日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

ラーメン屋さんごっこ。

2015-09-14 20:15:26 | 発達応援
 今日は1週間ぶりの早朝の仕事でした。
みんなに、「あ!新人さん、いらっしゃーい!」とおちょくられながら仕事が始まりました。 
長野に行っていたのですが、台風は大丈夫だったかな、とか
大雨で、帰って来れるかなと心配してくれていたり、
居ない間も色々と気にかけてくださっていて、ありがたいことだなぁと思いました。

 それにしても、久しぶりの積込み作業は結構、ハードで、
家に帰ったら、ぐったりでした。

 また、体つくりからがんばらなくては!です。

 先日、フォイヤーシュタインでの途中で、子どもと「ごっこ遊び」をしました。

 子どもが「ラーメン屋さんしよう」というので、
「じゃあ、お客さんロボット作らないとね。」というと、
子どもは、どんどんお客さんロボットを積み木で作りはじめました。

 すべての積み木がロボットになったところで、子どもが、
「並んで!」というので、子どもの目の前の空間をラーメン屋さんに見立てて、
私がロボット積み木を動かして、並びます。

 今までは、並んでラーメン屋さんが繁盛しているねぇ、すごいねぇ、という設定だったのですが、
今回は、ロボットに色々なことを言わせてみました。

 「ラーメン屋さんの大将!」というと、はじめての設定にも関わらず、子どもが大きな声で
「はい!」と返事をしました。

 子どもが自分がラーメン屋の大将だと、この場の空気を読めているんだな、と確認。
そこで、色々な質問をしてみました。

 「大将、お勧めのラーメンはなんですか?」
 「チャーシューのです。」

 「大将、ラーメン以外は何がありますか?」
 「ご飯と餃子があります。」

 「大将、ご飯は白ご飯だけですか?」
 「チャーハンもあります。半分のも。」

 「大将、餃子は一皿いくつですか?」
 「一皿、3個です!」

 「大将、餃子は一皿いくらですか?」
 「30円です!」

 こういううやり取りをロボットの数だけ、20いくつしました。
子どもは、大将になりきって、ときには「えーっと…」と考えながら、
自分の知っている限りのラーメン屋さんでの光景や体験を言葉に乗せて発したのではないかなぁと思います。
それは、とてもイキイキとしたやり取りで楽しいラーメンやさんごっこだったかな、と思いました。

 このよう遊びは、自分の記憶していること、知っていることの中から場に適したものを
頭の中から取り出して、言葉にするのにとても良いのではないかなぁと思います。

 ラーメン屋さんごっこから、他の店やさんごっこへ。
お店屋さんごっこがから、やがては習った知識へと、
自由自在に自分の学習したことが適宜取り出せたら、きっと勉強も楽しくなるかなぁと思います。

 遊びには無駄はないのですね。