剣道の試合の前に、
どうしても解決せねばならない問題、とは、
できないことや、トラブることではなく、
< その間、無音!!! >
これが最大の問題なんですね。
見ておもしろいものであればいいのですが、
やってることは<防具をつける>という、
いたって地味な作業。
これを延々とお客さまに見て頂くワケにはいきません。
もちろん、ある程度は台詞があります。
教頭先生と丹羽先生の、
「丹羽先生、審判をお願いします」
「でも、僕はルールを知らないんですが」
というやりとりに続いて、
老けた高校生の柳生先輩が、
「審判なら僕が」と現れるという、
わずかの会話は、台本に書いてありました。
しかし!
とってもじゃないが、間に合いっこない!
で、最初は丹羽と柳生とのフリートークで、
「ずっと1人で待ってたのか?」
「1人で待ってました」
「寂しくなかったか?」
「大丈夫です」
みたいな、まぁ、あまり実のない会話で(笑)
様子をうかがいつつ、
準備ができるのを待っていたのですが・・・。
何がおこったか知らないけど、
延々と準備が終わらないときもある
そうすると、また延々と、
実のない会話を続けることになる
かと思うと、早くできちゃったのに気がつかず、
懸命に、無駄なトークを続けていたり、とか。
さすがに、
いくらなんでも苦しいよね、ということで、
「丹羽先生、審判をお願いします」
「でも、僕はルールを知らないんですが。
ええと・・・面? ええと・・・胴?」
という、丹羽先生の独り言に変わりました。
それもグダグダの(笑)
だから、いくらでも続けられる。
その上、いつも早口の丹羽先生が、
オロオロしてるから、ゆっくり喋る。
そして、準備完了を確認した教頭先生が、
「ネコ以下の顧問ですね」
とあきれるのを聞いて、
柳生先輩が登場し、
「審判なら僕が」
と場を切り替えれば、時間のロスはなし。
もちろんこれも、時間稼ぎには違いありませんが、
丹羽先生の「しょーもなさ」も際立って、
時間待ちも無駄なくできる、
楽しいシーンが出来上がりました。
まぁ時には、途中で面がズレてきて、
「ふんががーい」
え? 今なんて言った?
なんてこともありましたが(笑)
しかし、剣道部分は、本番前にもダメ出しが続く、
厳しいシーンでもありました。
これは稽古場。
北条さん(原くん)が途中から割って入りますが、
入った途端に、剣道がなぜか殺陣になる(笑)
しかし、さすが殺陣のプロ、かっこいいです。
(つづく)
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どうしても解決せねばならない問題、とは、
できないことや、トラブることではなく、
< その間、無音!!! >
これが最大の問題なんですね。
見ておもしろいものであればいいのですが、
やってることは<防具をつける>という、
いたって地味な作業。
これを延々とお客さまに見て頂くワケにはいきません。
もちろん、ある程度は台詞があります。
教頭先生と丹羽先生の、
「丹羽先生、審判をお願いします」
「でも、僕はルールを知らないんですが」
というやりとりに続いて、
老けた高校生の柳生先輩が、
「審判なら僕が」と現れるという、
わずかの会話は、台本に書いてありました。
しかし!
とってもじゃないが、間に合いっこない!
で、最初は丹羽と柳生とのフリートークで、
「ずっと1人で待ってたのか?」
「1人で待ってました」
「寂しくなかったか?」
「大丈夫です」
みたいな、まぁ、あまり実のない会話で(笑)
様子をうかがいつつ、
準備ができるのを待っていたのですが・・・。
何がおこったか知らないけど、
延々と準備が終わらないときもある
そうすると、また延々と、
実のない会話を続けることになる
かと思うと、早くできちゃったのに気がつかず、
懸命に、無駄なトークを続けていたり、とか。
さすがに、
いくらなんでも苦しいよね、ということで、
「丹羽先生、審判をお願いします」
「でも、僕はルールを知らないんですが。
ええと・・・面? ええと・・・胴?」
という、丹羽先生の独り言に変わりました。
それもグダグダの(笑)
だから、いくらでも続けられる。
その上、いつも早口の丹羽先生が、
オロオロしてるから、ゆっくり喋る。
そして、準備完了を確認した教頭先生が、
「ネコ以下の顧問ですね」
とあきれるのを聞いて、
柳生先輩が登場し、
「審判なら僕が」
と場を切り替えれば、時間のロスはなし。
もちろんこれも、時間稼ぎには違いありませんが、
丹羽先生の「しょーもなさ」も際立って、
時間待ちも無駄なくできる、
楽しいシーンが出来上がりました。
まぁ時には、途中で面がズレてきて、
「ふんががーい」
え? 今なんて言った?
なんてこともありましたが(笑)
しかし、剣道部分は、本番前にもダメ出しが続く、
厳しいシーンでもありました。
これは稽古場。
北条さん(原くん)が途中から割って入りますが、
入った途端に、剣道がなぜか殺陣になる(笑)
しかし、さすが殺陣のプロ、かっこいいです。
(つづく)
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