日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

子どもの中での子ども。

2015-05-26 16:10:35 | 発達応援
 お昼にインスタントラーメンを作って食べました。
具はキャベツとネギです。

 子どもの頃に、歯医者さんに行って家に帰ったお昼ご飯が、
「出前一丁」だった記憶が、なぜか鮮明にあり、
出前一丁を食べると、歯医者さんの茶色の消毒液の匂いが蘇ります。

 今日のインスタントラーメンは、塩ラーメン。
これも子どもの頃から食べているせいでしょう、安いとついつい買い置きしてあります。

 麺をかためにゆでて、キャベツをちぎって入れてネギをこんもりにして食べます。
麺がかためなのは、子どもは食べるのが遅くて麺がのびるから、との母の配慮で、
子どもの時から、かたい麺を食べ慣れているからですが・・・。

 子どもの時の嗜好性って、継続性があるのね、とここに文を書きながら思うことです。

 日曜日に小学校の運動会を少しだけのぞきに行きました。
フォイヤーシュタインに来てくれている子どもさんの活躍ぶりを見に行ったのです。

 召集所に並んでいるところで、ばったり遭遇しましたが、
初めは「?だれ?」という感じで、声を聞いて少し思い出してくれたように見えました。
いつも私と会う場所でなかったからか、会うまでに少し時間が空いたからでしょう。
思い出してくれてからは、何で来たの?車はどこに置いたの?と質問攻めで、
自分が出るプログラムについての緊張やドキドキはあまりないようでした。

 プログラムがはじまって、その子の出る学年でのダンスです。
音楽にノリノリで元気いっぱいに弾けるように、踊っていました。
ラインをみんなと合わせるとか間をみんなと合わせるというのは、まだ本人の意識の中にないようでしたが、
リズムよく気持ち良く踊ることは誰かが教えようと思っても難しいこと。
本当に楽しそうに踊る姿と満面の笑みがでていたので、良いなぁ~と思いながら眺めていました。

 体を動かすことが好きな子どもさんなので、たくさん体を動かすことがやはり大切なんだなぁと再認識。
そして、自分の快感と発達のために充分に体を動かすことと、
自分でない、他の誰かとリズムを合わせたり、体の動きを合わせる一体感の楽しさ、
ルールの縛りがある中での「できた!」というウキウキ感をを知ったら、
また、ひとつステップをあがるのかなぁ~ということを考えることでした。

 ひとりも楽しい、だれかと合わせるのも楽しいし、ルールの中で合わせてみても楽しいよ!という
ような体を動かす遊びと今やっているフォイヤーシュタインをつなげて・・・と、
あまり、柔軟性と応用力の効かない頭で考え中です。

 やはり、家の中の教室での子どもさんだけ見ていては、
ぐるぐる回ってしまうのね、と視点の乏しくなっていたことに気がつけた、良い運動会でした。

 運動会の日程を教えてくださった保護者の方に感謝です。
来年は、ぜひ入場行進から見たいわと思いました
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庭先野球 続き。

2015-05-25 16:51:43 | 発達応援
 昨日から頭痛で七転八倒。
右の鎖骨の上がぽっこんと凝っているのですが、なかなか緩みません。

 自分のカラダもメンテナンスせねばですね。

 昨日の庭先野球には、続きというか、前章がありました。

 もう、3ヶ月くらい前でしょうか。
その庭先では父と子がキャッチボールをしていました。
毎日、キャッチボールやバッティングの練習を親子でしているのですが、狭い庭先でのこと。
私の実家の花壇や庭先にボールが飛んでくることもよくあることでした。

 その日、父と子のキャッチボールは、どちらかが取り損なって、
我が実家の物置小屋にボールが直撃し、物置小屋には大きな穴があいてしまったそうです。

 さすがに、これは、と思ったのか、
父と子で謝りにきたそうで、母は
「もう中学生だし、力も強くなっているのよ。庭との境にネットがある訳でもないし、気をつけなさいね。」と
子どもに言い、ばつが悪そうな顔の父親にも「気をつけてね。」と言ったそうです。

 父親と遊んでいて、物置小屋の壁をぶち破ったのだから、
そのことはきっと、夕飯時の話題にもなり、そのうち親しくしているそこの母親からも、
詫びの言葉でもあるだろう、と思い、今回は、まぁ、修理しておくか、と母は思ったようでした。

 ところが、別の用事でその家に行き、そこの母親と話しをしていたら、
物置小屋の壁を壊した子どもが、血相変えて飛んできて様子を見ているそうです。
初め母は「?」と思ったらしいのですが、ハタと気がついて、
「ああ、この子も父親も、物置小屋に穴をあけた件を母親に、妻に秘密にしているんだ!」と気がついたそうです。
そのためでしょう、母親が物置小屋のことについて触れることは、今まで、一度もないそうです。

 そして結局、その子は私の母が来ると、ドキドキするような態度を見せる子になってしまいました。

 その日にあったこと、多少の付合いのある隣の家の物置小屋の壁に穴をあけたことを、
父と子で、必死に秘密にする姿に、私はその家庭の歪さを感じずにはいられませんでした。

 そして、もう、今となっては言い出すには遅すぎる感じになってしまった母と、
「お母さんに言われたら、どうしよう!」と怯えて、卑屈になる子どもを作る原因を作ってしまったね、と
反省することでした。

 怒られることもあるし、褒められることもある。
でも、その怒られることを必死でお母さん、妻から隠す父と子は、
一体、何にそんなに怯えなくてはならないのか・・・。

 一見、賑やかで、大声で家族で合唱などもしている家の闇を見たような気分になりました。

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庭先野球。

2015-05-24 09:50:31 | 発達応援
 猫は案外規則正しい動物で、
土日で仕事が休みでも、きちんと早起きをしてくれる。

 起こしてくれて、ありがとう←棒読み。

 久しぶりに実家に帰ると、
実家の前の家では4,5人の年齢の違う子どもが集まって野球をしている。

 上は高3から下は小学2年生くらいであった。
時々、ボールが実家の物置にがっつんと当たる音がするし、
ボールが庭先に転がってくることもある。

 この庭先に転がってきたボールを、
子どもがこそこそとコソ泥のように庭先に入ってきて、
バレないようにと探そうとする姿が、なんだかみっともないので、
私は大きな声で、
「何か、用事ね?」と聞くと、ばーっと逃げて行く。

 しかし、ボールがなくては遊べないので、
また、こそこそ入ってくるので、
「何の用事で入ってくるの?」と促すが、
再び逃げて行きながら、ボールは見つかったようで野球が始まった。

 小さい頃から知っている子どもで、3,4歳の頃までは、
「こんにちは~」だの言って庭先に来ていたのに、
大きくなるにつれてコソコソするようになってしまった子どもたち。

 ついには、大学生になった子どもは、
近所の人に会って、物陰に隠れるようになってしまった。

 いったい、何が家庭内であったのかは知る由もがな、です。

 庭先に入ってきたボールを、
「おばちゃん、ボール取らせてね~」と言えない子たちって、
ここだけなのか、多いのかな?と思う実家での昼下がりでした。
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不思議なみつけもの。

2015-05-23 09:13:22 | 日記
 バジルといえば、お料理でもおなじみのハーブ。
アロマでも、自律神経を整えたり、強い鎮痙攣作用があったりする精油として知られています。 

 そのバジル。
奈良県の遺跡でバジルの花粉が見つかったとあり、
弥生時代に中国から持ち込まれたらしく、国内最古のバジルの存在だそうです。

 栽培された可能性は低いそうで、
中国から乾燥したバジルが持ち込まれ、薬などに使われたのではないか、
と分析した金原正明奈良教育大学教授が指摘しているそうです。

 そんな昔から使われてきたのかぁ~と感慨ひとしお。
ハーブって、薬草なのね…と改めて実感するのでした。

 昨日、母から電話があり、
「ちょっと、いいかしら…。」と話しはじめるので、何事があったかと構えて話しを聞きました。

 なんでも、郵便受けの家の者の名前を書いた文字が、
長年の日光風雨にさらされて、読めなくなり、破けていたことに気がついたそうです。

 「あら、いつの間に…」と思った母。
でも、よく考えると亡くなった父が書いてくれていた郵便受けの字ですから、
「もう、6年以上前に書かれたものだなぁ。」と思い、
新しく郵便受けの文字を書くべく、亡くなった父の部屋に手頃な紙を取りに行ったそうです。

 紙を探しながら、ふと、父の日記に目がいくと、
日記帳から何やら紙がはみ出していたそうです。

 「なんの紙かな?」と思って、その紙が挟まれたページを開くと、
なんと、父が郵便受け用にと書いた名前やら住所が書かれた紙が3枚挟まれていたそうです。

 母はこのタイミングで出てきたことに、びっくりしたのと、
父が母に、
「僕が亡くなって、何か困ったらお墓のてっぺんを3回たたいてごらん。
かずしゃんの困りごとをたすけてあげるから。」と言っていたのを思い出して、
ひとりで嬉しくもなり、ありがたくもなり、父のことを想い、涙が出たそうです。

 ほぉ、そんな不思議なこともあるもんなんだなぁ、と
母の話しを今昔物語や何かの説話を読んでいるような気持ちで聞いていました。

 郵便受け用の名前が書いた紙3枚は、母曰く、
「私が生きている間は、これで足りるわ。」とのこと。

 そんなことまで、父は思いながら書いていたのかなぁ、と思い
亡くなってもしばしば起こる、父のこういう話しに、
父と母の縁の深さや愛情の豊かさを娘としても嬉しくも思うことでした。
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おばさん。

2015-05-22 15:41:31 | 日記
 今週は、早朝の仕事のばったばたで一週間が始まり、
途中、やっぱり、早朝の仕事でばったばた。

 そうなると、精神衛生上、ざらつくし疲れます。
そして、やっとむかえた金曜日。

 早朝の仕事は、順調に終わり、
帰って、洗濯などして、少しぼ~っとしていたら、
歯医者に行く日だったことを思い出し、大慌てで歯医者さんへ。

 これで、よし、と思っていたら、
大ボケをしてしまい、残念なことに…。

 「くっそー!」とか「ああ?何だとコラぁ?」とイライラしていると
ロクなことはないよ、と教えてくれた金曜日の午後でした。

 穏やかな来週を過ごせるように、
土日しっかりゆったり休養したいと思います。

 昨日は夕飯に、旦那どんのおばさんが送ってくださった海の幸が食卓を賑わせてくれました。

 親という存在は、時々、自分たちに何かを送ってくれたり、
何でもないときに電話をしてみたりすることもある存在ですが、
おばさんって、近かったり遠かったり、距離感が微妙な感じもします。

 とはいっても、大昔、私がまだ高校生だったとき、
母の姉に当たる人、いわゆる、おばさんが何十年ぶりにやってきて、
一緒に散歩に行ったり、好きなものを買ってもらったり、
親とはしないような話しをしたような記憶があります。
遠いようで近い存在だった、さばさばした楽しいおばさんでした。
 
 昨日、送ってもらった海の幸を食べながら、
何かの拍子に「ああ、これ、送ったら喜ぶかな、おいしいって食べるかな。」と
思ってくれた、旦那どんのおばさんの顔を思い出し、
親以外に、こうやって思い出してくれる人がいるなんて幸せなことだねぇ~と、
話しをすることでした。

 子どもの頃には、親戚というものは、
とにかく面倒くさいものだというう風に思って育ったのですが、
自分が年をくったせいか、そういう存在にありがたさを感じたりします。

 なんか、田舎のばばあになっていくなぁ…。



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