今、九州が面白い!第1段
九州は福岡県。
西鉄天神大牟田線の柳川駅から
歩いて5分~10分のところに、
数か所点在するどんこ舟乗り場。
詩人の北原白秋の誕生地。
柳川藩主立花氏、十万九千石の
城下町として栄えました。
そのお城の掘割を
どんこ舟でめぐる「お堀めぐり」。
ある雑誌でここの特集を見てから
「九州にきたら絶対どんこ舟に乗る!」
と決めていました。
約60分の水上散歩。
途中一番のスリル&ハイライトは
コース上で一番狭くて古い橋
弥右衛門橋の通り抜け。
船頭さんもかがんで腰を落としながらの
見事な竿さばき。
お客さんは「お~!」と感嘆の声。
豊富な水量、静かな川面。
時間はゆっくり経過する…
のんびりした柳川。
白秋の「まちぼうけ~」の童謡を
歌ってくれたり、
ガイドをしながら舟を漕ぐ
イケメン船頭さん。
掘割沿いには、約400本の柳、
桜や紅葉する樹々が茂っているので
気分もなごみます。
60~70分の舟遊び、
下船場に着いたけど
少し時間があるので
柳川の街を歩いて散策。
掘割に柳。
この両者は本当に合いますよね。
掘割沿いを歩いていると
北原白秋生家・記念館がありました。
館内には彼のゆかりの品が
展示されているらしいのですが
今回は残念ですがパス。
柳川は、城下町の面影が残り、
水と時間がゆっくり流れる
情緒ある水の都。
町のあちらこちらにあるなまこ壁は
町に溶け込み
風情ある景観をつくっていました。
遠い東京からはるばるやって来ても
後悔しない街、柳川。
ウナギのせいろ蒸しを食べる時間がなかったのは
本当に残念ですが
また来る理由ができましたねオッホッホ