18日(月)は東京など首都圏で、また21日(水)は名古屋で大雪となるなど、週が明けてから、冬将軍が各地で猛威を振るっています。
そんな中、23日(土)頃になると再び南岸低気圧が通過し、首都圏で雪になる可能性が高まってきました。
現段階では南岸低気圧の勢力や進路の予測のブレ幅が大きいため、どの程度の雪が、どのくらいの範囲で降るのか、不透明な所があります。
今後の情報に注目です。
さらにやってくる最強寒波
週末の南岸低気圧だけでは終わりません。
南岸低気圧の通過後は、19日(火)以上の非常に強い寒気が流れ込んできます。
24日(日)から25日(月)にかけては、特に西日本で寒気が強く、福岡市の上空1500m付近で-15℃以下、沖縄本島上空で-6℃以下という、近年稀に見るような強さです。
例年雪の降ることの無い沖縄で、今から40年ほど前に、雪が観測された日が一度だけありましたが、この週末に流れ込む寒気は、その時と同レベルの強さとなる見込みです。
日本海側はもちろん、太平洋側の高知や鹿児島でも積もるくらいの雪となり、さらにもしかすると、南の島の種子島でも雪になる可能性があります。
24日(日)の最高気温は福岡で0℃、広島で1℃と場所によっては数十年に一度レベルの寒さも予想されています。週末は雪や寒さへの万全の備えが必要になりそうです。
▼24日(日)の予想最高気温(平年差)
札幌 -2℃(-1)
仙台 4℃(-1)
新潟 3℃(-2)
東京 7℃(-2)
名古屋 5℃(-4)
大阪 3℃(-6)
広島 1℃(-8)
福岡 0℃(-9)
那覇 11℃(-8)