愛知学院大学青木ゼミのブログ

愛知学院大学商学部青木ゼミの活動を報告するためのブログです。

久しぶりの中間発表会

2022年06月30日 | 名古屋マーケティング・インカレ
6月25日土曜日に、名古屋マーケティング・インカレ第1回中間発表会を愛知学院大学名城公園キャンパスにて開催しました。3年ぶりのほぼ通常通りの対面型の中間発表会でした。150名ほどが参加し、マスク姿以外はいつもと同じ発表模様でした。

いつもは発表会の後必ず懇親会を開催していました。しかし、昨今の感染症情勢下、懇親会を開くことが認められないため、やむなく、発表後、5会場で拡大ゼミを開催しました。各大学の学生が入り混じるようにグループ分けして、各研究発表の課題を議論してもらうという趣旨でした。

当初90分の時間を割り当てたところ、事前に何人かの先生から「長すぎるのではないか」「疲れていて議論などできないのではないか」という指摘があったので、60分程度で、90分までの延長も認めると弾力を持たせて議論してもらいました。しかし、教員側の懸念をよそに、結構学生たちの議論は盛り上がりました。会場によっては90分フルに使って議論を展開する学生たちが存在しました。

閉会式が終わり、片づけをしながら、うちのゼミ生たちが雑談しているのをぼんやり眺めました。そうすると、「あの発表は今後伸びると思う」「自分たちに向けられたあの質問は今一つ意味が分からない」など他大学の研究発表をめぐって会話しています。

これを聞いて、中間発表会にゼミ生を参加させてよかったとしみじみ思いました。研究発表をめぐって、日常的に会話すること。これこそうちのゼミで目指しているゼミの雰囲気です(参加しているすべてのゼミともいえる)。自発性なく、教員から指示されて仕方なく研究発表会に参加するという場合、学生たちにとって単位認定権のある教員の覚えめでたくすることが重要で、自分たちの発表が終われば、他人の発表には関心を持たずという状態になりがちです。しかし、ゼミ生たちは(一部かもしれませんが)、他大学の学生の発表に関心を持ち、他大学の学生からなされた質問を吟味して自分たちの発表の改善を図ろうとしています。一連の研究発表会自体を自分たちの重要な学生生活フィールドであると考え始めているかもしれません。

自発的に切磋琢磨して、研究発表を面白がる態度こそが、自分たちを追い込み、知的能力を鍛える原動力になります。この雰囲気が一部のゼミ生間にとどまらず、ゼミ内のすべての学生に共有されることを願っています。第2回の中間発表会は10月に開催されます。楽しみにしています。

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