こころの染織

ひと針ひと針心を繕います。
第8章・・月あかりの散歩道・・・私とルナと一緒に月に想いを馳せて散歩しませんか~♪

復興ボランティア・海岸防災林植樹に参加して・・・

2017-06-03 22:52:00 | 東日本大震災

アメリカン・ブルーです。 


東日本大震災から6年・・・
現地にありながらなかなかその復興への賛助が出来ないままの日々が続いていました。
今日、ようやく、その一歩を踏み出せたような気持ちです。






家から車で30分ほどのところにある仙台市荒浜地区・・・
津波の被害を大きく受けて、
今も居住が出来なくなったままです。
2012年から始められている「イオン・東北復興ふるさとの森づくり」の一環として、 
仙台市荒浜地区海岸防災林の植樹が行われることになり、
夫と2人で参加をしてきました。








荒浜と言えば、「海水浴場」
夏はいつも息子を連れて海水浴へ行っていた場所・・・
また、そこのすぐ近くには、ルナが遊んだドッグラン。
いずれにしても、楽しい思い出の場所でした。

この海岸線を見たのは震災の年以降初めてです。

防波堤が出来、避難の丘が出来、
ハマナスの花もそっと咲いていました。










かつて、海岸線に沿って多くの黒松が植えられていましたが、
そのほとんどが、あの日、一瞬にして消えて・・・・
微かに残るその姿が、今は事の重大さをより物語っています。

植樹の復興プロジェクトはここ荒浜のみならず、
近隣各地で行われています。






午前9時半受付で、シャトルバスで植樹会場へ移動。
津波で失われた被災地の「みどり」を取り戻す活動・・・
今後10年に渡り、30万本の植樹を目指しているそうです。

本日約200名の参加で、黒松4000本を植樹の予定です。







持参するものは軍手、長靴・運動靴、タオル・・・
受付で天然水1本と缶バッチを頂き、移植ベラを借ります。
植樹の仕方を教えてもらって、一人当たりおよそ20本ほどを植える段取りとなっています。
私達が受け持っていたスペースは人数は多いものの子供たちの数も多かったので、
私は38本の黒松を植えることになりました。







そうそう、缶バッチですが、
今回頂いたものはマスコットキャラクター「モーリス」の柄のものですが、
そこで出会ったおじさま方の帽子に付けられている数に驚いて、
ちょっと失礼して撮らせていただきました。
何ヶ所もの植樹に参加されているようです。
有難いことですね。







今日、ここで植えた黒松・・・・
私達が生きている間にどれほどの大きさになって行くのでしょうか?
またいつか、この場所へ来て、
今日の日を思い出しながら、
「みどり」の広がりが永遠に繋がって行きますよう・・・
そう願いたいと思います。














この子供たちの未来のために・・・・



コメント (6)
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