今回の公演では、オープニングと、もうひとつ、
アクションシーンがありました。
こっちは大勢が出演するため、
このシーンの稽古になると、
ほとんどみんな出払って、
私のまわりはガラーンとしてしまいます。
はい、私は出ないので、
完全に気楽なお客さんと化してました~。
このシーンもまた、
吉松と定次のバトルなのですが、
最後に、定次につかみかかる吉松を、
大勢で止める・・・ここなんですね。
それまでにも、
ひっぱたいたり、何やらかんやら、あるんですが、
それは、まぁ、何とかなる。
問題は「止める」・・・これなんです。
たった、これだけ(笑)
でも、これをテンポ良く、
ジャストの間で台詞を入れながら、
ちゃんと完成させるには、
かなりの稽古量が必要になるんです。
全員がポンポンと短い台詞を喋りまくるため、
台詞の、間とスピード。
動きの、間とスピード。
この両方を、全員がきっちり押さえないと、
このシーンの面白みが、
全くなくなってしまいます。
でも、それだけに気を取られると、
今度は、肝心の役の気持ちが消えて、
段取りだけになる。
・・・これも芝居として最悪です。
その上、みんな興奮しているシーンなので、
叫んでも、きっちり台詞が伝わるように、
いつもより活舌をよくしなくてはならない。
ということで・・・、
どれだけ稽古しただろう。
こっちはヒマだから、
よく写真を撮ってました。
まず、今日はOKシーン(笑)である、
本番の写真だけ出しておきます。

この形に至るまでには、
それはそれは、長い時間がかかったのでゴザイマスよ。
(つづく)
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