日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

赤ちゃんに学ぶ。

2015-09-17 14:21:45 | 本の紹介
 いつも4時過ぎには起きているので、
早朝の仕事が休みの日でも、そのくらいの時間になると眠りが浅くなり目覚めてきます。

 それは猫も同じようで、
特に、規則正しいちぃは私が普段起きる時間になると、
「起きて!」と私の額を前足でトントンとします。

 

 それでも起きないと、爪を出してトントン。
私の額に爪が釣り針のように引っかかって、イテテテテと起きることになります。

 女子猫は、私が起きるまで寝ているんですが…。
猫も色々です。

 色々と知りたいことがあり、子どもの発達についての本を読んでいます。

『発達の扉」という本に興味深い記述がありました。

 

 子どもは、生後4ヶ月ほどで「見比べの力」というのを育むそうです。
これは、目の前に2つのものがあると、一生懸命2つのものを捉えようとするものです。
でも、単に2つのものを見る力のみならず、
「目の前のものが欲しい!」「自分のものにしたい!」という心の発達を伴った見比べだそうです。

 そして、この見比べの力は、
「自分の目で確かめて選ぶための準備運動」にもなるそうで、
「自分で選ぶ」という自分の人生の主人公になっていくためにも大切なことだそうです。

 見比べの力は、更に生後7ヶ月頃からの
「こっちが欲しい」だけど、「あっちも欲しい」という
「もうひとつへの欲張りさ」を育むそうです。

 この「ひとつのものの選択ともうひとつへの欲張り」が同時に見られるのは、
人間に固有の特徴だそうです。

 ひとつのもので満足せず、もうひとつを掴もうとする。
それでも満足せず、もうひとつ、もうひとつ、もうひとつ…と次々と新しいものに魅力を感じて、
手を伸ばしていくことで「探索」の世界が発展し、
子どもにとっての外界が広がっていく。

 要約すると、そういう書かれている箇所がありました。
そして、そのあとに次のようなことが書かれていました。

 私は障害をもっている子どもたちに、
この「見比べ」と「もうひとつへの欲張りさ」がとても見られにくいことに気がつきました。
これからの発達のためのエネルギーがやはり、十分高まっていないのです。
もう一度この「見比べ」と「もうひとつへの欲張りさ」の段階にいたるまでの発達の道筋を確かめて、
必要な土台作りをしてあげたいものです。


 この記述は、私が支援員をはじめてから、ずっと抱えていた
「この子の好奇心はどこにあるのか?」という
関わる子どもたちの「自分から知りたい!」という気持ちが強く出ない感じへの
悶々とした思いへの指針となる記述に思えました。
 
 見比べが生後4ヶ月くらいから出てくるのであれば、
それ以前の発達段階では、自分の手があることを知り、
見つめているものから音が出る、聴覚と視覚の複合を学びはじめ、
触覚と視覚のつながりも獲得されはじめる頃だそうです。

 そうであるならば、手を使ってたくさん遊び、
色々な音を聞いたり、聞き分けたり、外の音にじっと耳を傾けたり、
飽きるほどに物を見つめて、色々なものに触る…。
そういった、自分のカラダをフルに使って、たくさん遊び、
何が違うのかを感じたり、どこが一緒かを感じたり、
そういうことが、「見比べ」や「もうひとつへの欲張り」を育む土台になるのかなぁと考えることでした。

 カラダとアタマはつながっています。

 そして、カラダをしっかりつくることが認知や思考を育むことは、
様々なワークショップで学び、色々な本を読んでいく中で、
揺るがないものになっていくなぁとも思うことでした。

 
コメント
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