先日 オークションで手に入れた 留袖です。 前身頃の黒が少し 焼けています。 それよりこの裾の模様 龍 つまり今年の干支です。
辰年の 女性の箪笥に眠っていたのでしょうか?
思わず <辰年の女性の性格> で 検索してしまいました。 そういえば 母の一番上の姉 は辰年でした。
歯に衣を着せずに ずけずけとものを言う 伯母でした。 長く独身でしたが 後妻に収まり いい生活をしていました。
母は 馬年生まれで いつも貧乏していると ことあるごとに 伯母は私に耳打ちしていました。
この手の 相性や占いは信じませんが 父がねずみ年で 食べ物に困らないとか 酉年は 早起きとか ウサギ年は寝坊助とか 聞くとそうそうと 手を叩き 周りの人間を観察しています。
今日は 立冬とか 日中は暑いくらいの日差しでしたが いよいよ冬の始まりです。
北国の 雪の便りもちらほら耳にします。 年々冬の寒さが身に沁みるようになりました。 歳を重ねることは 切ないことです。
今日の高知市の昼間は 半そでの人も見かけるほどでした。
裾模様に龍が入った留袖 いいですねぇ 粋です。
オークションで手に入れた と書かれてありますがこういう
ものはオークションで競り落とすのですね。
着物地が好きな私は腕も伴わないけれど古い着物を売っている
店を覗くのが好きです。
気に入ったものは高くて買えませんが時々高知市の公園で
バザーがあり古い着物を並べているのを見ると1-2枚
安い物を買います。
青空バザーはお店よりは安いけれどそれでも いいなぁ
と思う大島などは1万円近くして見るだけ となります。
この龍の留袖がまた 素晴らしい作品に生まれ変わりますね。
穴熊の女房さんはいい趣味を持ち 野菜作りにはげみ
日々生活を楽しみ 時を有効に使っておられます。
切ない歳の重ね方をされてはおりません。
ちなみに私の娘は辰年 私は丑年でノロマとよく言われております。
どういう風に生まれ変わるのか楽しみです。
ちなみに私はねずみ年。ねずみ年の母に「食べる物には
困らないからね!」と、言われながら育ちました。
おかげで、すくすく育ちすぎ~
息子は寅年、娘は辰年・・・主人はひつじ年。
我が家は子供たちの方が強いです。
この留袖も どこのどなたが着ておられたのか物語を 聞かせてほしいものです。
少し色やけしていますが まだまだ十分 着るに堪えるものです。
毎日眺めています。
干支の一番は ねずみですよ。
いいですね。