望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

彗星なんとなくウラ話・その21・恐怖の出ハケ(1)

2020-02-19 14:37:11 | 舞台・ウラ話

今回、自分の家でもないのに、意味もなく、
この厄介な袖から出ることになった不運な役者が、
陣八を演じる星藍くんでした。

陣八は、この障害物競走のようなところから、
長い槍を持って、飛び出さねばならなかったのです。


稽古場では、長いとはいえ、ただの棒。
その上、出る場所の空間は果てしなく広々としている。


ところがどっこい。舞台では・・・。


あの、槍の先って、
ちょうど網に引っ掛かるんですよね。


その上、危なくないように柔らかく出来ている。


しかも、オープニング!

ここで、槍を網に引っかけたりしたら、
この芝居全部が、コケてしまう

そりゃぁ、もう、どれほど緊張したか

出の前。
全身にすさまじい緊張感をまとって、
下を向いて出を待つ星藍くんの姿を見ながら、
遠くから「頑張れ!」とエールを送っていました。

・・・が、

   そんな槍が、

    千秋楽に、

      ついに、

   ガシっと引っかかった!!!


後から聞いた話ですが、
網からあわてて外して、
微妙に遅れ気味に舞台に出た時には、

槍の先がくにゃ・・・。

   ああああ

でも、もうどうしようもない。

心が折れそうになるのをこらえて、
槍の先が目立たないようにしながら、
演じ続けたそうで、

もしこの時の動画があったりしたら、
たぶん微妙に動きが違ったかもしれません。


って・・・、

私は何を言いたかったんだっけ?

あ、そうそう、
この袖の出ハケが大変だったって話でした。

そう!私もゲネの時、エラい目にあったんです。


だけど、私が持って出るのはアルバムで、
槍じゃなかったし(笑)
場当りでは何も問題なかったので、

初めて舞台で通す、ゲネの時にも、
ここは完全にノーマークでした。


しかし、ゲネが進んで・・・、


   (つづく)





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彗星なんとなくウラ話・その20・舞台裏へごあんな~い

2020-02-18 16:12:05 | 舞台・ウラ話
さてさて、ここからは、
ウラ話恒例、舞台裏の写真でございます。


今回の舞台は、役者が出入りする出ハケ口が、
上手と下手、それぞれに3つずつありました

この意味は何かと言うと、
舞台での動きがダイナミックになるんですね。

同じ場所から出たり入ったりしていると、
動きが制限されるし、
今回のように、場所と時間を飛びまわる話だと、
わかりにくくなってしまう。

だから無理をしてでも6つ作るという選択は、
この作品には絶対に必要だったと思います。


つまりこれに関するメリットは、
計り知れないほど、あるのです。


   が・・・、

その分、出ハケ(出たり入ったり)が、
なかなか大変なことになりました。


特にヤバいのは、真ん中の、ここ。
上手の、この真正面の黒いスペースです。


この矢印のあたりに切れているところがあって、
そこから出入りするのですが、

不自然にならないように、布がたっぷり使ってあるので、

黒幕のひだなのか、
切れていて出入りできる場所なのか、

それがまるっきりわからない


これの裏はどうなっているかと言うと、
こんなにわかりやすい矢印が・・・。


つまり、このくらい書いておかないと、
どこかわからないんですね~。

そして、この矢印をよいしょと開けてみると、
こんな光景が現れます。


ナオの家の畳とちゃぶ台が見えますね。

しかし、ここから入れる、と思ったら大間違い!
ここはライトの場所なんです。


こんなに広いところから、
人間も出入りできたら楽なんですが、
人間が通るのはここではないのです。

人間はライトの横をすり抜けて、
黒幕と網をかいくぐって、
よっこらしょーと出て行きます。


ほとんど障害物競走(笑)


そして、ここはナオ(私)の家。
つまり、私が自分の家から出入りする時には、
もれなく障害物競走がついてくる(笑)

稽古場のバミリだけでは、予想できなかった、この現実!

でも、「え?ここから?」みたいな話は、
毎回のようにあるんですよね。

「見よ飛行機の高く飛べるを」の舎監室なんて、
もう究極の障害物競走でした。


「見よ」ウラ話&ウラ写真(その26) 舎監室、驚愕の実態!


しかし、人によっては、今回、

これどころじゃない!って状況だった人も・・・。


   (つづく)





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彗星なんとなくウラ話・その19・バミリ・バミれば・バミるとき

2020-02-17 15:51:17 | 舞台・ウラ話

やっとそろそろ、ウラ話恒例の、
舞台裏へご案内~、に移りたいと思います。

が・・・、その前に、
ちょっとバミリの話でもしてみようかと。


バミリ・・・場ミリとも書きます。
普通の生活では、絶対に聞くことのない言葉でしょうが、
何かというと、こういう床の「線」のこと。


つまり、実際の舞台の感覚をつかむために、
セットの位置や舞台の広さなどを、
実際と同じ尺(大きさ)で区切って、
そこで稽古をするのです。


これは本当に最初の最初の時ですね。


毎回稽古のたびにバミる(動詞・笑)ので、
やってることは変わらないんですが、

最初はイメージが掴めないので、
図面を見ながら、巻尺使って、
あーでもないこーでもないと、図面とにらめっこです。


そして日が過ぎ、固定稽古場に移ると、
ビニールテープでしっかり作って、
ぐっとわかりやすくなりました。

ちなみに、小さな四角は柱。
そして右のゆるい「く」の字型は、ケーキ屋さんのカウンター。
まっすぐ細長く続いているのは、階段です。




階段は、立体的にセットを立て込む時もありますが、


今回は階段もバミリのみ。

それだけに、こういう殺陣や動きがある場合は、


しっかり階段を意識して動かないと、
後でえらい目にあいます。


でも、バミリって、
新人時代は結構無視しちゃうんですよね。

ついお芝居のほうに一生懸命になって、
自分の足がどこにあるのかわからなくて。

「おい、舞台から落ちてるぞ!」
なんて、よく怒られました



そして舞台での本物の階段。


あ、本物って言いましたけど、
実はこの階段の側面は、発泡スチロールです。


という事はどういうことかと言うと、
靴でガリッとやったら簡単に崩れちゃう。

それもステップが狭いので、
ほんっとにすぐにガリッとなって、
あ~、またやっちゃった~と落ち込みます。

でも、舞台監督さんは、

「これは毎回直すんで、
そんなことで芝居が小さくなったりしないように、
思いっきりやってください」
と言ってくれて・・・。

本当にありがたいっ! と感謝しながら、
お言葉に甘えて、ガリガリやっとりました


   (つづく)




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彗星なんとなくウラ話・その18・稽古中は波乱万丈

2020-02-16 15:45:05 | 舞台・ウラ話
もしかして、今回のウラ話、
世紀の大長編になりそうな気が・・・

実はまだ私、療養中でして、
画期的に時間がありまして・・・(笑)

よかったら、もうちょっと、お付き合いくださいませ。


では、やっとこれから稽古場から劇場へ、
となりますので(今まで稽古場だけだった!)

最後に、ちょっと稽古場の写真ネタを。

     
稽古を見てます。




最初のころです。
みんな気楽に見てますね。

まだまだ、本番までには時間がある、
って思ってるんです、この時には。
何度やっても、そう思っちゃう。

夏休みの宿題を、
最初の10日で全部やるぞー、とか言いながら、
結局、最後になってアセリまくった、あの夏の日。

大人になっても、やってるんですね(笑)

     
こっちになると、ちょっと表情が変わってくる。




もちろん、見てるシーンにもよりますが、
固定稽古場で、もうカウントダウンの時期。

2学期が始まる5日前くらいの感じです(笑)

     
これは後ろでみんな、大笑いしてます。


最初、コメディが苦手で苦戦してた、
しずえ(篠田美沙子ちゃん)が、完全に吹っ切れて、
最後には「何でもやるわよ」状態になっていた、
きっとそんなときですね。

よく見ると、後ろの3人の笑いが、
とってもあったかい

     
そして、これはなにかというと・・・、


通し稽古のラストシーン。
最後の全員での台詞が終わって、空を見上げて・・・、

「もっともっと、キラキラして!
 そうそうそう。
 ・・・はーい、暗転!
 お疲れ様でした!」

との演出家の言葉があって、全員で、

「お疲れ様でしたーーーー!!!」

と、めちゃくちゃ元気よく返事をする、
その瞬間の画像です。


たぶん、まだ1回目か2回目の通し。
全員、ハンパない緊張の中で通して、

出来はともかく、
とにかく終わったぞーーーっ!
という、けた外れの解放感が、
この写真からあふれ出しています。


ただ、今になって見てみると、
加藤さんだけが、きちんと礼をしている。
あれ? その後ろの光希さんもかな?

あ~~~、
先輩はこういう姿を、
見せなきゃいけないのよね~~

またしても、ノリだけのベテランオバハン、
反省しきりでございました。


   (つづく)





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またしても、やってくれたわい

2020-02-16 12:07:26 | 暮らし・花・趣味

音声入力した下書きを直していて、
「えええっ?!」となった。

「あまりにもちょっと下ネタで」

いやいやいや、そんな話じゃないぞ!

よーく考えてみたら、

「あまりにもちょっとしたネタで」

だった。

おいおい




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彗星なんとなくウラ話・その17・稽古中は波乱万丈

2020-02-15 14:58:41 | 舞台・ウラ話

とりあえず道具でもいいから、何かを使わねばと、
わかっていても、適当な物がなくて、

ま、いっかと、エアーでやっていたのが、
気絶した北条さんを寝かせるシートでした。

ね!
覚えてるワケないですよね?

むちゃくちゃ地味な小道具でして、
これ↓↓でゴザイマス。


これは本番用のもので、
これを、しずえと一緒に敷いていたんですが、

最初のころは、適当なものが全然なくて、
何となく、エアーでやってたんですね。

しかし演出家に、
「何かシートの代わりになるものを、
 敷いてもらえますか?」
と言われた時、

「うわっ、そうであった!」と気がつきました。


こんな、敷くだけの地味な小道具なんて、
なくても構わないように思うのですが、

実はエアーだと、とても困るんです。

   なぜなら・・・、

敷くのはいいけど、我々は離れてしまうので、
あとで誰がこれを片づけるのか?
そしてそれを、いつ、誰が、ハケるか?

この段取りが決まっていないと、
舞台にシートだけがそのまま残る・・・なんてことに

こういう、地味&かさばる小道具ほど、
とりあえず道具が必要だったんですね。


でも手元には何もない。
さて、どうしたものか・・・。

その時、稽古場として使っていたのは、
区の公共施設。

何かないものか・・・、
と、ぐるりと見回すと・・・、

おっ、見つけた!

あったじゃないの~、ほらっ!
エレクトーンの上に・・・掛けてある・・・あれ!!


長さもぴったり。
これぞ、最高のとりあえず道具~。

はい。管理人さんに見つかることもなく、
何回も重宝に使わせて頂きました



まぁ、本番用のシートがあっても、
通しの前に、それを仕込み忘れて、

ヨタヨタ歩いていたおばあちゃんが、
突然、小道具置き場へダッシュ!

シートを抱えて戻ってきて、
また何ごともなかったかのように、
おばあちゃんに戻る、なんてこともやったなぁ(遠い目)。

はたまた、

ラストにヒカリがケーキを見つけるシーンで、
後ろを振り向いたら・・・何もない。

おーい、ケーキ置き忘れてるぞーーーっ!

と思いつつ、エアーのケーキで済ませたり。


陣八が騎一郎に、
「これで腹を切れ」

ん? 何も持ってないぞーーーっ!

だけど、エアーで腹を切ったりと、


道具があっても、それを忘れることもあり、
ワタワタしながらも、稽古は進んでいくのでありました


   (つづく)





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やっちゃいましたね(笑)

2020-02-14 20:05:32 | 暮らし・花・趣味

ダンナが、
「キャバクラじゃねーぞ」と言いながら、
返信ハガキを書いていた。

何かと思ったら・・・。



この往復ハガキ、
かなり大量に送ってるんでしょ?

幹事さん、
送る前にはチェックしようね(笑)




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彗星なんとなくウラ話・その16・稽古中は波乱万丈

2020-02-14 14:53:47 | 舞台・ウラ話

小道具を使う時は、エアーではやらない、
という話は、何度か書いています。

こちらが、その説明➡10年前のウラ話

こんなのもそうです。
➡毎度おなじみ、「とりあえず道具~」


つまり、何かがないと、
誰がハケる(片づける)といった段取りがわかりにくいんですね。


特に今回、何でもいいのでブツが必要だったのが、
ケーキの箱!

踏んづけられるは、ひっくり返されるは、
さんざんな目に遭う箱なんですが、

踏んづけるのはまだしも、
ポンポン人から人へ投げたりするので、
エアーだと、とてもわかりにくいんですね。


そこで最初に使ったのが、誰かのシューズケース。
ま、普通にシューズケースなので、
「(ケーキがつぶれて)こんなになっちゃって」と、
ケースから靴を出して嘆いていました(笑)

ただ、実際に、箱からケーキを出す手順が、
どの位の時間がかかるか、わからない。

テンポよく進むシーンだったので、
台詞と動きを合わせるのが、
シューズケースじゃ難しいよね、ということで、


かなり形は違うけど、スライド式だから!
とチョコレートの箱を使ったり。

無意味にティッシュの箱が飛んでたことも(笑)


しかし、本番の1週間前。
固定の稽古場に、衣装や小道具が揃い始めた時。
ちゃんとした、本物のケーキの箱が届いて一件落着。


といっても、毎度毎度バコバコに潰すので、
(ほとんど見えませんが、ケーキを見て嘆いています)


これじゃぁ、箱代だけでもバカにならない。

ということで、
潰し専用の箱を1個決めて、
ぐしゃっと潰しちゃぁ、また直し、
毎回毎回、使い回しておりました。

ちなみに、上の椅子は、
ケーキ屋さんのカウンターのとりあえず道具。

気分はこれのつもり。



これは本番の時の小道具置き場。


上も下もケーキの箱だらけ(笑)

もちろん、本番では、
毎回、新品を使っておりました


でも、いくら、とりあえず道具が必要と言われても、
あーんまり地味な小道具だと、
つい忘れてしまうんですね。

たとえば、
私たちが担当した、あの小道具。
覚えてる人は、誰もいないだろうなぁ、きっと。


   (つづく)




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彗星なんとなくウラ話・その15・稽古中は波乱万丈

2020-02-13 15:52:45 | 舞台・ウラ話
剣道の試合の前に、
どうしても解決せねばならない問題、とは、

できないことや、トラブることではなく、


   < その間、無音!!! >


これが最大の問題なんですね。


見ておもしろいものであればいいのですが、
やってることは<防具をつける>という、
いたって地味な作業。


これを延々とお客さまに見て頂くワケにはいきません。


もちろん、ある程度は台詞があります。

教頭先生と丹羽先生の、
「丹羽先生、審判をお願いします」
「でも、僕はルールを知らないんですが」
というやりとりに続いて、

老けた高校生の柳生先輩が、
「審判なら僕が」と現れるという、
わずかの会話は、台本に書いてありました。

   しかし!

とってもじゃないが、間に合いっこない!

で、最初は丹羽と柳生とのフリートークで、
「ずっと1人で待ってたのか?」
「1人で待ってました」
「寂しくなかったか?」
「大丈夫です」

みたいな、まぁ、あまり実のない会話で(笑)
様子をうかがいつつ、
準備ができるのを待っていたのですが・・・。


何がおこったか知らないけど、
延々と準備が終わらないときもある

そうすると、また延々と、
実のない会話を続けることになる

かと思うと、早くできちゃったのに気がつかず、
懸命に、無駄なトークを続けていたり、とか。


さすがに、
いくらなんでも苦しいよね、ということで、

「丹羽先生、審判をお願いします」
「でも、僕はルールを知らないんですが。
ええと・・・面? ええと・・・胴?」

という、丹羽先生の独り言に変わりました。
それもグダグダの(笑)
だから、いくらでも続けられる。

その上、いつも早口の丹羽先生が、
オロオロしてるから、ゆっくり喋る。

そして、準備完了を確認した教頭先生が、
「ネコ以下の顧問ですね」
とあきれるのを聞いて、

柳生先輩が登場し、
「審判なら僕が」
と場を切り替えれば、時間のロスはなし。

もちろんこれも、時間稼ぎには違いありませんが、
丹羽先生の「しょーもなさ」も際立って、
時間待ちも無駄なくできる、
楽しいシーンが出来上がりました。


まぁ時には、途中で面がズレてきて、
「ふんががーい」

え? 今なんて言った?
なんてこともありましたが(笑)


しかし、剣道部分は、本番前にもダメ出しが続く、
厳しいシーンでもありました。


これは稽古場。


北条さん(原くん)が途中から割って入りますが、
入った途端に、剣道がなぜか殺陣になる(笑)

しかし、さすが殺陣のプロ、かっこいいです。


   (つづく)




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彗星なんとなくウラ話・その14・稽古中は波乱万丈

2020-02-12 14:50:42 | 舞台・ウラ話

もう2月も半ばだというのに、
12月の芝居の話、まだまだ続きそうです

今、療養中で、時間があるものですから
まぁ、適当にお付き合い下さいませ。


さて今回、
かなり、たっぷりと、剣道シーンがありました。


この迫力がすごかった、との感想も、たくさん頂きました。
(写真は稽古着ですみません)

私もあのシーンが大好きで、
稽古場で、いつもウルウルとなっていました。

    が、

それは出来上がってからの話で(笑)


これも嵐のシーンと同様、
そこに至るまでには、
そりゃぁ、大変な苦労があったようです。

    が、

女子は、そのあたりは見ておりません。


この写真にも、いるはずの女子がいません。

なぜならば、
動きの多い男性陣は、どうしても稽古量が必要なため、
女子は遅く入る日が多かったので、
みんなの苦労は知らないんです。


ただ、このシーンで、ひとつ見ていたのが、

 <防具をつけて、試合が始まる>

というところ。

んなもん、防具をつけるだけじゃん、
とお思いでしょうが、ところがどっこい。

あれ、意外に大変なのです!


父親の佐々木と息子の大地が、
それぞれ複雑な感情を抱えながら、
剣道の試合で向き合う、その時。

すでに、その前から、頭には手拭いを巻き、
胴もつけて登場しています。
(もちろん時間短縮のためです)


あとは面をつけて、こてをつけるだけ。


息子の大地には、後輩の菫が手伝いに入り、


父の佐々木には、元妻の恭子が手伝いに入るのですが、

剣道の経験者もいれば、初心者もいるワケで、
面をかぶった途端に、手拭いが取れちゃったり、
面がずれて、うまくかぶれなかったり、

最初はなかなかスムーズにいきません。

しかし!

問題はそこじゃないのです。

それとは別に、
どうしても解決せねばならない問題があったのです。


   (つづく)




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