お月様

風情とか風流に縁遠い私でも　夕べのお月様は　とても綺麗でした。
雨上がりで空気も綺麗で　暑さも和らぎ秋の気配の中　しばし見とれて
いました。

月明かりは障子を閉めても　薄い明かりが感じられ　なぜかこんな明るい
夜は　源氏物語の世界を創造してしまいます。
遠くから牛車の音など　聞こえそうな夜でした。

若い頃　夜は何時までも起きていて　朝は眠くて眠くてとろけるように
寝ていましたが　この歳になると　早く寝て宵の口には目が覚めて
眠れず眠りもとろとろで　ラジオの深夜便を聞きつつ　浅い眠りで
翌朝　早くに目が覚めてしまいます。

眠るのにも　体力が必要と　聞いたことがありますが　まさに
其のとおりです。

そこで　しばし美しいお月様に　付き合うことになります。
世界に一つのお月様　どんな人たちが私と一緒に　このお月様を眺めて
いるのだろう。
ふと　思ってしまいました。

キーホルダーです。
展示会を　にぎやかにしてくれそうで　又作りました。

柿

田舎では　庭の隅や　畑の隅に昔から色々な　果樹が植えられています。
子供の記念樹だったり　祭りの植木市で買ってきたものだったりします。

我が家も　収穫は別にして　栗　柿　イチジク　ブルベリー　ぶどう
みかん　びっくりグミ　梅　などがありますが　素人のこと　一部を
除いて　収穫は無に等しいものです。

季節の柿など　昔からの品種は　その土地独特の呼び名で呼ばれ　
実は小さく種は大きいので　近頃の子供は　見向きもしません。
年寄りが懐かしさで　手を出すくらいです。

我が家の畑の隅の　柿は大ぶりで甘い柿ですが　毎年食べごろになった
と思っていると　カラスにつつかれ　ここ数年は　私の口に入る実も
少なく　管理者の穴熊さんに文句を言っていましたら　網を掛けて
居ました。

木の下を通り　実を仰ぎ見ながら　噴出してしまいました。
もう食べごろで　色づいていますが　私からはけして手を出しません。

長年同じ釜の飯を共にしている仲　相手の立場を尊重しています。
食卓に出る日を楽しみにしています。



お茶の木の下にこぼれる　お茶の花　白くて清楚な花です。


麦の穂に見えるでしょうか

素 人

素人が　何か企て実行するのは　大変です。
ひとさまの企てに　乗るときは　指示に従っていれば　済むことですが
今回の　ギャラリーでの展示会は　私の尻にも火が付いています。

昨日は　ささやかなポスターや　案内の葉書の写真の撮影でした。
栞さんと娘さん私で　デジカメを手に　あーでもない　こーでもない
と　楽しいワクワクでした。
全部　自分達で　搬入飾りつけ　接待　することになっています。

私のパソコン操作はまだまだ　そこでもっぱら　栞さんの娘さんに　
おんぶです。



どうです　すてきでしょ。



皆さん　冷やかしに　来てくださいね。

笑 顔

今朝　新聞を広げると　案の定　男性３人のこぼれんばかりの笑顔の
写真が出ていました。

そうです　ノーベル物理学賞のお三方の笑顔です。
物理学など　理解できない私でも　このお三方の笑顔で　その賞の偉大さ
を想い　胸が熱くなってしまいました。

色々なところで学生さんとの出会いもありますが　「大学院生です」などと
聞くと　すぐ「どんな研究をしているのですか？」と聞く私。
相手は　田舎のオバサンに分かりやすく説明するのに戸惑いつつ　
説明してくれますが　本当のところ　さっぱり分かりません。

今回の受賞の一つの説明が　新聞に出ていましたが　さすが新聞は
大衆向きです。　私にも十分理解できるものでした。

ワインの空のボトルの底のとがった部分に　丸い玉を入れたとすれば
その時　中心から　左右は対象になる。しかし　其の玉がどちらかに
転げれば　中心からの左右対称は崩れるというもの。

「自発的対象性の破れ」の概念が図入りで　説明してありましたが
へー　そんなこと当たり前　と思うのは　学のない私の思うこと
素粒子や分子　陽子の世界では　そうはいかなかったらしい。

同じ研究をしている　仲間からのお祝いが一番嬉しいとの　言葉に
私も素直にうなづきました。

下手なパッチワークで袋を作った居ますが　全然其の世界を知らない方
からの褒め言葉より　一緒に苦心して　作っている仲間からの一言が
どれほど嬉しいことか。

それにしても（男はめったに笑うものではない）との世代の私　殿方の
本当に嬉しいそうな　笑顔に元気をもらいました。

我が家の男性も　秋空の元　笑顔でゴルフに出かけました。　

間引き菜

夕方　穴熊さんのお友達から　大根の間引き菜が届きました。

大根の種を蒔くとき　２粒か３粒づつ蒔き　この時期　一本に仕立てます。
広い畑で腰を曲げての一日仕事ですから　大変です。

柔らかいこの時期の間引き菜は　季節の味です。

早速　根と双葉を除き　薄い塩で漬物にしますが明日の朝には
食べられるでしょう。
煎りゴマと針しょうがをのせ　ポン酢をかけて食べますが　白いご飯に
ぴったりの　漬物です。

残りは　茹でました。　冷凍保存して　すこしづづ料理に使います。
胡麻和え　白和え　卵とじ　味噌汁と楽しみます。

こんな　野菜の料理が楽しみになったのも　歳のせいでしょうか。

ポーチ

季節が段々　変わっていくのを肌で感じています。
以前作ったポーチを　思い出しつつ作りました。







縦２０ｃｍ　幅２０ｃｍ　底幅　７ｃｍです。
口には３０ｃｍのファスナーをつけています。

想 い

これも　袋です。
本で見かけて　幾つ作ったことでしょう。
縫い物がきっかけで　お友達になり　お孫さんに女の子が　いると
聞くと　作ってプレゼントしていました。
今回又　作りました。


立ち姿です。　４５ｃｍです。


袋になっています。　後ろ側で絞ります。


可愛い　顔でしょう。　本当は私が欲しいのかもしれません。


後ろを　絞ると　こんな具合です。
ハンカチ　おこずかい　お菓子を入れて　たすき掛けで　おばあちゃんと
お出かけに　連れて行って欲しい。

検 診

今朝　我が家に届けられた牛乳　ピンクのリボンをつけていました。
そうです　乳がんの検診を促すキャンペーンの　リボンです。

１０月に入った初めての日　ヤフーの画面もピンクでした。
私も　夏の初めに　乳がんの検診を受けました。
体のことは　自分が一番良く知っています。
過剰な心配もいけませんが　乳がん早期に発見すれば９５％完治する
と言われています。

近年　若年の女性にも　乳がんが多く見られるとの　こと。
多くの女性が　検診を受け　悲しい思いをしにしないように　
祈るばかりです。

一升袋

一昔まで　田舎の炊事場の壁には　必ず布をはぎ合わせた一升袋が
掛けてありました。

季節ごとのお寺さんへのお参りや　お葬式の手伝いに行くときなど
この手製の布袋に　お米を一升入れていったものです。

行った先で　米を出し　袋だけを持ち帰りますが　其の袋は　
縫い直しの着物の端布をはぎ合わせたものでした。

ちょっとした　お礼や　土産にも米びつから米をすくって　
この袋にいれ　差出し　後日袋を返してもらっていました。

其の袋を見るだけで　其の家の嫁の針仕事の技量とセンスを　計るのに
十分でした。

現金のない　農家にとって　お米一升は気持ちを表すのに十分な
量だったのでしょう。

そんな　一升袋を縫いました。
縦３３ｃｍ　横３０ｃｍ

いつもの手芸店で頂いた　一枚の布　袋にしました。

縦３１ｃｍ　横２５ｃｍ

柄が好きで買っていた　布も　袋にしました。

縦２８ｃｍ　横２４ｃｍ
　

先 生

昨夜から　台風の予報が出ていましたので　出かける約束を　キャンセル
して　家で待機の予定にしていましたら　朝から雨も降らず風もなく
この天気ならもう通り過ぎたらしい　お天気です。

今日から１０月　足早な秋の深まりを感じていますが　日中は暑いので
まだまだ夏の簡単服の私。朝夕の冷えに鼻をすすつています。

今日で　私のブログも４年目に入りまます。
ｇｏｏのブログだけで　１００万以上あるようですが　そんな中　下手な
くだらないことばかりの　私のブログを訪ねてくださる皆さんに
改めて　心から　お礼を申し上げます。
そして　私の先生のこれらの本にも　感謝。
皆様の　励ましやコメントに元気を頂いて　又　頑張ります。

１０月の末には　街の空き店舗の　ギャラリーで　去年のように　着物を
洋服に仕立てる　栞さんとささやかな展示会の予定が　あります。

お近くの方　見に来てくださいね。