望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

ウラ話フルコース(17)めざせ佐世保人!

2014-06-14 21:59:19 | 舞台・ウラ話

佐世保弁の話は、
ほんっとに、もうやめますね。

と言いつつ、書いてますが


根がマジメなもんだから、
本当に努力だけはしてたんです。
(だから、しつこいって!)


私の台本です。


こんなページも作ってたなんて、

私って、なんてマジメなんだろう(おいおい)


でもね・・・、

こうやって、ひと言ずつ覚えて、

主宰のネイティブアクセントを、
ずっとレコーダーで聞き続けたにもかかわらず、


いざ稽古場で喋ると、


「関西アクセント、ですね(苦笑)」


あ~~~~ん!



結局、関西チームが一番苦戦しました。


私のいるBチームは少なかったのですが、

Aチームは関西人だらけで、
吉松役の久住くんなんて、コテコテの大阪人。

大阪弁を完全に封印して稽古に臨む!
と宣言したものの、
簡単に抜けりゃぁ、苦労はいらないワケで。

「なんやの、関西弁丸だしやん。
 関西弁、封印したん、ちゃうの!」

「いや、それがあかんのですわ」

って、何のことはない、
お互い、足の引っ張り合い(笑)



でもね、それなら、
佐世保弁がイヤか、っていうと、

そうじゃないんですね。

うまくは喋れないし、苦労してるけど、

この世界の住人になって、
佐世保弁を喋っていると、
本当に心地よくって、


そういえば、他の出演者のブログでも、

みーんな、語尾が、

「たい」とか「けん」とかになってたなぁ。

ホントに思わず、出ちゃうんです。


自分の体に流れる血が、少しずつ、
劇中の人物になっていく感覚。

・・・これが嬉しいんですね~。


言葉のみならず、

たとえば衣裳なんかにしても、

表面的なものなんだけど、

ここからのアプローチって、
すごく大事だったりするんです。


ということで、
明日はそんな話をば。


  (つづく)





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ゴリラの顛末

2014-06-14 10:58:49 | 暮らし・花・趣味

「ニュースとして成立してないし、気になるんだけど」

6月8日に、こんなタイトルで、記事を書きました。

かいつまんで言うと、
下のような記事に、

「おいおいっ!」と、文句をつけたのです。

――――――――――
スペインのとある動物園で、脱走ゴリラの捕獲訓練中に、
獣医師が、ゴリラの着ぐるみを着た動物園の飼育係を、
本物と間違え、180キロ相当のゴリラ用に用意された鎮静剤を、
その男性の足へと打ち込んでしまった。
――――――――――

という話。

なんともかわいそうな事故なのですが、

私が突っ込んだのは、締めの文章がこれだったこと。

――――――――――
同園は「ロロ・パルケは、ほかの動物園や自然動物公園同様に、定期的にこのような緊急時の訓練を行っています」
「この対策は警備や応急処置を改善すると同時に、園内に勤務するスタッフを訓練する目的で施行されています」とコメントしている。
――――――――――

なんじゃ、そりゃ?

ゴリラ用の鎮静剤を打たれたスタッフが、
どうなったか、が全く書かれていないし、

まったく話がつながってない。


これを何も考えずに、ニュースでございと流す、
このライターに、

ニュース記事として成立してないよ!

と、怒ったワケです。



おかげさまで、
これには、たくさんの共感を頂きまして、

やっぱり、おかしいよね~、と、
意を強くしたんですが、

先日、友人が、
正しい情報を教えてくれました。


そのニュースサイトによると、

飼育係が、脱走ゴリラの捕獲訓練中に、
誤って麻酔銃を撃たれた。

  ・・・ことは事実でした。


ただ、それからがまったく違っていて、

――――――――――
6日、AFPの取材に応じた同動物園の広報パトリシア・デルポンティ(Patricia Delponti)さんによると、麻酔銃を持った獣医師が放ったダート(矢)が飼育係に当たったという。
「理由は分からないが、誤って矢が横にいた同僚の足に刺さった。矢には体重200キロのゴリラを無力にする量の薬が使用されており、体重約100キロの人間の体に入るととても危険だ」
獣医師はすぐ飼育係に解毒剤を注射した。
飼育係は直ちに救急車でテネリフェ(Tenerife)島の大学病院の集中治療室に運ばれ、8時間後に目を覚ました。さらに集中治療室で2日間過ごし、1日の観察を経てから、ようやく5日朝に退院したという。
――――――――――

なんともお気の毒な事故には違いないものの、
やっぱり、
そんなコントみたいな話じゃなかったんですね~。
当たり前じゃ。


そして、

――――――――――
デルポンティさんは、スペインの新聞が報道した、飼育係がゴリラの服を着ていたために獣医師が間違えて撃ったという説を一蹴した。

「ゴリラに変装もしていないし毛むくじゃらの衣装も着ていない。ゴリラと人間を間違えるなんて、あり得ない」(c)AFP
―――――――――― 

だよね~。

それも、獣医師が、
本物と着ぐるみを間違えるなんて、
あり得ないよね~。



 ・・・しかし

いや、その、
別に、国で差別する気はないんだけど、

おもしろおかしく伝えてしまう、
お国柄もあるのかな・・・と。

新聞でさえ、面白い方に傾いてしまう、
このノリの良さ(笑)


ま、それはそれで笑えるけど、


その無茶苦茶な文章の翻訳を、そのままコピペした?

このライターさんには笑えないぞ!





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