定次につかみかかる吉松を止める。
ただそれだけに、
どれほどの稽古が繰り返されたか。

定次(左・赤ジャージ)に腹を立て、ののしる吉松(右・モスグリーンジャージ)

定次に掴みかかっていく吉松
<はい、もう1回>
<もっと早く、吉松を止めて下さい>
・・・10回ほど繰り返して・・・

「〇〇さん、もうちょっと早く、間に入ってくださいよ~」

「動画、撮ってみましょうか」
「あ、その方が、問題点がわかりやすいね」
・・・動画を見て、また何度も繰り返して・・・

「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
「・・・だめだな・・・」
<じゃあ、後ろも、もっと強く引っ張ってみよう>

と、演出家自ら、演技指導。
その力の強さに、吉松ヨタヨタ。

そしてまた、何度も繰り返す。
動きが決まれば、台詞がとび(出なくなり)、
うまくいったと思えば、
テンポが悪いとダメ出しが出る。
大勢のシーンになると、
「動ける役者」だけを揃えるワケにいかないので、
そこをどうフォローするかで、
試行錯誤の繰り返しになります。
でも演出家は、絶対に妥協しません。
納得のいくシーンが作れるまで、
「ま、いっか」はないのです。
全員、汗だく。
全員、ヨレヨレ。
一方、この乱闘に加わらない凛は、

「絶対、楽しんでただろ?

こちらはこの日のブログ当番。

「今日のネタは、これで決まり

これは、違う日。

この日も、ひたすら繰り返し。
でも、その苦労の甲斐あって、

本番では理想の形に(当たり前!)。
・・・お疲れさま(笑)
(つづく)
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