愛知学院大学青木ゼミのブログ

愛知学院大学商学部青木ゼミの活動を報告するためのブログです。

日経ビジネス

2009年04月21日 | 就職
うちのゼミでは3年生は全員雑誌日経ビジネスを定期購読しています。日経アカデミック・サポートというプログラムに申し込んで、学割を適用してもらって、定期購読しています。名古屋マーケティング・インカレは日経ビジネスの協賛を受けているので、定期購読はこれに参加する条件となっています。

学生は毎年インカレ参加のためにしぶしぶ定期購読を申し込んでいます。最も負担がないように、半年間購読を申し込むのです。3年次夏から雑誌が来て、冬には購読が終了します。そうしたところ、今年度4年生になったゼミ生の半数が定期購読延長を申し出てきました。彼らいわく、「これから就職活動本番なのに、読めないのは残念だ」「面白くて読み応えがある」「学割が利いて低価格なのでお得だ、是非延長したい」と。

実は、先月名古屋マーケティング・インカレに関する学生ヒヤリングを実施したとき、良かった事柄のなかで、うちのゼミ生が最も強調したものの一つが日経ビジネスを読んで勉強になったことでした。これをきっかけに経済ニュースに敏感になったという学生も数名いました。

うちのゼミでは、正規のゼミ授業時限とは別に、毎週1回昼休みに全員が集まって、日経ビジネスの記事の要約発表を行っています。読んだ記事の中から、各自一つ選んで内容を要約してもらい、1~2分でそれを説明してもらっています。これは就職活動準備、とくにプレゼンテーションの練習として行っています。

皆嫌々やっていたわけですが、強制的に読まされた日経ビジネスが意外に面白いことに気付いたのでした。新聞と比べると、写真が多く、文章表現がこなれていて、しかも掘り下げた内容になっているからでしょう。新聞は中卒の学力でも読むことができるように編集されているそうですが、日経新聞を見る限り、とても学生がすらすら読めるようにはなっていません。しかし、日経ビジネスは学生には読みやすいようです。

昨年度は定期購読延長の要望はありませんでした。昨年度より厳しさの増す就職活動状況に打ち克つために、今年度はきちんと勉強したいという学生の気持ちが現れているのかもしれません。これをきっかけに、ゼミ生には、色々なメディアで経済ニュースに触れて欲しいと思っています。また、マーケティングだけでなく、金融や経済政策などにも関心を持つようにして欲しいと思っています。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« スタート | トップ | 学会発表 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

就職」カテゴリの最新記事