愛知学院大学青木ゼミのブログ

愛知学院大学商学部青木ゼミの活動を報告するためのブログです。

入学式

2019年04月01日 | Weblog
本日愛知学院大学は日進キャンパスにおいて入学式を挙行しました。商学部では、258名の新入生を受け入れることができました。キャンパス内の千本の桜は満開で、素晴らしい環境で新入生を迎えることができてうれしく思います。

今年度私は商学部長を拝命したため、式には檀上で出席しました。講堂一杯の新入生の姿を壇上からちらりちらり見ましたが、緊張感を漂わせながら学長や理事長の式辞・祝辞に耳を傾けていました。スタートにふさわしい様子でした。その後学部ごとに学生が集まり、教員との対面式やガイダンスが行われました。

対面式では私は学部長あいさつを行いました。そこでは、例えば、電子マネーを使う、ポイントをためるといった日常的に経験する経済現象が、金融論、マーケティング論、ビジネス情報論など商学部で追究されている学問に結びついているので、漫然と生活しないで、日々の営みに疑問を持ってほしい。そして、それを授業や書物にぶつけて欲しい。それが本学の理念行学一体に合うという趣旨を話しました。この話はどこまで新入生に聞き入れてもらえたか分かりません(反応は薄かった)。日常的に経験する経済現象が学問の種であるという考えは、自分の研究教育活動の底流にあります。受け入れられなくとも、自分にとってはよい振り返りになりました。

また、そのあいさつでは、我々教職員は学生を大人扱いするので、保護者においても、お子さんたちを少し突き放して、一歩引いて見守ってほしいと述べました。手取り足取りの対応では、学生は自律した本当の大人に成長していかないので、そのようにすることが大事なのではないかという趣旨でした。高等教育は本来自律した大人のための教育であるので、これも自分にとってよい振り返りになりました。


明日は様々なオリエンテーションが行われ、4日から早くも授業が始まります。あわただしい日々の始まりです。新入生には、まずは連休まで体調に気を付けて乗り切ってほしいと思います。


追伸
今日の入学式はいつものように仏式でした。厳かな雰囲気に包まれました。新入生がだらけることなくきちんと出席してくれたことが、その雰囲気につながったと思います。半月前の卒業式では、学生が頻繁に出入りするため、緊張感がありませんでした。多くの学生が私語やスマートフォン閲覧をしていたため、厳かさを感じることのない、残念な時間になってしまいました。今日はそんなことなく、本当によかったと胸をなでおろしました。こんなことを書くとまた批判され、いろいろ正体不明の嫌がらせされるのですが・・・。
 

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