日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

コツコツと見守られながら。

2015-09-19 14:31:54 | 発達応援
 空がきれいなみずいろです。
秋を感じると、空が高く感じますね。
空気も澄んで感じるのは、気温のせいでしょうか。

 いつもなら9月も暑い鹿児島でこんなに早くに秋を感じるなんて嬉しい反面、
冬も早いのかな、とドキドキ。

 バイクの冬は、本当に寒いんですよ。

 コツコツ続けるということは、本当に大切なことですね。

 フォイヤーシュタインをする中で、衝動性をおさえることや集中力をつけるために、
「20秒間スケッチブックが真っ黒になるようにぐるぐる線をいっぱい書く」というワークを
最初にします。

 先々週、フォイヤーシュタインがはじめての年中さんの男の子とこのワークをしました。
そのときは、はじめてだし、なんといってもまだ4歳。

 「スケッチブックからはみ出さないでね」という指示はなかなか難しく、
力が入るとB4のスケッチブックからはみ出して、机の上に何本も鉛筆のあとをつけていました。

 昨日、2回目のフォイヤーシュタイン。
同じワークをすると、だいぶ減ってはいますがやはり、何回か机の上に線を引いてしまいました。

 でも、明らかに前回と違うのは、机の上に線を引くと、
一瞬、手が止まり視線がそちらに行き、「あ~あ、しまった!」という表情になるのです。

 そして、「もう一回。」というので再び挑戦。
失敗は減りましたが、やはり、机の上に鉛筆がいってしまいました。

 すると、
「練習ではうまくできたのに!」ととても悔しそうにいって、
練習したスケッチブックを見せてくれました。

 1日数枚ずつ練習したのでしょうか。
スケッチブックにはぐるぐる線を引いたページがたくさんありました。

 「こっちのスケッチブックでする!」と自前のスケッチブックで再度挑戦。
鉛筆も自分のものを持ってきてハマっています。

 「じゃあ、20数える間ね!ヨォーイ、スタート!!」とはじめました。
慎重な顔をしながら、スケッチブックを縦横無尽に鉛筆が走ります。
スケッチブックのキワを行くときには、慎重さが増し、少しスピードがゆっくりになります。

 残念ながら、1回机にはみ出し、2回目にはみ出したところで集中力が切れてしまい、
「あ~あ、もう!」
と鉛筆を置いてしまいました。

 「まだ、16だよ。17、18…」と数えて20までいって終わりました。

 「練習では、うまくいくんだって!」と本当に悔しそうで、
泣きそうな顔にも見えましたが、
 
 「あ~あ!って気持ちはわかるけど、机からはみ出しても、途中でやめたらダメよ。
次にするときには、はみ出してもやり通そうね。」と言って終わりました。

 自分ができるぞ!と思って取組んだのに、できない悔しさ。
そんなことを色々なことで繰り返し、経験することで、
「もっとやろう!」という気持ちや「やればできるようになる」ということも
子どもの中に育っていくかな、と思います。

 穏やかに見守ってくださっていた保護者の方の忙しい日々の中での取組みにも感謝です。

 私も色々なことがひとりでできるようになったのではなく、
こうやって見守られながらできるようになったんだろうなぁ、と思いながら電車に揺られた日でした。


コメント
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