こころの染織

ひと針ひと針心を繕います。
第8章・・月あかりの散歩道・・・私とルナと一緒に月に想いを馳せて散歩しませんか~♪

凧を揚げる人

2019-05-17 18:17:34 | 第5章・明日へ向かって!!


アメリカン・ブルーです。



昨日、夫は大学病院へ1ヶ月健診。
13時の予約でしたが、
血液検査・レントゲン・ICDの技師検査…etc
それらがあるので、8時過ぎには家を出て向かいました。


診察前に昼食の時間も見越して、
余裕の時間をもっていつも出掛けます。
すると、11時過ぎに、
「終わったので薬局に寄って帰ります。」
そんな連絡がラインに届きました。


検査が順調だったのか・・・
13時の予約が11時になった・・・と言う事でした。







午後の時間がオマケのように付いてきて、
お天気も上々~♪


GWの凧揚げが気に入ったのか、
「凧揚げに行きたい!!」
このところ、そう言っていました。


昴に買ったアンパンマン凧の他に、
もうひとつ、競技凧を買っていたのですが、
さすがに凧も大きく、木々や電線、公園の人にも迷惑になりそうで、
目の前の公園では出来そうにありませんでした。









そこで、思いついたのが、藤塚の避難の丘。

そう言えば、ここで、若者が凧を揚げているのを一度見ました。













対岸にはどんどん復興する閖上が見えます。

















私は、野の花を撮ったり、鳥を追いかけたり、
ルナと周辺を散歩したり・・・・









普通は、病院へ行ってきた人は、
こんな陽ざしの強い中凧は揚げない・・・


そう思うのですが、
この凧を揚げる人にはその概念はなく、
青い空に舞い上がる凧へ想いを馳せて、
何度も何度も失敗を繰り返しながら・・・ようやくコツを掴む・・・


私はそんな2時間ほどの時間を、
努めてゆったりと気ままにレンズの中で過ごします。
ルナも、お腹がすけば草を食べ(笑)、
長くしてもらったリードの範囲で草原を駆ける犬になって~♪









想えば・・・
私もルナも、自分達では決して広がらない世界を夫に貰う・・・
凧を揚げる人の風を操る姿がどこか心地よく感じる5月の風景。






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翁草その後・・・

2019-05-15 20:50:37 | みちのく湖畔公園

アメリカン・ブルーです。


4月20日に「群生…翁草」と言う表題で翁草の話をしました。
今日はその転身した姿をお知らせします。
















5月下旬には綿毛の翁草が見られると聞いて、
その頃にまた足を運んでみたいと思っていましたが、
「少し早い?」
そう思いつつ、みちのく公園へ出かけたので、
北区にある自然共生園にも足を延ばしてみました。


前回との変化は、翁草だけにあらず、
遠くの山の雪もだいぶ減って、
何よりも緑色の広がりに驚かされます。


桜草の小路も期待していましたが、
群生感が無く、少し残念でした。
待ち受けていたのはキジ。
声がするなぁ~と思ってはいましたが、
そこここから飛び立ち・・・飛ぶんだぁ~(笑)
駆けるキジにはよく会いますが、
空を飛ぶキジはさすがにこの広がりでしか会えませんね。
















いま、綿毛の一歩手前のふさふさの白髪頭のような姿が、
翁草を一番表現しているように思えます。
それでも、陽の光に輝く一本一本がつややかで、
決して、私の髪に見える白いものとは別物でした(笑)


風に揺れて、流れるようなその横顔は、
遠い日を想ってふんわり笑う・・・
これから描きたい物語の始まりのよう。。。












そして、綿毛。。。








5月11日に友人二人と一緒に島川美術館を訪れました。
写実会の巨匠と言われる「森本草介」展と、
島川コレクションを見てきました。
絵画の鑑賞は久しぶりでした。
しかも、写実絵画をここまで印象的に見たのは初めてだったかもしれません。
女性の髪の毛一本一本を描いたようであり、
布の質感まで伝わるようで、
花芯に至っては、
森本草介氏は目の中にマクロレンズを持っている?
そう思ってしまうほど緻密で繊細でした。


誘ってくれたのは大学時代の友人で、
実は40年ぶりの再会でした。
この美術館へ足を運びたいので仙台へ行く・・・
その時、もし会えたら・・・
福島県の郡山市から来るとのことで、
名取市のもう一人の友人と3人で会う約束を3月にしていました。
待ち合わせは三越前に12時。
同じ研究室で、この前のクラス会には来られなかったので、
私一人だったことが寂しく、
名取の友人が連絡先を知っていたので繋いでもらいました。


本町に美術館があるとのことで、
三越から裏通りを歩いて、
その近くにある「かに政宗」でランチ。
40年ぶり・・・・(笑)
でも、違和感なし。
それぞれが持ち続けていた記憶は少しずつ違っている面白さや、
懐かしい友人のあだ名だったり、
住んでいた下宿や寮の話も楽しくて、
ランチも2時間滞在でもあっという間。


美術館は5階建てで、各階のコレクションを見て、
そこを出たのがもう4時半を回り、
昼間の暑さとは打って変わって風がもう冷たくなっていました。
3人でゆっくり仙台駅まで歩いて別れました。
二人はまだ現役でお仕事中だそうで、
仕事を辞めた後にどう時間を過ごしたらいいかが不安だとのこと。
また会って楽しい時間が過ごせますように・・・








綿毛が美しくなるように、
私達も時を駆けて、
還暦を越えてもそこに見いだせるものを共有しつつ、
あの頃・・・
それとはもうひとつ違った感覚で、
こんな集い方もこれからより一層必要な時間になってゆくかもしれない・・・

遠くから会いに来てくれてありがとう~♪
繋いでくれてありがとう~☆


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お留守番の日・・・ルナの独り言

2019-05-14 18:04:54 | 第5章・明日へ向かって!!

ルナです。



今日はルナはお留守番。。。

ひとりで暇だったから、
この前行ったみちのく湖畔公園のことを思い出してみた。
ここからの写真は、その時のもの。







ママさんは3ヶ月に1回のペースで歯科検診へ行ってるけど、
今日はその予約日。


今朝、起きた時からな~んとなくダルそうにしていた・・・
もしかしたら、キャンセル?
そう思って見守っていたけど、
深いため息をついて、
「ルナ、行ってきま~す
そう言って出かけて行った。


最近のママさん、予定は絶対覆さない。
そこを乗り切らないと、
全てが前に進まない・・・そう思っているみたい。







そうだよねぇ~
ルナも、この日は暑かったけど、
せっかく連れて来てもらったからいっぱい歩いて、
でも・・・・暑いよ~~~







いま、公園は彩が一番きれいかも~♪
チューリップは終わるところで開きすぎだったけど、
それがまた集団になると良い演技をしているよね。
とってもいい笑顔に見える!!







さすがに暑そうなルナを見て、
ちょっとだけ、水に足を浸してくれたパパさん。
優しいんだよね~♪







ふぅ~  落ち着いた。







パパさんは最近「ポケモン」とかいうゲームにハマってる。
ずっと前に始めたんだけど放っていたのが、
最近また復活。
お仕事が楽になったことと、
ルナのお家の前の公園がポケモンがいっぱい出る場所で、
良くわかんないけど、お家の中でも捕まえられるらしい。
「ポケモン」のゲームって大人の人がやってるらしく、
ある時間になると、
公園に大人の人がいっぱいになるときがあるよ(笑)


でも・・・
ルナはそれにお付き合いするのはちょっと苦手。
だって、ルナのペースにならないから。。。
最近、パパさんにも誘われなくなった・・・

まっ いいかぁ~









ちょうど、その日の朝・・・


ママさんのお友達が旅行のお土産を届けに来てくれた。
GWはしっかりお仕事をして、
終わった次の日から出発したらしい


島ショウガ、島トウガラシ、グァバ、ピーチパイン・・・
凄く色々入っていたよ。
ピーチパインは中の芯まで食べられるって、
うん、ママさん、切って食べてみたけど、
とっても甘くて芯まで美味しかったって言ってた~
島ってどこの島?
西表島を含む3島を回って来たらしいけど、
特に、西表島が良かったって、そこのお土産だよ。
いつもありがとう~♪


イリオモテヤマネコに会えた?
それは、よほど運が良ければ会えるとかで、
島の人でもなかなか難しいとか・・・・
詳しい話はまた今度のランチで聞くんだって~(笑)


・・・と言うことで、
ルナはまたお留守番の日がやってきそう。。。





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偲ぶ母の日

2019-05-12 15:01:27 | みちのく湖畔公園

アメリカン・ブルーです。



写真は5月10日に夫とルナと、
みちのく湖畔公園へ行った日に撮ったものです。
















前回咲き始めたばかりだった菜の花は、
存在感をその広がりに現し、
いつもよりも背高く、
量感に春の元気をもらうようでした。
周辺の木々も緑濃く、
より一層、菜の花の黄色を豊かに見せていました。







6月の花嫁さんの前撮りでしょうか~

時々、こういう光景に遭遇しますが、
「お幸せに~
そう願いながら、1枚を頂きます。











公園内のお祭り広場周辺では、
シャクナゲが咲き誇っていました。
シャクナゲを見ると、その花が好きだった夫の母を想います。
家の庭にたくさんのシャクナゲを鉢植えにして増やしていました。
その数は、本当に何鉢あったか・・・30個はあったような気がします。
私が嫁いだころは、
「これは大事な物だからたとえ嫁であってもあげられない・・・」
そう言っていました(笑)
「いつか、自分が亡くなってその葬儀の日に来てくれた人に、
一鉢ずつ手渡してやってほしい・・・」


母は、それを本当に願っていたかは、
その後、私は確認しませんでした・・・出来ませんでした。


実際、母が亡くなったのは大雪が降る1月の末で、
葬儀は葬祭場で行いましたし、
シャクナゲが置いてあったはずの家には、雪深くて入って行けませんでした。
シャクナゲを見ると、叶えてやれなかった母の想いと、
誰の物でもなく、今でも母だけのシャクナゲで良かったね・・・
そんな気もします。











こちらの写真は、私の母が好きだったニリンソウ。
ボタニカルガーデンで木々の間に見つけて撮って置きました。
私の母は、
こんなさりげない花や茶花が好きでした。


「母の日」が近づくと最近、寂しさが募ります。
母の日のイベントに感謝の気持ちを贈る人がいない・・・その事にです。
二人の母を見送って、
「母の日」が私の中で少し悲しみの日となりました。











とは言え・・・


世の中にはその悲しみを和らげてくれる存在が必ず現れるものですね。








今日、宅配便で息子夫婦からが届きました。
私の好きなハーバリウム&キッチンクロス。
そして、ともちゃんからのお手紙と昴のミニアルバム。
私を気遣ってくれる娘が居たのだった・・・・
そんな想いで、前言取り消しで、
私には別な意味で「母の日」を感謝しました。
ともちゃんからのお手紙の最後に、
いつも ありがとうございます♡

私はその可愛い文字の一行だけで充分・・・嬉しいのです。

ともちゃん&息子へ   気遣いありがとう~



それから、化粧品ですが、夫から(笑)
夫は、記念日や誕生日、命日など、日付が絡むものが覚えられません。
なので、私の誕生日だったり結婚記念日に贈り物はありません。
(でも、私とともちゃんの誕生日が一緒になって、
昴の誕生日が私達の結婚記念日ですからねぇ~
さすがに覚えざるを得なくなってきたことでしょう(笑)  )
実は、夫は母の日とクリスマスには必ず贈り物を用意しています。
クリスマスに化粧品のクリームをもらったのですが、
それがなかなかの代物で、
そのオマケに付いていた小さなボトルたちを旅行用に取って置いて、
先日息子たちの家に遊びに行くときに持参して使ってみました。
すると、これがとっても良くて~
アンチエイジングケアなんですよね~(笑)
「すごく良い!!」
そう言っていたところ、今度は母の日ギフトに、
化粧水と乳液を贈ってくれました。
「私にはもう勿体ないから・・・」
そう言うと、
「女性がそう言うものを諦めたらお終いでしょ~」


あ・・・・・・


そうでした。。。
少し反省しました。
「母の日」を半分「妻の日」に置き換えて、
心のシミのひとつも消そうかと思います(笑)




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7年間ありがとう~♪

2019-05-09 17:38:25 | 第5章・明日へ向かって!!

アメリカン・ブルーです。



今日は仙台は夏日予想だったので、
暑くなる前にと、10時ごろルナと散歩に出かけました。
この季節になると、家の中よりも外の方が暖かく、
既に、羽織って出かけた1枚が余計だったと感じるような気温でした。








ルナは足が短いせいか、寒さよりも暑さが苦手で、
途中から動かなくなってしまうことが多くなります。
「まだまだ、こんな暑さは序の口
頑張って歩こうよ~」
1時間ほどを費やして公園の小さな草花とも遊びました。







向かい側の道路へ渡って、
周辺を一周してまた公園へ戻る・・・・

その先に、保育園児の集団を見ました。
園児10人ほどに先生4人が付き添って。
昨日の痛ましい事故を思い出します。
おそらく、
今日は何処の保育園でも、
更に細心の注意を払っての外出だったでしょう。
信号待ちも奥の方で待ち、
渡ってからも、
なるべく歩道の一番奥側を、
先生たちが守るようにゆっくりと歩いていました。


昨日も小学校の低学年が、
横断歩道の渡り方の勉強会だったようで、
交差点をコの字渡って説明を受けながらの様子を、
私は車の運転席から見ました。


お互い、注意し、勉強し、ルールを守っていても、
最悪の条件は何処からか降ってくるのですね。。。


最近、歩いていても運転していても、交差点が少し怖く感じます。
慣れた道でも車でも、
まずは、安全運転!! 







さて、車と言えば・・・


実は、令和になってすぐでした。
色々考えた末、夫の愛車を手放しました。
東根にも秋田にももちろん持って行きましたし、
ストレスなく仙台を日帰り往復出来たのもその車があったからです。


本当に良い車で、気に入って7年乗りました。
来月、車検でした。


先月の検査入院から、色々考えることも多くなって、
生活も「これで良いのだろうか?」
今後に対応して「何かできることはないのだろうか?」
夫と二人で65歳からを展望して、本も読みました。
その中での夫の決断でした。
車好きの夫が愛車を手放すのは本当に切なかったと思います。


ふり返ってみると、
マンションに引っ越してから、建物内のが1台分しか借りられず、
夫の車は、近隣の駐車場を借りてそこに置いていました。
この辺りは、なかなか近くにはなく、歩いて5~6分ほどかかります。
通勤は地下鉄のみでOKなので、
休みの日に動かすだけになっていました。
昨年12月からの体調不良もあって外出が減って、
この半年余りで5~6回も乗ったでしょうか・・・
コンパクトでパワーのある私の車でどこでも出かけるようになってしまいました。


これから2年後・・・
定年になって、車を2台維持することも経済的にどうでしょう?
月、一回動かすために、維持してゆく様々な費用を考えて、
残念ながらの気持ちもありましたが、
決断したときに動いたほうが良い!
夫が決めて、私もそれに頷きました。


息子たちが来て、5人で車に乗れなくなりましたが、
空港までは電車で行ってみました。
なんと20分で空港内まで着くことが出来ましたし、
家族の外食も、歩いて行ける場所にもお店が沢山あるし、
まずは、夫も心置きなく飲める~(笑)
意外に行動範囲も広くなるかもしれないね~と二人で話しました。


実は、マンションにシェアカーがあって、
使いたいときにキーボックスにアクセスすると借りることが出来るのです。
ほとんど、その車が動いたのを見たことが無いので、
それも視野に入れて、
大きな車が必要な時は、レンタカー、タクシーで対応することにしました。







別れの日・・・
「8811」   記念写真を撮りました。

7年間、楽しませてくれて本当にありがとう~♪


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