愛知学院大学青木ゼミのブログ

愛知学院大学商学部青木ゼミの活動を報告するためのブログです。

コミュニケーション能力

2013年12月03日 | 就職
現3年生の就職活動が本格化しました。就職活動で最も重要な能力は,コミュニケーション能力であるといわれています。では,いったいこのコミュニケーション能力とはどういうものなのでしょうか?これを面接時にアピールすればいいのでしょうか?

以下の記事はこれらの疑問に対する答えを考えるヒントを提供してくれます。要は,きちんと相手の話を理解することが重要だということです。ゼミ生にも諭したいと思っています。うちの学部では,教員の説明(講義内容以外)をきちんと理解することのできる学生は少数です。

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これを言ったら絶対に落ちる!面接官がカチンとくるNGワード

「コミュニケーション力に自信がある」
「私は参謀タイプ」と言っていないか?

 私がキャリアコンサルタントとして、そして経営者として面接で転職希望者と接するとき、もっともカチンとくるのが「コミュニケーション力に自信があります!」という言葉です。私にとっての「地雷トーク」です(笑)。でも最近、これを言う人が結構多いのです。

 面接官はコミュニケーション力が厳しく問われる仕事です。その意味で世の中の一般的な水準と比べ私はコミュニケーション力が高いとは思いますが、「あの時の表情が悪かった……」「別れ際の一言が余計だった……」というように毎回、面接の後はあれこれ反省しています。それは現状に満足せず高い水準を追い求めているからで、「自分はコミュニケーション力に自信がある」とは絶対に言いません。

 それなのに、軽々しく「コミュニケーション力に自信がある!」と言われれば当然カチンとくるわけで、この話をすると面接官は皆、共感してくれます。

 そもそもコミュニケーション力の有無は面接でのやりとりを通じて面接官が判断するものであって、本人があるとかないとかコメントするものではありません。それにもかかわらず自らコミュニケーション力があると言い切るのは、非常に違和感があります。

 コミュニケーション力は「聞く力」が出発点で、話を聞いて相手を理解し、そのうえで自分を理解してもらうことが重要です。ところが面接で「コミュニケーション力が高い」と自称するのは、単なるおしゃべりや押しが強いだけの人だったりします。こういう応募者に対し、私は「それを言ってはおしまいです」と強くご注意申し上げています。

(ダイヤモンド・オンライン2013年12月2日)

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