端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

お彼岸

2006-03-11 | Weblog
今日は とても よいお天気です。
里山の 周辺の山桜も 例年より早く 薄いピンクに
咲いています。
毎日 が日曜日の生活をしていると 子供の声や
テレビラジオの番組で 土曜日や日曜日を知るのです。

明日 日曜日は お彼岸を前に 集落のはずれにある 
七十七基ある墓地の 清掃があります。
以前は 老人クラブでやっていましたが 高齢化がすすみ
今は お墓の所有者各戸から一名参加して 実施されます。

以前 土葬だったお墓も 今は改修され 納骨式になり 先祖が
眠っています。
周りには 桜が植栽され 春はそれは それは 綺麗ですが
ちらり と見て通るだけです。

入り口の 六地蔵さんが にっこりと 眺めておられます。
各家の 墓標を見ていると 四国からの移住者が 多く 四代
くらい前 の先人達が この集落を作ったのだと わかります。

そういえば この集落の 神社の神様は 周りの集落と違って
「金比羅宮」なのです。 こんな山里の神社の神様が 海の神様
なのか よそから嫁に来た私は 不思議に思っていました。

何もない この原野を開拓に入った 先祖は よりどころを
まず故郷の 神様にしたのでしょう。

草取りをして 落ち葉を集め 掃き清め よそに出て行った
娘や息子 孫達がお彼岸参り来たとき 心落ち着くように
地元に住むものが 一汗かくのです。

でもその前に 本家の嫁はすばやく お墓の花を新鮮なものに
変えて 掃除の衆に 嫁の抜け目のなさを 示しておく
必要があるのです。

田舎暮らしは つらいですよ。
 

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