岡林信康から吉田拓郎へ
時代のオピニオンリーダーが変わり……
なんて見出しが飛び交う中で
遅れてその流れを知った僕。
リアルでの体験より
全てが収まり切った
祭りのあとに
ひょっこり
現れた場違いな
観衆のような僕だった。
その時代に乗り遅れた
僕だった。
でもそれはそれで
仕方のなかったことだから……
僕は
貪るように
そう、
ホントに貪るよう
彼ら音楽シーンを彩ったアーティストを
遡るように追いかけた
時代を巻き戻すように……
そこでやっぱり
岡林信康って
なんだろう
彼の歌は……
拓郎から岡林信康へと辿り着いた
ひとしきり拓郎を聞き終えて
いざ!
岡林信康
って感じで
聴いた曲
「チューリップのアップリケ」
まず 声が思ったほど
ささくれてなく、
綺麗な優しい声
いささか拍子抜け……
時代を観衆をアジデートしたとされる
歌達も
ある意味マスコミが
そのような位置づけで扱っていたのでは
ないだろうか?
だから
そんな操られるくらいなら
消えて仕舞えと
ばかり
活動を休止した時期もあった
岡林信康さん
利用されるのは
まっぴらごめんとばかりに……
歌までも……
その自由さを失いかけていた
こんな悲しい物語の歌を歌う
そのものに
衝撃を受け
岡林信康さんの世界は
吉田拓郎さんの世界とまた
違った色合いを僕に投げかけた。
まだ悲しい歌があって
それも聴いた
「手紙」だ
被差別出身の彼女との付き合い
を引き離される
恋愛の歌
痛い現実をあからさまに歌う
岡林信康さん
沈殿物をかき混ぜて
わざわざ投げかけるその問題
あえて声を上げて
作品として
上げた。
それも自由さの中で
不自由な世の中を歌の力で変えられないのだろうか?
とする
思いなのだろうと……
いつぞや
三重県から奈良県へ山越えしていく道すがら
つづら折りの細い山道のところどころ
横断幕が貼り付けてある箇所が何ヶ所も
あった。
その時
意味やその経緯めいた
ことも
深く知らないでいた僕だった。
差別反対 人権を守ろう
何何 と書かれた横断幕
??なんのことだろう
こんな山の中でポツリポツリとある集落を抜けながら
峠越えをする道すがらだ
確かにそれは存在していた事実
だからこそ
「手紙」
にしても
「チューリップのアップリケ」にしても
その悲しさは
恋愛ででてくる悲しさとは質が違う
重く 深い
人間の業のようなもの……
ある種あの時
この歌たちは
僕は聴いちゃ
いけない歌だったんじゃないか?
と
投げかけられた
その問題に
心を重くしたそんな記憶がある。

時代のオピニオンリーダーが変わり……
なんて見出しが飛び交う中で
遅れてその流れを知った僕。
リアルでの体験より
全てが収まり切った
祭りのあとに
ひょっこり
現れた場違いな
観衆のような僕だった。
その時代に乗り遅れた
僕だった。
でもそれはそれで
仕方のなかったことだから……
僕は
貪るように
そう、
ホントに貪るよう
彼ら音楽シーンを彩ったアーティストを
遡るように追いかけた
時代を巻き戻すように……
そこでやっぱり
岡林信康って
なんだろう
彼の歌は……
拓郎から岡林信康へと辿り着いた
ひとしきり拓郎を聞き終えて
いざ!
岡林信康
って感じで
聴いた曲
「チューリップのアップリケ」
まず 声が思ったほど
ささくれてなく、
綺麗な優しい声
いささか拍子抜け……
時代を観衆をアジデートしたとされる
歌達も
ある意味マスコミが
そのような位置づけで扱っていたのでは
ないだろうか?
だから
そんな操られるくらいなら
消えて仕舞えと
ばかり
活動を休止した時期もあった
岡林信康さん
利用されるのは
まっぴらごめんとばかりに……
歌までも……
その自由さを失いかけていた
こんな悲しい物語の歌を歌う
そのものに
衝撃を受け
岡林信康さんの世界は
吉田拓郎さんの世界とまた
違った色合いを僕に投げかけた。
まだ悲しい歌があって
それも聴いた
「手紙」だ
被差別出身の彼女との付き合い
を引き離される
恋愛の歌
痛い現実をあからさまに歌う
岡林信康さん
沈殿物をかき混ぜて
わざわざ投げかけるその問題
あえて声を上げて
作品として
上げた。
それも自由さの中で
不自由な世の中を歌の力で変えられないのだろうか?
とする
思いなのだろうと……
いつぞや
三重県から奈良県へ山越えしていく道すがら
つづら折りの細い山道のところどころ
横断幕が貼り付けてある箇所が何ヶ所も
あった。
その時
意味やその経緯めいた
ことも
深く知らないでいた僕だった。
差別反対 人権を守ろう
何何 と書かれた横断幕
??なんのことだろう
こんな山の中でポツリポツリとある集落を抜けながら
峠越えをする道すがらだ
確かにそれは存在していた事実
だからこそ
「手紙」
にしても
「チューリップのアップリケ」にしても
その悲しさは
恋愛ででてくる悲しさとは質が違う
重く 深い
人間の業のようなもの……
ある種あの時
この歌たちは
僕は聴いちゃ
いけない歌だったんじゃないか?
と
投げかけられた
その問題に
心を重くしたそんな記憶がある。
