アメリカン・ブルーです。
今朝、千葉県で震度5強の地震があったとか・・・
心配になって船橋に電話。。。
「大丈夫でした~
アラームが鳴って起こされましたが、
思ったほどではなかったので~ 今日は、昴と遠足です」
ともちゃんの元気な声に安心しました。
まずは大事なくて良かったです。
千葉県在住のブロ友さん達も早朝からお疲れさまでした。
私も今日は、GWの片づけ、
最後の大物洗濯を終えて・・・
ホッとしたところです。
花の群生地巡りが好きで、
毎年、お気に入りの場所を、その季節ごとに歩いています。
県内の群生地はほぼ見て回りました。
どこかに新鮮なものが見たいと・・・
昨年から検索しつつ、探していたところに、
クマガイソウの群生地を見つけました。
5月まで・・・待ち続けていました。
その場所は、福島県松川町にありました。
仙台方面からは、
東北自動車道「福島松川スマートインターチェンジ」から約10分、
福島市立水原小学校付近から、案内板があります。
日本最大級の自然群生地・水原地区「クマガイソウの里」
普段は非公開の山林ですが、
毎年、クマガイソウが咲く5月1日〜21日まで一般公開
橋の手前に受付があって、
協力金300円を支払い山道を500mほど登るとの事。
橋の袂に、竹の杖がたくさん用意されていて、
「持って行った方が良い、
帰り道が楽になるし、持って行かないと後悔するよ~」
そう教えられて、夫と1本ずつお借りしました。
案内板を経て山道に入りました。
私は、片手に杖を持つと写真が撮りにくいので、
行きは夫に私の分も持ってもらうことにしました。
夫は、吉田類氏のNHK「日本百低山」が好きでよく観ています。
雰囲気が似ていると言われることもあって、
「類さんが山へ登るときに、
両手にストックを持っている姿に憧れているから、
全然いいよ~♪」
そんな気分で、さっさと先を行き始めました。
森は段々深くなります。
観賞用の山野草としても人気の高いクマガイソウは、
乱獲や盗掘が原因でその数が激減・・・
現在は環境省と福島県の絶滅危惧種に指定されているそうです。
チゴユリ
道すがら、可愛い野草たちにたくさん出会いました。
この場所に入れるのは5月のこの時季だけなので、
見られるものが限られています。
けれど、朝ドラ「らんまん」の影響で、
本当に静かに咲く山野草が可愛すぎて、
クマガイソウを見に来たはずが、
なかなか群生地に辿り着きません(笑)
遂に、クマガイソウの群生する場所に着きました~♪
杉の植林地内に、
総株数 約37000株
開花株数 約11000株
クマガイソウはラン科の多年草
紅紫色の網目模様がある袋のような唇弁を持つ、
ユニークな花の形が特徴
画像ばかりを見ていたので、
実物を初めて見ました~
なので・・・どのお方が美人さんなのか良く解りませんでした
クマガイソウの里まつりは
5月1日から3週間ほどと記憶していましたが、
今年の桜があまりにも早いスピード
その後の花たちも時期を間違えたかと思うような早さで開花。
GW中に終わってしまいそうな心配もありましたが、
夫の風邪も心配でしたし、
私自身もやや疲れ気味。。。
今年はどうしようかなぁ~
半分諦めようかと思っていました。
そんな時に、たまたま検索して見ると、
5月8日更新で、「見頃を迎えました~」
そんな記事を発見
とても早い開花なので、
お早めにお越しくださいとの記載。
現地で説明をされていた方のお話を聞けば、
「こんなに早く咲いた年は無い・・・」
夫の体調を聞いて、
なんとかこの景色を見ることが出来ました。
いつも私の希望をかなえてもらって申し訳ないと謝ると、
「いやいや、とても良い気晴らしになった~」
そう言ってくれたので救われました。
ユキザサ
クマガイソウを見終えて、
満足してしまった私は帰ろうとしました。
すると、夫が、
上の方から降りてきた私よりもお姉さま方数人にお声がけ。
「どうでしたか?
行って見る価値がある状態ですか?」
「素晴らしかったよ~
あの色に元気をいっぱい貰って来たよ!!
行って見た方が良いよ~」
あ・・・そうでした。
ここから更に山を登った先にもうひとつの群生があったのでした。
先を行きながら、
所どころで休憩しながら、
カメラを持ったおじさまに再び声をかける夫
「良かったよ~ もうすぐそこだよ~(笑)」
水の音に気持ち洗われ・・・
では、この道の続きはまた明日ご一緒に~(*´▽`*)