久々にYMOのコンサートのCDを聞き、細野晴臣氏で検索するとこちらの本が。
好き嫌いはあると思いますが、レコード会社の知人は「ベースラインが凄いんだよね」と。
細野晴臣 録音術 ぼくらはこうして音をつくってきた | |
DU BOOKS |
発売日: 2015/12/12
内容紹介
これがポップス録音史だ。
70年代のソロデビューから最新作まで。
40年におよぶ細野晴臣の全キャリアを、その音楽活動を長きにわたり見つめてきた
鈴木惣一朗が歴代のエンジニアと細野晴臣本人とともに辿る。
制作に寄り添ってきたエンジニアだからこそ語れる、
細野晴臣の「音づくり」とは?
現存する『はらいそ』『フィルハーモニー』『S・F・X』『オムニ・サイト・シーイング』『メディスン・コンピレーション』のトラックシートも収録!
歌謡曲からフォーク、ロック創世記の音づくり、
コンソールの変遷、アナログからデジタルへ。
テクノ、ニューウェイヴ、アンビエント、トランス…。
激動のレコ―デング発展史と、あらゆるジャンルの音楽を咀嚼してきた細野晴臣。
「自分と同業者のために音楽をつくっている」と公言してきた、その録音作品の歩みを、
「未来の音楽」のために、エンジニアと細野晴臣本人にインタヴュー。
メジャーな音楽シーンが、ライヴ、配信主導になりつつあり、70年代からすれば夢のようなセルフレコーディングが実現可能になった昨今、
細野晴臣という日本を(YMOでは世界を)代表する音楽家の残してきた録音芸術(アルバム)が、
どのような時代背景、発想のもとに生まれたのか?
<おもな内容>
吉野金次・・・・『ホソノ・ハウス』
田中信一・・・・『トロピカル・ダンディー』『泰安洋行』
吉沢典夫・・・・『はらいそ』
寺田康彦・・・・『SFX』『メディスン・コンピレーション』
飯尾芳史・・・・『フィルハーモニー』『オムニ・サイト・シーイング』
原口宏・・・・ 『フライング・ソーサー 1947』『ホソノヴァ』『ヘヴンリー・ミュージック』
原真人・・・・ 『ヘヴンリー・ミュージック』
著者について
鈴木惣一朗(すずき・そういちろう)
1959年、浜松生まれ。音楽家。83年にインストゥルメンタル主体のポップグループ“ワールドスタンダード"を結成。
細野晴臣プロデュースでノン・スタンダード・レーベルよりデビュー。
「ディスカヴァー・アメリカ3部作」は、デヴィッド・バーンやヴァン・ダイク・パークスからも絶賛される。
近年では、南壽あさ子、ハナレグミ、ビューティフル・ハミングバード、中納良恵、湯川潮音、羊毛とおはな等、
多くのアーティストをプロデュース。2013年、直枝政広(カーネーション)とSoggy Cheeriosを結成。
執筆活動や書籍も多数。95年刊行の『モンド・ミュージック』は、ラウンジ・ブームの火付け役となった。
細野晴臣との共著に『とまっていた時計がまたうごきはじめた』(平凡社)などがある。