端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

言 葉

2011-07-08 | Weblog

ある国の 大臣が 自分の発言した言葉で 色々問題があるとして 辞任されました。

そういえば 学校教育の中で 読む 書くは習った記憶があるが 話すことは 習わなかった気がします。

尋常小学校出身の母は おしゃべりの私に 「丸い卵も切り用で四角」と もっぱらことわざで教育していました。 

女の おしゃべりの中で  何が言いたいの、 結局なんなの、 そこまで言わなくても、と思うことが よくあるけど 結局それも おしゃべりの楽しみの一つになっています。

年を重ねるにつれて 廻りの人に 棘のある言葉で接してるのではないかと ちらちら反省している私です。

そんな時 方言は便利です。 少しきついくらいの言葉で 言っても なんだかふんわりと暖かさを感じるから 不思議です。

 


剪 定

2011-06-23 | Weblog

梅雨の時期 雑草も庭の木々もドンドン伸びています。 梅雨の一休みの今日は 晴れて暑い一日でした。

そんな中 穴熊さんはようやく腰を上げて 庭木の剪定を始めました。 何しろ素人ですから刈り込み用の チェンソーで 右に左に動かして刈り込みます。 外のコンセントに差し込んで長いーコードを アチコチ引っ張っての作業ですが このコードも一緒に 切断して 中断のこともあります。

猫が気を悪くするくらいの 広さですから ぼちぼちやって 二日もあれば終わります。

明日 作業予定の つつじです。

私は ヨイショと 冷たいビールを用意するだけです。


金 魚

2011-06-05 | Weblog

 

我が家の クールビズは 見た目から……と ランチュウが 三匹やってきました。

いつもの 金魚すくいの成れの果てとは違います。 ランチュウは口が下にあるので 底に沈む餌が良いと 聞き 特別の餌です。 私の趣味ではありませんので 私は眺めるだけです。

しかし あの優雅な体で 長い糞を下げて泳いでいる姿は なんとも滑稽です。

ポーチ が出来上がりました。 二個同時に作っていましたが 此方は アップリケにしました。

 


レバニラ炒め

2011-06-03 | Weblog

爺と婆のくらしですから 食卓に横文字の料理は余り登場しません。 ご飯のおかずで 「だれやめ」の 肴になるようなものを と頭を使います。

久しぶりに レバニラ炒めを作りました。

 アサリのバターいため 胡瓜の浅漬け 蒸野菜(きのこかぼちゃキャベツ人参豚ロースの薄切り)  が今夜の我が家の食卓です。

穴熊さんは ナイターをテレビで観戦しつつの「だれやめ」ですから 長時間の夕食です。

 一日の〆で今日のゴルフの スコアの悪さを 嘆きつつ飲んでいます。


2011-05-29 | Weblog

大きな 台風の接近に 朝から激しくなければよいがと 心配していましたが 大きな爪あとも無く 日向灘沖を 午前中に 通過したようです。

お昼頃からは 青空も出始めました。

雨が何日も続いた後ですし 今日はプールもお休みで 午後は町の温泉へ行ってみましたら 案の定 少ないお客さんでした。

いつもの時間に 夕食をすませ 洗いかたずけをして 明日の空模様を気にして外を見たら なんと大きな虹が東の空にかかっています。 台風の後の 太陽が西に沈みかけ東の空の 残った水滴に反射しているのでしょうか。

日没と共に すぐ消えてしまいました。

わずかの時間でしたが 毎日せわしない生活の私のほっとする 虹でした。

明日は 快晴のようです。


草 刈 り

2011-05-28 | Weblog

 

三月の 末に植えた田んぼの稲 水不足の心配の中 精一杯頑張って 根を張っています。これから先 株を増やし 実を付けるためには もっともっと根を踏ん張らなくてはいけません。

それでこの時期 水路の水を止めて 田んぼを日干しにします。その間 水路に水が無いので 共同作業の草刈が行われます。  田んぼを所有する者は全員参加です。

私の集落の決められた区域の草刈です。 朝から小雨です。 午前中で終了し 集会所でささやかな 慰労会です。  いつもお昼になるので 穴熊さんはおにぎりを作るように 私に命令します。

今日は おにぎりと 胡瓜と大根の漬物も 準備しました。 雨が欲しいときには降らずお天気が欲しいときは 雨です。 ままなりません。

雨の中 アジサイ 夏椿 どくだみ シャリンバイが咲いています。

庭木の 梅の実の収穫もしなければならないので 気になる雨です。

 


桑の実

2011-05-27 | Weblog

気になっていた 集落のはずれの桑の木 黒く熟れた実が落ち始めています。

持って行った 金のザルに手でもいで入れますが 熟れた実はすぐに枝から落ちてしまいます。 沢山実を付けているのですが 手の届くところは限度があります。結局 両手に一杯でした。  ジャムにします。

お財布が三個 出来上がりました。

先日 オークションで落とした 型染めの布です。 なんともモダンなデザインです。おひさまに 透かして見れば この模様 裏にも模様がつけてあります。

同じ模様ですが わずかなずれが 透かしてみれば分かるのです。

布団の生地ですから 長年使って 色あせしても 裏返して使えるように 先人の智恵なのでしょう。

わくわくしながら 眺めています。 

 


妄 想

2011-05-26 | Weblog

昨日 今にも泣きそうな空を見つつ ゴルフバックを抱いて 穴熊さんは「 行くだけ 行ってみる」と 出かけました。 こんなとき 戻ってきたことは 余りありません。

それに 昨日のゴルフの仲間は 隣町の温泉の常連のメンバーで 「裸の会」と勢いのあるコンペですから なおさらのことです。曇天の中 無事一日 玉を叩きご帰宅です。

 案の定 「だめじゃった」と バック抱えて 帰宅しました。 70歳も半ばを過ぎ 耳も遠くなり毎晩 腰に湿布を貼り 足腰弱っているのに 良いスコアが出るわけはありません。

健康維持と ○○防止になればと思っている私 他人の趣味に 口出しすることはありません。

励ましの 言葉だけです。

穴熊さんのゴルフは 必ず反省会があります。 昨日も 隣町の温泉に つかって 反省会です。 さぞビールがおいしかっただろうと 思っています。

そして今朝 テーブルに大きな賞品 <大波賞>です。 よほど調子が悪かったのだーと私。

こんなに大きな箱 <缶ビール>だ! と私。 勿論すぐ開けてみました。

なんと  「ウーロン茶」です。  起き出して来た穴熊さんに告げると 「安い会費で ビールが 出るか!」 と一喝。

そうです 勝手に妄想する私の悪い癖。 頂き物があると まず 外見からニヤニヤして すぐ開けてしまいます。

そんな癖は 子供の頃からのような気がします。 今 古布を手にして この着物を着ていた人の人生は どんな人生だったのだろうか 生きていて良かったと 思われたことがあったのだろうかと 色々勝手に 妄想している私がいます。


推 理

2011-05-23 | Weblog

頑固だった私の父は 新聞は朝日 石鹸は花王 ハミガキ粉はスモカと ぜったに譲らない人でした。 それを見ていた私も 新聞だけはずーと 朝日です。 世間で右だとか左だとか言っても 活字がなじんでいるのです。

朝日は 月曜日に 短歌と俳句が掲載されます。 自分で作れない分 入選の歌や俳句を 読むのは 大好きです。 何度も何度も読んで 作者の気持ちや境遇を想像しています。

そんな短歌2008年の暮れに 入選の中に 住所がホームレスで 公田耕一の名前を良く見かけるようになりました。 詠まれている歌は ホームレスの生活そのものだったりして 私もそれなりに 思い巡らしていました。

      百均の「赤いきつね」を迷いつつ 月曜だけ買う朝日新聞 

の歌は 手帳に 書きとめていました。 何度も入選していましたが 次の年の 秋頃から見かけなくなりました。 新聞やテレビでも 話題になっていました。

正式に 会社勤め始められたのか もしかして もしかして 体調を崩されたのか 気になっていました。

そんな 公田 耕一氏を推理をした人が あったのです。 東大を卒業して 朝日新聞で記者を経て フリーのジャーナリストの方です。 名前は 三山 喬さんです。

新聞で書評を見つけ 注文しましたがすぐに届かず 今日ようやく届きました。読みたい本に出合えて ページをめくるとき この年になっても ときめきます。


廃 屋

2011-05-22 | Weblog

確認申請も出ていないのに 昨年の今頃から 北側の庇にスズメバチが巣を作り始めました。 危険な蜂と聞いていましたが あちらも生き物 様子を見ることにしました。

初めは 卵くらいでしたが 段々大きくなり 外側の工事と内部の工事と 同時にしつつ段々 大きくなっていきました。 その外側の 茶色のグラデーションは 見事です。配色など蜂は考えていないでしょうが もしかしたら色によって強度が違うのかもしれません。

季節はめぐり 何度も見上げていますが 蜂が出入りする 気配がありません。 ご近所の物知りさんに 聞けば 雀に食べられたのかもしれないとのこと。 「へー 知らなかった」と穴熊さんと 二人で感心しています。

今朝 はしごを掛けて この廃屋 撤去しました。 最中の薄い皮のような外側です。中を覗いてみたいと思いますが 壊すのが勿体無い気がして 両手でそーと 抱えています。

田舎の 自然も段々 壊されています。 昔の田んぼには どじょう タニシ フナ 鯉 蛍 うなぎ 鬼ヤンマ イナゴ など沢山見かけたのに 今は見ることもありません。

生活が 便利なり豊かになったと 喜んでいますが 何か大切なものが 少ししづづ 失われているような 気がしてなりません。