こころの染織

ひと針ひと針心を繕います。
第8章・・月あかりの散歩道・・・私とルナと一緒に月に想いを馳せて散歩しませんか~♪

仙台へ……

2011-03-19 23:54:59 | 東日本大震災
アメリカン・ブルーです。

毎日、温かいメッセージありがとう。
ここに書き込んで頂くことで、孤独感、悲壮感から解放されて、みんなの輪の中に一緒に居るように思えます。
昨日も今朝も、お風呂に入りました。
身体の奥の奥まで癒されるようで、パパさんなど、「うわぁ~~~~」と大きな声で叫んでいました。
どれだけ、我慢して、耐えて、私達の為に一週間、愚痴ひとつこぼさず………

今日は、ようやく、休みをもらい、気になっていたその後の家の様子見と不足の物を取りに、仙台に行ってきました。
四号線を北上し、名取から入ってイオン経由、閖上方向から家に向かいました。

閖上の入り口には規制線が張られ、その周辺ですら、津波の爪痕がまざまざと見受けられ、私達が知っている景色はありませんでした。
そこで、手を合わせて、鎮魂の祈りを捧げて来ました。

閖上の私のお客様も、中には自転車で来られるほどの近距離で、
皆さんの消息も未だつかめておりません。
月曜日に約束していた、例の奥様内緒の紳士に取り敢えずの電話を入れてみたら、
こちらにも電話をくださっていたらしいのですが、震災の日から一度も家に帰っていない……と言ってました。
私の事情も理解いただき、いつまでもお預かりしていますので……と再会を約束しました。

仙台市は福島市より、お店の再開が遅れているのか、友人のMちゃんが、大好きなパンが食べたいけど、手に入らない…と言うので、何としてもお土産にパンを持って帰りたくて、
朝からパパさんと三軒、パンを求めて走りました。
私もようやく、誰かの為に走れて、長いレジにも並びました。
でも、何故かとっても生きている!そんな実感で、お肉も買って、真っすぐに届けに行きました。

そんなMちゃんからは、貴重な灯油を分けてもらい、そして、久しぶりのパンが美味しくて、涙がこぼれそうだったと〓が♪
嬉しかった!

お向かいのお宅にも一緒に二度ほど避難して、その間、毎日お湯を分けてもらっていたので、パンを届けました。
間もなく、お返しにと高級チーズがやってきました。まさに、わらしべ長者のようなこのやりとり……
ここに住んで23年目、仲良く暮らしてきて本当に良かった!

都市ガスは復旧の見通しは皆無らしく、1ヶ月とかいうレベルではなさそう……
今月いっぱいて、あとは私が何処で踏ん切りをつけるか……と想いながら、
Mちゃんに見送られながら福島市に戻りました。
ルナはもうぐっすりです。

パソコンを一瞬立ち上げてみましたが、投稿できず、道すがら撮影した、美しい吾妻連峰と延々と広がる青空の画像は、私の目にのみ、保存されています。
コメント (14)
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