目上がり
田舎に住むようになって 何十年も過ぎたのにいまだになじめません。
耳を澄ましていると この土地で生まれ育つたおばさんは 古希を過ぎても
チャンをつけて呼ばれます。
よそ者の私は さんをつけて呼ばれます。
若者 よそ者 馬鹿者で成り立っていると よそ者は歯ぎしりをしています。
個人の主張が 認められるようになり 田舎も脱皮しつつあると 思います。
が まだまだ田舎です。 婦人会が消滅し 老人クラブは元気です。
老人クラブに片足を入れ た私
秋の文化祭に 向けて何か作ろうとの話が出て 私に風が向いてきました。
それはないだろう。 若い人がたくさんいるのにと 叫んでもダメでした。
そうだ どんぐりのブローチがある ボンドでつけて 安全ピンを
つけるだけなら 高齢者も大丈夫と私。
よそ者の私 出番待ちです。