どったんばったんのアクションシーンも、
当たり前のことながら、
そのストーリーや、その役に、
合わせた動きが要求されます。
そして、この乱闘シーンでの、
一番大事なポイントは、
攻撃をしかけるのは、
あくまでも吉松であること。
定次は、房子を守るだけで、
兄貴を攻撃したりはしない。

でも、吉松を落ち着かせるために、
仕方なく、殴る。
ごめん、と謝りながら・・・。
だから、定次役の平川くんは、
常に受け身でなくてはならないんですね。
ああ、殴っちゃった、ごめんね、ごめんね。
・・・なんだけど、吉松は飛ばされて、
いよいよ惨めな姿になってしまう。
みたいな図式を、成立させなきゃいけません。
でも、彼も劇団で鍛えた役者。
瞬時に受けると、思わず、
・・・出ちゃうんですよね。

この、アクション慣れした形が(笑)
このシーンは、真ん中に我々がいることもあって、
位置取りが難しく、
本当に何度も何度も稽古しました。
掃除機のヘッドが、何度飛んだことか。
外で自主練中に、
なぜか、こんな姿になってたことも。

(前にも出した写真でゴメンナサイ!)
でも、ここが難しいところなんですが、
アクション慣れした形が思わず出ちゃう、
といっても、
じゃぁ、定次役の平川くんが、
アクションを知らない初心者なら、
リアルにできるか、というと、
それがそうじゃないんですね。
(つづく)
<オマケ>
ずっとやっている2人を見ている女性軍。

彼女たち2人も、写真を撮ってる私も、
確か出てるはずなんだけど(笑)
とりあえず、関係なさそうだし、
ちょっと見物

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