日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

算数エピソード 2。

2015-05-15 19:29:46 | 発達応援
 仕事に行くときに、家をでて右折。
最初の信号で、信号待ちをしているといつも日の出が見ることができます。

 信号待ちの先の真正面の山2つ。
ふたこぶラクダのようなその山の重なりの間から、
きれいな、ジューシーな感じのお日様が少しずつ顔を出します。

 ほぼ、同じ時間に家を出ますが、
日に日に、顔を出す量が増えています。

 といっても、今日は雨で日の出が見ることができず、
つまんないなーと思ったのですが。

 そういえば、と、思い出したので算数エピソードその2です。

 小1の頃か、小1の前か、どちらかぐらいでしたが、
私は、「1 2 3 4 5 6 7 8 9 10・・・・・」という数字の並び方が不思議でした。

 どうして、
「8 6 5 3 2 1 7 10 9 4・・・・・」とか、
「3 6 9 1 8 2 7 10 4 5・・・・・」とかとかでは、いけないのか。

 幼い私としては、形が好きな「8」をいちばん前にしたかったし、
心の中で密かに、「8を1にしーよおっと!」と思ったり、
「7はなんか、冷たい感じがするなぁ。ちょっと仲間はずれにしとこうかな。」と思ったりしていました。

 そんなことを父に話すと、
「あなたが最初に数字を発見していたら、そうできたんだけどねぇ。」と、とても残念そうにしてくれて、
大昔にインドで数字を発見して、アラビア数字になって云々という話をしてくれました。

そして、
「信号が赤だったら止まるでしょ。それと一緒で、『1 2 3 4 5・・・』という順番が決まりなのよ。」
という父の話に「私が最初に発見できなかったのだから仕方ないな、」と納得したのでした。

 でも、「数字の発見」という父の言葉に、
私の頭の中では、庭を掘っていてビー玉を偶然発見するようなイメージを持ち、
「数字はどこに埋まっていたのかなぁ・・・・・」と新たな疑問が湧いたりしたのでした。

 算数的には厄介な、本当に面倒な想像力の翼を持ったお子さんだったんですねぇ。

 
コメント (4)
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