹介されました。私は映画を見るまえに原作を読んでいたので、北川恵海「ちょっと今から仕事やめてくる」でした。読書会では、各自推薦する本紹介をしました。改めて、私の本の選び方とは違う世界があると実感しました。
ここ数年、小説より「パソコン」や「掃除の本」など実用的な本を読むことが多いです。今でも、「読書が趣味」とおっしゃる方には、「どんな本読んでいますか?」と聞くことがあります。私の友達で、仕事が終わるとスターバックスで至福の読書タイムを過ごす方がいます。彼女のお勧めは、村上春樹「海辺のカフカ」。心にとめて、いつか読む本にしています。

一昨日、本屋に立ち寄り久しぶりに本を二冊買いました。そのお話はまた後日。
夏が終わると「芸術の秋」です。夜長を読書タイムにしてみませんか?
「こくご食堂」本日調理する食材は、[読書]です。
こくご専門の先生になると言っているのに、読書を本格的に始めたのは大学受験の時の塾の先生がきっかけでした。塾の先生から、生徒それぞれに合った小説を読む課題が出ました。一番初めの課題本は、遠藤周作の「海と毒薬」でした。塾には同学年の生徒は3名のみで、珍しく3名全員で読みなさいと言われました。1945年九州大学付属病院で行われた、アメリカ人捕虜の生体解剖事件を題材にしており、対象的な登場人物二名が登場します。勝呂と戸田。読み終えた受験生3名は、「お前は、戸田だ。」「私は勝呂だな。」と語りあったのを覚えています。
大学生になり、通勤時間が片道二時間半でした。起きている時間の大半が乗車時間で、これを読書タイムとしました。この時は本当にいろいろな本を読みました。自分のセレクトだと偏るので、身近な人に「好きな本」を聞いて、興味を持つ、持たないに関係なく読むことにしていました。ある時、アルバイトの同僚に、根掘り葉掘り好きな本を聞いていて読んでいたら、「俺のこと好きなの?」と勘違いされました。その同僚からは、「シドニーシェルダン」「落合信彦」という私の読書ワールドにない分野の作家を紹介されて刺激がありました。
結婚してから本の好きな隣人がおり、その方からは、三浦綾子の「氷点」を勧められました。この作家も私とは無縁だったので、しばらく三浦綾子の小説を読みました。表面だけみると、お昼の連続ドラマのようにオドロオドロシイのですが、テーマは「人を許せるか」という深いものでした。
起業セミナーでご一緒だった方の中に、「読書会」を主宰している方がおり、一回参加しました。その方はビジネス書を紹介されダニエル・ピンク、大前研一「モチベーション3.0」、偶然居合わせた共通の知人の方は、坂口安吾「堕落論」を紹介されました。私は映画を見るまえに原作を読んでいたので、北川恵海「ちょっと今から仕事やめてくる」でした。読書会では、各自推薦する本紹介をしました。改めて、私の本の選び方とは違う世界があると実感しました。
ここ数年、小説より「パソコン」や「掃除の本」など実用的な本を読むことが多いです。今でも、「読書が趣味」とおっしゃる方には、「どんな本読んでいますか?」と聞くことがあります。私の友達で、仕事が終わるとスターバックスで至福の読書タイムを過ごす方がいます。彼女のお勧めは、村上春樹「海辺のカフカ」。心にとめて、いつか読む本にしています。

▲最近読んでいる実用書
一昨日、本屋に立ち寄り久しぶりに本を二冊買いました。そのお話はまた後日。
夏が終わると「芸術の秋」です。夜長を読書タイムにしてみませんか?