人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

羽生結弦選手の言葉

2018-02-19 23:23:10 | 80はミステリーゾーン
勝者は最高の栄誉を得ても、おご
らず「しあわせ」といった。

金メダルの羽生結弦選手を松岡修
造さんが取材、対談するテレビを
ぼんやり見ていたら、彼の言葉に
一つ一つうならずを得なかった。

メモしてるわけでないので、忘れ
ないうちに書いておこうと思った。

今回の金メダルについて、「まだ、
過程」であると。演技の終盤によ
ろめいたことに、「それが私なの
です」と話す。

スケートを極めたかのように見ら
れているが、まだ中途であるとい
う。

ふと、比叡山の千日回峰を成し遂
げた大阿闍梨を思い浮かべた。

千日回峰という途方もない修行は
己の名誉とか成果を求めて行うも
のでは決してない。

行きつくところは、人々の幸せを
願っての行なのだ。

羽生選手を同列に置こうとは思わ
ないが、彼のやり遂げたことは自
分だけなく「皆さんも幸せと思っ
て頂ければ」といっている。、

彼は求道者に違いないし、人間の
出来具合にも感心した。