日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

休日モード。

2015-05-06 17:11:38 | 日記
 空気がまだ冷たいゴールデンウィーク最終日です。
ゴールデンウィークといっても、筋膜リリースのセミナーに行き、
残りは普段と同じ早朝の仕事に赴き、
ゴールデンウィークって何?という感じで終わりました。

 ゴールデンウィークを享受できている人々がほとんどと思っていた、以前の生活。
テレビを観ても、楽しくゴールデンウィークを楽しむ人々の映像。

 初めて、ゴールデンウィークを他人事に感じた今年でした。

 そうはいっても、休日モードで、
フォイヤーシュタインの自分のやり方を考えたり、
筋膜リリースの復習を…と思ったり、
漢∞蘭アロマの復習を…と思ったり、
気持ちだけが焦り、うまく手につかず終わりました。

 そんな中、セミナーの往復で読んだ本です。



 「私って、怒りっぽいの…」と自嘲的に言ってみたり、
「ああ、また怒っちゃった。」と反省したり、
「なんで、そんなことで怒るの?」と相手を見下し、自分は冷静に振舞ってみたり。
どれも私は身にも覚えのあることです。

 そういう状況を細かく丁寧に分析し、
人が怒るパターンや怒っているときに起きている心の起伏などを読み解いて、
自分の中に溜込み我慢するではなく、かといって外にぶちまけて人を不愉快にさせるでもない、
「怒り」という感情をどう向き合って、どのように外に表出させればよいかが、
色々な角度から「怒り」を検証することで、きめ細やかに書かれています。

 怒りっぽいことは、感情のコントロールができない悪いことと捉えがちですが、
そうではなくて、きちんと出せることこそが人として大切なことと、
この本を読んで、改めて思いました。

 自分が怒りっぽい人のみならず、
自分がどうして怒られるのかわからない人や誰かの怒りに触れることを極端に恐れる人、
他人の怒りが理解できない人にも一読をお勧めする本です。