朝、起きる頃、台風の影響で
バイクで行くことを逡巡するほどの大雨と風でした。
途中仕事をしているときも、荷物を濡らす横殴りの雨。
一緒に仕事をしている人の声も聞こえません。
帰れるのか…、と不安になりましたが、
帰る頃には、雨は上がり、風も少し強いくらいです。
行き帰りに雨が降らないというのは、
バイクに乗るものにとって、嬉しいことですね。
私が支援員をしているときに、
支援の対象になる子どもたちは、体の使い方が下手な子ばかりでした。
走る姿を見ると、手足が全部ばらばらで動いていて、もがくゲジゲジのようだったり、
ボール投げをしようとすると、ボールを地面に叩き付けていたり、
スキップはできず、拭き掃除で走るなんてもってのほか。
部活に入っていても、卓球部なのにラリーができず、
スマッシュばかりしようとして、先生に注意されたり、
腹筋をしようとすると、どこに力を入れていいか分からずに床にころ~んと転がったままですが、
体全体がガッチガチ!です。
こういう子たちは、自分の体なのにまるで自分でコントロールができていません。
体を作るにはどうしたらいいかな、自分自身で使いやすくするには?と色々な本を読みました。
その中でも、読みやすく、実践しやすい取組みが書かれているのがこの3冊です。
まず、『伸ばそう!コミュニケーション力』ですが、
大阪でチットチャット•スポーツ塾をしておられる、森嶋勉さんの本です。
http://ameblo.jp/citchat/http://ameblo.jp/citchat/チットチャット・ブログ
子どものときに公園などでバドミントンをしたり、
ボール投げをした経験は、誰にでもあるのではないかと思います。
どうして、バドミントンやボール投げは楽しかったのでしょうか?
もちろん、ゲーム形式にして、
「ああ、私のほうが勝ったわ、イエーイ!」という楽しさもありますが、
一緒にやっている友だちと、
「100続けようね!」とか「一回も落とさないが!」などという、
共通の目標を作り、達成する楽しさもあったように思います。
でもこれを達成するには、お互いに取りやすいとこに打つとか、
相手との距離感をどのくらいにすれば良いかな、とか
相手が失敗しそうだったらカバーするなど、
自分が打つだけ、投げるだけでない色々な要素が入ってきます。
更に、相手が失敗したからと、キレていては話になりません。
そういう自分と相手との関係性を築いていくために、スポーツを利用し、
自己肯定感も育て、自分の体の使い方も覚えていく。
また、関わる大人はどういう態度で接していけば良いかが書かれています。
どれも、家でもできて、道具も工夫すれば100均などで揃えられます。
大掛かりでないので、家族や支援クラスでの体を動かす時間にもうってつけだと思います。
『自閉っ子の心身をラクにしよう』(以下、黄色本)と『芋づる式に治そう!』(以下、芋本)は、
小田原市で「からだ指導室 あんじん』を主催されている栗本啓司さんの本です。
http://blog.livedoor.jp/daruma_anjin/http://blog.livedoor.jp/daruma_anjin/
からだ指導室あんじんの愉しい体育て
この2冊は、日々の生活の中での体の見方や作り方が書かれています。
私は黄色本に載っている、「風船ワーク」が好きで寝るときにしていましたが、
最後に辿り着く前に、いつも寝落ちしていました。
また、芋本に載っていることは、
私が学んでいる、薬膳・養生にも通じる考え方で、
季節の移り変わりをしんどくなく、スムーズに過ごすための知恵が書かれています。
この3冊を私は辞書のように、ぱらぱらめくり、
自分の体のコンディションを整えるのに用いたり、
ふと、アロマトリートメントで体について聞かれたときの参考にしたり、
関わっている子どもさんに体を動かすことで関係性を身につけていくことに役立つと思っています。
先日の算数教室で、
子どもさんがその日の天気や季節に振り回されやすいと言われる方や
他の子どもさんとの関わり方について、如何したものか…、と
話されている方もいらっしゃいました。
この本3冊、
もしかしたら、知らないかもしれない…と思ったので紹介してみました。
読み込んで、暗記する必要はないですから、
えいっ!っと、とにかくやってみることをお勧めします。
バイクで行くことを逡巡するほどの大雨と風でした。
途中仕事をしているときも、荷物を濡らす横殴りの雨。
一緒に仕事をしている人の声も聞こえません。
帰れるのか…、と不安になりましたが、
帰る頃には、雨は上がり、風も少し強いくらいです。
行き帰りに雨が降らないというのは、
バイクに乗るものにとって、嬉しいことですね。
私が支援員をしているときに、
支援の対象になる子どもたちは、体の使い方が下手な子ばかりでした。
走る姿を見ると、手足が全部ばらばらで動いていて、もがくゲジゲジのようだったり、
ボール投げをしようとすると、ボールを地面に叩き付けていたり、
スキップはできず、拭き掃除で走るなんてもってのほか。
部活に入っていても、卓球部なのにラリーができず、
スマッシュばかりしようとして、先生に注意されたり、
腹筋をしようとすると、どこに力を入れていいか分からずに床にころ~んと転がったままですが、
体全体がガッチガチ!です。
こういう子たちは、自分の体なのにまるで自分でコントロールができていません。
体を作るにはどうしたらいいかな、自分自身で使いやすくするには?と色々な本を読みました。
その中でも、読みやすく、実践しやすい取組みが書かれているのがこの3冊です。
まず、『伸ばそう!コミュニケーション力』ですが、
大阪でチットチャット•スポーツ塾をしておられる、森嶋勉さんの本です。
http://ameblo.jp/citchat/http://ameblo.jp/citchat/チットチャット・ブログ
子どものときに公園などでバドミントンをしたり、
ボール投げをした経験は、誰にでもあるのではないかと思います。
どうして、バドミントンやボール投げは楽しかったのでしょうか?
もちろん、ゲーム形式にして、
「ああ、私のほうが勝ったわ、イエーイ!」という楽しさもありますが、
一緒にやっている友だちと、
「100続けようね!」とか「一回も落とさないが!」などという、
共通の目標を作り、達成する楽しさもあったように思います。
でもこれを達成するには、お互いに取りやすいとこに打つとか、
相手との距離感をどのくらいにすれば良いかな、とか
相手が失敗しそうだったらカバーするなど、
自分が打つだけ、投げるだけでない色々な要素が入ってきます。
更に、相手が失敗したからと、キレていては話になりません。
そういう自分と相手との関係性を築いていくために、スポーツを利用し、
自己肯定感も育て、自分の体の使い方も覚えていく。
また、関わる大人はどういう態度で接していけば良いかが書かれています。
どれも、家でもできて、道具も工夫すれば100均などで揃えられます。
大掛かりでないので、家族や支援クラスでの体を動かす時間にもうってつけだと思います。
『自閉っ子の心身をラクにしよう』(以下、黄色本)と『芋づる式に治そう!』(以下、芋本)は、
小田原市で「からだ指導室 あんじん』を主催されている栗本啓司さんの本です。
http://blog.livedoor.jp/daruma_anjin/http://blog.livedoor.jp/daruma_anjin/
からだ指導室あんじんの愉しい体育て
この2冊は、日々の生活の中での体の見方や作り方が書かれています。
私は黄色本に載っている、「風船ワーク」が好きで寝るときにしていましたが、
最後に辿り着く前に、いつも寝落ちしていました。
また、芋本に載っていることは、
私が学んでいる、薬膳・養生にも通じる考え方で、
季節の移り変わりをしんどくなく、スムーズに過ごすための知恵が書かれています。
この3冊を私は辞書のように、ぱらぱらめくり、
自分の体のコンディションを整えるのに用いたり、
ふと、アロマトリートメントで体について聞かれたときの参考にしたり、
関わっている子どもさんに体を動かすことで関係性を身につけていくことに役立つと思っています。
先日の算数教室で、
子どもさんがその日の天気や季節に振り回されやすいと言われる方や
他の子どもさんとの関わり方について、如何したものか…、と
話されている方もいらっしゃいました。
この本3冊、
もしかしたら、知らないかもしれない…と思ったので紹介してみました。
読み込んで、暗記する必要はないですから、
えいっ!っと、とにかくやってみることをお勧めします。