望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

ウラ話フルコース(12)どったんばったん、の作り方・その2

2014-06-09 13:29:07 | 舞台・ウラ話

どったんばったんのアクションシーンも、
当たり前のことながら、

そのストーリーや、その役に、
合わせた動きが要求されます。


そして、この乱闘シーンでの、
一番大事なポイントは、

攻撃をしかけるのは、
あくまでも吉松であること。

定次は、房子を守るだけで、
兄貴を攻撃したりはしない。


でも、吉松を落ち着かせるために、
仕方なく、殴る。

ごめん、と謝りながら・・・。


だから、定次役の平川くんは、
常に受け身でなくてはならないんですね。


ああ、殴っちゃった、ごめんね、ごめんね。

・・・なんだけど、吉松は飛ばされて、

いよいよ惨めな姿になってしまう。


みたいな図式を、成立させなきゃいけません。


でも、彼も劇団で鍛えた役者。

瞬時に受けると、思わず、
  ・・・出ちゃうんですよね。
 

この、アクション慣れした形が(笑)


このシーンは、真ん中に我々がいることもあって、
位置取りが難しく、
本当に何度も何度も稽古しました。

掃除機のヘッドが、何度飛んだことか。


外で自主練中に、
なぜか、こんな姿になってたことも。

(前にも出した写真でゴメンナサイ!)


でも、ここが難しいところなんですが、
アクション慣れした形が思わず出ちゃう、

といっても、
じゃぁ、定次役の平川くんが、

アクションを知らない初心者なら、
リアルにできるか、というと、

それがそうじゃないんですね。



  (つづく)



<オマケ>

ずっとやっている2人を見ている女性軍。


彼女たち2人も、写真を撮ってる私も、
確か出てるはずなんだけど(笑)

とりあえず、関係なさそうだし、
ちょっと見物







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