予想以上に迷走を続けておりますが
はいっ、ホントにそろそろ、
元に戻ります。
で、えっと・・・、何だったか、というと、
立ち稽古が始まったばかり、
という時期でした!
今回のホンは、
立って喋ってるシーンが多くて、
私なんかは、劇中で何歩歩くだろう?
ってほど、動かなかったんですが、
激しいシーンもありました。
だから、
寒いと言っていた私なんかもいれば、
汗だくの人もいたわけで、
これも、そのときに、
リアルタイムでご紹介しています。
しかし、
この時期は、
それほど詳しくは出せませんでした。
公演前で、ネタバレになっちゃうので。
なもので、公演後の今は、
もうちょっと詳しく、
写真中心にお見せしたいと思います。
と、その前に、
簡単に人物紹介とあらすじを。
まず、上の写真の、奥。
掃除機のヘッドを持っているのが、吉松。
かなりチャランポランな男です。
手前で女性をかばっているのが、吉松の弟の定次。
兄貴と違って、真面目で誠実。
いつも自分を抑えて生きている男です。
舞台は、戦争が終わって3年後の佐世保の漁村。
そして、物語は、
何年も前に死んだことになっていた吉松が、
突然、
シベリアから帰ってきたところから始まります。
自分の元気な姿を見たら、
妻の房子は、どんなに喜ぶだろう。
と、心躍らせて帰ってきた吉松。
ところが、
房子は、吉松の戦死がわかった時点で、
家を守るために、弟の定次と再婚し、
定次と仲良く、幸せに暮らしていたのです。
怒り狂う吉松。
「2人とも許さん!」と、鎌を手に、
房子と定次を追いかけまわす。
・・・というのが、上の写真。
はい、掃除機のヘッドは、
鎌の代用品だったんですね(笑)
・・・しかし、ときどき、思います。
役者って、ほんっとにヘンな生き物だなぁ、って。
だって、大の大人が、真剣に、
掃除機のヘッドを振り回してるんですよ。
マトモな人だったら、恥ずかしくて、
絶対にできませんって。
あ、いや、まぁ、それは置いといて、
とにかくこの、
すさまじい追いかけっこと乱闘が、
オープニングシーンで、
我々が干物を作っている周りを、
3人がドドドドっと走りまわります。
我々の周りには、汗でできた、
小さな水たまりがいくつも・・・御苦労さま(笑)
しかし、アクションといっても、当然、
ただ殴り合えばいい、ってもんじゃない。
当たり前のことながら、
そのストーリーや、その役に、
合わせた動きが要求されます。
(つづく)
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